十二、
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『戻らんのか。その、劉備とやらの元に』
どこか遠くで、声がした。
がくり、と頭が落ちる衝撃で、徐庶ははっと目を覚ました。
身体が、馬上から落下する寸前まで傾いでいることに気が付き、慌てて姿勢を直す。
春は盛りを過ぎ、うららかと言うにはいささか強すぎる日差しが、周囲に降り注いでいる。まばゆい陽光が容赦なく寝惚け眼に差し込み、徐庶はしょぼしょぼと目を瞬かせた。
通り過ぎる水辺からは菖蒲の、苦み走る爽やかな香りが立ち上り、きれいに打ち起こされた田畑に群がる蛙は、行軍の気配に一瞬静まるものの、すぐにけたたましい鳴き声で鳴き交わし始める。
既に桃李どちらの花も姿を消した山の端には、代わりに空木や四照花の、控え目な白色が散見された。忽然と鼻腔を満たす甘いにおいに振り返れば、他の樹木に絡まり垂れ下がる、見事な藤の花が目に飛び込む。その周囲を忙しなげに飛び回る熊蜂の、ぶうんぶうんという眠気を誘う長閑な音が、微かに響いていた。
朱夏の帳は、既に大きく開かれていた。
辺りは、溢れんばかりの生命の気配に満ちている。短い草の芽だけに春の訪れを見出していた彼の地とは、全く違う。そのひしめくような濃密さに、いささか酩酊したような心地になり、徐庶は再び瞬きをし、軽く首を振った。
「お疲れだな、軍師殿」
目敏く一部始終を見ていたらしい、横で馬を進める人物が、笑いながら話し掛けてくる。徐庶は決まり悪げな微笑みを浮かべ、軽く咳払いした。
誤魔化すように振り仰いだ碧空には、広大な生地を縫うように、燕が行き交っている。
帰ってきた。許に、帰ってきたのだ。
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遥か西方の地で巻き起こった争乱から、早四月が経とうとしていた。
あの時、失うはずだった命は、不思議に今も、永らえている。
何故斬らん、と聞いた徐庶に、老将は団栗眼をすがめ、更に開けた顎を突き出す妙な顔付きでただ一言、
「お主は馬鹿か」
とのたまった。
「ここでお主を斬って捨てるのは容易いが、本当に斬ったら負けた腹いせにそうしたとしか見えんだろうが。ああ、ああ、どうせこれも計算の内、などと抜かすんだ、そうだろう。最後の最後まで舌先三寸で丸め込むこすっからい奴め。さっさと帰れ。……まあ、だが」
妙な面構えのままにやりと不気味に笑い、韓遂は愉快そうな口調で付け加えた。
「あの賭けは、久々に芯から楽しめた。もしまたまみえたなら、更に趣向を凝らし、今度こそ命を賭した勝負で白黒着けようではないか。なあ、曹操の軍師」
「恐悦至極に存ずる。ではこれにて」
もう二度と会うものかこの偏狂爺、という捨て台詞を怖気と共に飲み込み、徐庶はそそくさとその場を後にした。
やはり梟雄と呼ばれるような人物に、安易に近付くべきではなかった。徐庶は以降も、度々この教訓を思い返しては、自らを戒めることとした。
何はともあれ今は、一刻も早く自陣に戻り、西涼軍撤退の顛末を報せねばならない。だが梁信の待つ馬場へ急ぐ徐庶の足は、再び止められた。
「狙っていただろう」
天幕の影から、唐突に声を掛けてくる者があった。
虚を突かれ、うろうろと左右を見渡す徐庶へ、その人物は素っ気なく、投壺の耳だ、と言い添えた。
「ええ。二射目は目測をあやまり、外してしまいましたが」
「それでも、試す価値はあった。鮮やかな技だった。どこで習得した」
「投壺は手すさび程度ですが、弱冠の折、撃剣(投剣を主とした剣技)を専らとしておりました」
「懐中の小刀がそれか」
「ご存知でしたか。万が一の自刃用にと、しのばせておいたのですが」
ふん、と鼻を鳴らし、錦と称される馬超は、虎のように強靭な腕を組み直した。
「私からも一つ、伺ってよろしいですか」
「何だ」
「何故馬騰殿は、西涼の進軍を阻み、私を……曹軍を救うようなことをなさったのでしょう」
問いを受けた猛将は、しばしの間眉根を寄せて沈黙した。返答を拒んでいるのではなく、言詞を選ぶのに時を要するのだと、短いやり取りからうかがえた。
朴訥ながら真摯なその表情を見つめながら、徐庶もまた、黙してたたずんだ。
「元より父上は、韓遂殿の策に乗り気ではなかった」
そう時を置かず、極めて直截に、馬超は答えた。
