平凡?な一年の始まりです! 1
どうも、はじめまして!カトユーです。
友達との会話で生まれた、現実から異世界へと舞台の変わる小説です。
間違いとかたくさんあるかもしれませんが、指摘してもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします!
「はぁ~」
いかにも、眠たい様子で校舎に入っていく。
自分は、華彩 悠育、今日から高二だ。背は全国平均ぴったりで顔はイケメンの分類に入るほうだ。だが、彼女はいないし、クラスの人気者でもない···
「おはよう!」
そんな自分にいきなり大声であいさつしてきたのは、自分の数少ない友達…と思う存在の阿賀 蒼馬だ。
「おはよ···」
自分いつも通り適当に返事をする。
···別にこいつがめんどくさい訳じゃないよ、多分。
「なんだ、また徹夜したのか?相変わらずだな、悠さんは。どうせゲームやってたんだろう?新しい彼女できたのか?」
この質問だけで、自分がどんな人かわかっだろう?ちなみに、
昨日はゲームをやっていない。
「うっせー、昨日はゲームしてねえよ。」
すると、蒼馬は大声で
「マジか!?ついに、オタク卒業したのか!」
···やめて、マジで。みんなこっちみてますよ、蒼馬さん。こっちみんなシッシッ。
自分がみんなを見ると、すぐに目をそらしてくれた。何か悲しいな。
「声が大きい。」
自分の一声でようやく、蒼馬が気づいてくれた。
「あ~、悪かった、ついビックリしてね。それより、昨日何したらそんなに目の下に隈ができるんだ?」
「ラノベ読んでたんだよ。」
「へぇ、ちなみに何冊読んだんだ?」
「10冊だ。」
「はあ?本当か?」
黙って頷く。参考までに自分の部屋にはラノベが200冊ほどある。
まあ、シリーズを読み直しただけだ。
「どんだけ集中してたんだよ…」
呆れたように、蒼馬は苦笑いする。
「···そうそう、春休みの課題は終わってるか?」
「もちろん、終わらせてあるけど」
「そうか、助かった。頼む!写させてください!」
大体、予想はついてた。自分が損することはないが少しイタズラしてみるか。
「無理」
「ありがとう!···え?なんで、貸してくれねぇんだよ!」
いやいや、課題は終わらせておけよ。っていうか、見せてくれる前提だったのかよ。
「嘘だよ。それくらい、見せてやるよ。」
「ありがとう!でも、悠さんが言うと、嘘とは思えねーよ。」
そんな風にどうでもいい会話をしながら、昇降口のクラス発表を見に行く。個人的には、蒼馬と同じクラスになりたいな。逆に❬アイツ❭とは絶対同じクラスになりたくない。そんなことを考えながらクラス発表を見に行くと···
「ん?なんだ、あれ?」
蒼馬が何か見つけた様だ。
「おもしろそうなことありそうだな!行こうぜ、悠さん。」
自分も気になるし、行ってみるか。
どうでしたか?
不安なので、細かなことでも一々指摘してください!
次回は今日中に出します。