「あの調子で強引に迫られ、軍を興した。が、貴殿の来陣を幸い、此度の進軍、翻意させる存慮だったのだろう」
貴殿を援けたのではない、とにべもなく告げ、勇将は一旦口をつぐんだ。
だがそのかんばせに、再び熟考の影が兆すのを見て取り、徐庶はもうしばらく、言葉の続きを待つことにした。寡黙なこの御仁に珍しく、言い足りぬことがある様子だった。
「だが俺もまた、曹操が気に食わん。その点で、韓遂殿と志を同じくする者だ。今は陣を払うが、必ずまた、機をみて中原に攻め寄せる」
その時は今度こそ容赦せぬ、と告げ、くるりと馬超は背を向けた。
「もし、貴方がいつか」
その広い背に向け、徐庶は咄嗟に声を張り上げた。
「その高き志潰え、四面敵が囲み、それでも尚、曹操に下るのに甘んじられぬならば、劉備殿の元に参じられたらいい」
劉備、と小さく口中で繰り返し、馬超は首だけで振り向いた。その所作を待たず、更に徐庶は語りかける。
「天下の人材を求めて已まない曹操は、けれど所詮己の則のみに依って人の才を推し量る。ではそこから漏れた者、そもそもその則に従うを肯んぜぬ者は、使うに足る人材に非ず、なのでしょうか。
貴方は確かに、希代の、そして破格の英雄です。だがその勇武と激甚の志は、中原の尺度では到底計りきれない。
良馬は地を駆けてこそ、飛鷹は天を翔けてこそ、その真価を発揮します。自らの埒外にある俊傑を否定する曹操では、貴方を軛下に置くこと、決して叶わないでしょう。
劉備殿は、劉備殿なら、人の才の寡多、良悪、況んや存否すら問われません。徳を広げ、器を広げ、ただそこに在る。来る者は必ず受け入れ、去る者を決して謗ることがない。
おこがましい言い様ですが、私は貴方こそ、劉備殿に会わせたい。貴方があの方をご覧じて、何を見出すのかを知りたくて堪らぬ、そう強く思います」
「好きだったのだな」
やにわに投げられた言葉に意表を突かれ、徐庶は唖然と、眼前の男を見つめた。
こちらをうかがう、鷹のように真っ直ぐな眼差しには、嘲笑や揶揄の色はいささかも見当たらない。
「劉備という男を、だ」
ぼそりと、馬超が付け加える。徐庶の口許が微かに歪み、だがすぐに穏やかな笑みをかたちづくった。
「――はい。
あの方は、私のような得体の知れぬ浪士を取り立て、全くの新参にも関わらず、仲間としてくださいました。流離浮薄の身に、それがどんなに嬉しかったことか」
「戻らんのか。その、劉備とやらの元に」
好きなのだろう、と、心底不思議そうに、馬超が尋ねた。
「是」
躊躇なくきっぱりと、徐庶は答えた。馬超はしばらく、妙なものを見るような目つきで黒衣の男を凝視していたが、やがてふいと袍をひるがえし、歩み去って行った。
捕虜の事、感謝するとついでのように言い残したその精悍な後ろ姿に、徐庶は深々と揖礼した。
林立する天幕の向こうで、こちらに気付いた馬岱が、殊更に恭しく返礼するのが見えた。
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「しかし本当に此度のお前の行状、殿へ言上せんでいいのか」
「はい。先だって申し合わせた通り、この件は両軍が互いを賊と見誤った故の、不測の変事であったということに。臧将軍等の手柄をもなかったことにしてしまうのは、非常に心苦しいのですが」
「心苦しいと思うなら、すっぱりと真実を告げようや。……まあ、軍功甚だしいお前が言うなら、言われたとおりにはするがな」
「申し合わせと言えば、梁信のことも手配くださり、感謝いたします」
「おう、あの活きのいい奴な。あいつにしても、勿体ない事だ。あんなに置いて行くなと言い張っておったのに。信の置ける部下は今節、得難いものだぞ」
「はは、騒いでおりましたな。ですがあれは、俺が信を置くからこそ、金城に残したんです」
「西涼の動向を探らせるのか。たった一度交渉しただけの相手に、義理堅いことだな。……その前に、そんな小器用なことが出来る奴には見えんかったが」
「あいつは若い。何事も、やってみせて悪いことはないでしょう。なに、数年経てば呼び戻す手はずにもなっています。まあ、あいつが望めばの話ですが。それに元来、西方への関心も高いようでしたので」
「関心……ああ、西胡の歌妓に鼻の下を伸ばしておったやつか。確かにあれは良い奶(女性の胸部)だった」
重々しい顔でうん、と頷き、だがすぐに臧覇は元の仏頂面に戻った。
「それにしてもああ惜しい、惜しいなあ。殿のことだ、この戦果をご覧じれば一軍の将ぐらいは固いぞ。ひらけた登竜の門を自ら、みすみす閉じてしまうとは」
ぐちぐちとぼやきながら、壮年の将は口を尖らせ馬上憮然と、腕を組んだ。
「……お前が、俺の麾下に来てくれたらなあ。俺だけではない、孫観も尹礼もお前を高く評し、軍に留まることを願っているぞ。なかなかおらんのだ、武官が、何の屈託も無く信を託せる文官はな」
無理強いはしない、と言った癖に、臧覇は尚も不平をこぼし続ける。徐庶は苦笑しつつも、口を差し挟まずそれを聞いていた。
「己の才を生かしたいと、ずっと願っておったのだろ。真に、真にそれでいいのか。これを逃せばもう二度と、中央への道を歩めんかも知れんのだぞ。買いかぶりついでに言うが、お前は僻地の小役人で終わる柄じゃないだろう。今なら俺達の口添えで、青、徐どちらかの州の相か、太守の位を得て」
「いやいや、本当にどうか、勘弁ください。そこまで仰有っていただき、はなはだ有難く思うのですが、やはりそれは過褒というものだと思います」
容赦ない称嘆と勧奨を浴びせられ、流石に徐庶は肩を縮め、鼻先で必死に手を振った。ふん、と鼻を鳴らし前方に目を逸らした臧覇に、徐庶は参りましたな、と軽く嘆息した。
「――此度の件で、痛感しました。俺は、戦には向きません。そのように無造作に託される諸々は、俺には重すぎるんです」
切々たる述懐に似合わぬ、妙にきっぱりとした朗らかな口調に、じろり、と臧覇が眼だけで徐庶を睨んできた。
「はん、これまで幾度もその重圧を払拭し、奇跡を呼んできた軍師が何を言っとるやら。
跳ねのければいいのだ、そんな重みなど。それだけの才覚が、お前にはあるだろ。現に、お前を求め、欲している者がここに居るのだ。ここまで請われて、応じようとは思わんのか」
「俺は、言うなれば悪人です、臧覇殿」
莞爾として、徐庶は言い放った。何を言っているのかといぶかしむ臧覇に、黒衣の男は笑みを底意地の悪いものに変じつつ、澄ました顔で言葉を繋ぐ。
「何かを手厚く保ち守るより、手荒に破り壊す方が好きなんです、本当は。それが、人命やら戦の勝敗やら、大きなものになれば猶更に。このまま軍師を続け、万一奇跡を起こし続けられても、いつか必ず、投げ出したくなります。本当に投げ出してしまうことが、俺は怖い」
才智を幾ら磨いても、結局俺は無頼の浪士のままですね、と徐庶は笑いながら言った。
その闊達な、しかし確固とした弁舌を聞いていた臧覇が、ふっと真剣な表情になる。
「戻るか。劉備のところに」
呟くような真摯な声音に、ひと時徐庶は笑みを消し、息を詰めた。だがそれもほんの一瞬のことで、伸び放題の髭が、先ほどと同様の陰険で愉快そうな笑いの形になった。
「戻りませんよ。さっきも言いましたけど、俺は悪人ですから。無い智恵を絞って味方を援けるより、悪智恵を働かせて敵の腐敗したところをちくちくねちねち探っては切り刻む、という方が性に合うかなと考えまして。
落ち着いたら、程昱殿にお願いするつもりです。どこか、小さい郡か県の尉(軍事・警察を司る役職)か、督郵(各地の視察官)に、空きがあったら行かせて頂きたいと。そこで、曹操殿が求め雇い入れた他の役人の粗を探して、楽しく暮らそうと思っています。それくらいの我がままは、聞いてもらえますよね」
味方と思い定める者を直接に助けるのではなく、敵する者の内部を枝葉から粛正し、円滑な国の成立と運営を間接に促す。沙漠の砂を一粒ずつ拾い、数えてゆくような、取るに足らぬ、ごく瑣末な営為だ。きっと道の途上で、これが本当に、あの遼遠の志――三国の鼎立を以て、地を安んじる――に通じるのかと、煩悶し懊悩することもあるだろう。
だが、徐庶は悟り、そして決めたのだ。行く先が如何に長大で果てしなくとも、在る場所より始めようと。
鈍重に地を歩み進む駑馬、中空にようやっと羽ばたく寒鴉は、天翔ける龍や鳳には決して及ばない。だが、駑馬や寒鴉が鴻鵠の志をいだいて、何が悪かろうか。高き天に至りたいという願いを、誰が咎められるだろうか。
その晴れ晴れとした顔を見るうち、臧覇もいつものにやりとした、人を食った微笑みを浮かべた。もはや、彼の者の心は揺るがないことを悟ったのだった。
「お前に、会わせたい奴がいる」
目線を前に戻した壮年の将が、何でもないことのように、ぽつりと言った。馬蹄の立てる、ぽくぽくという長閑な音が、沈黙の間に流れた。
「武周という男でな。下邳の県令をしておるのだが、えらい奴だ。一度訪ねて、話を聞いてみるといい」
「好きなのですね」
団子を喉に詰まらせたかのように、目を丸くした男を見て、徐庶は声を上げて笑った。
「その方を、ですよ」
かつて程昱が許都の街中に、亡き母の為にと用意した小さな邸が、そのまま徐庶とその家族の住まいとなった。久々にくぐる門の周囲は、きれいに掃き清められている。こんなところだっただろうか、と思うのは、半年以上留守にしていたせいかもしれない。
何とはなしに躊躇しつつ、邸の主たる者は無言で庭先に立った。庭には小さな畑があり、豆の類が蔓を伸ばし、大きな莢をいくつもぶら下げている。収穫した方の豆は莢を剥かれ、敷いた筵の上で干されていた。
家屋の奥からは、からりからりと機を織る音が、微かに響いていた。
ぼうっとその風景を眺めつつ立ち尽くす徐庶の耳に、機の音が止み、代わりにぱたぱたと慌てた様な軽妙な音が断続的に伝わった。
音のした方向を見ると、繊手で項の毛を撫でて整えつつ、思い詰めたような顔で、こちらに近付く者がある。
小柄な人物に屈託なく声を掛けようとした徐庶はおや、と思わず目を見張った。
「……長のお出向き、さぞ難儀されたと存じます。お帰りをお待ちしておりました」
やや固い口調で出迎えた人物の、未だ初々しい印象の残る揚げ髷をしげしげと眺め、徐庶は突如として胸に請じた違和感の正体をつらつらと探った。
「お疲れのことでしょう。先ずは旅塵を払われて」
半年前と比べてその人は、少し痩せたように見えた……いや。
「あの、元直様。何か」
「ああ。背が伸びたのか。道理で、見違えた訳だ」
はたと手を打ち、徐庶は忽然と声を上げた。今度はその人物が、呆気に取られ黙り込む番だった。
娘はしばし、かたちどっていた拱礼も忘れ、黒衣の旅装を纏った男に目を奪われていた。だが、にこにこと娘を見守る男の視線にはっと正気に返り、慌てて目を伏せ、再び袖口を合わせる。
困惑する娘を微笑ましく観察しながら、徐庶は過ぎ去った光陰のもたらしたものに、胸を突かれる思いがした。新年を西涼で迎え、知らぬ内に互いに一つずつ、齢を重ねたのだった。而立を過ぎた自分はともかく、この娘は志学に手が届いたばかり。まだまだこれから、見違えるほど成長していく年代だ。背丈も、心も。
青々と空に伸びゆく竹のようなこの娘を、他でもない己が守り、育んでやらねばならない。大きなものを守ることを拒んだのは、小さなものをより手篤く守りたいが為でもある。
静かに膨らむ強い意志を感じながら、徐庶は改めて、娘に語りかけた。
「戻ったよ、朋さん」
「……お帰り、なさいませ」
うん、と一つ頷いた徐庶の前で、娘の細い項がかあっと赤く染まった。
次の言葉を掛け損ねた徐庶の前で、娘はお召し替えを用意しますので、と言い置きながら、房室の方へと駆け去っていった。
墨を磨ると、背筋の伸びるような、鋭い香りが立った。筆に墨を含ませ、細心の注意を払い、竹簡の上へと移す。
娘が書簡の用意をしているうちに、徐庶は身体を清め、髪と髭を整え、更衣してさっぱりとなった。爽やかな居心地のまま久方ぶりの自房に向かい、手際良く準備された机上の四宝(筆・硯・墨・紙、この場合は竹簡)の前に座す。
一呼吸置いた後、丁寧に筆を滑らせた。
そのすぐ後方に控えた娘は、しかし如何にも興味しんしんな様子で、凝と筆の運びを見つめている。文字そのものだけでなく、文字が書かれているその様子も、好きなのだと言う。
面白い娘だな、と徐庶は思っていた。書を見られるのは嫌ではない、むしろ僅かなりとも学ぶ者の手解きとなればと、好ましくさえ思っている。だから、書く時はわざわざ呼び寄せることもあった。
庶、以為の書き出しが、思ったより良く書けたせいか、その後の言葉も淀みなく湧き出でてくる。
書に没頭する男の背の向こうで、相変わらず娘はちんまりと座しながらも、真剣そのものの面持ちで、剣胼胝のある無骨な手の動きを、見守っていた。可憐だが常々無愛想とも評される黒目がちの瞳が、今は川面にさざめく陽光のように、きらきらと輝いていた。
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誤字脱字、勉強が足りんなど、ご指摘いただけたら幸いです。
ほんのおまけ程度の次話が、最終回となります。




