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【詩集】Shangri-La

君を忘れない

作者: 野鶴善明

 

  流されて遠い空

  君と歩いたあの坂道

  太陽がまぶしすぎるから

  うれしそうに眼をほそめたね


  はしゃいで履いたハイヒール

  歩き疲れて ふてくされて

  わけもなく貴方のせいよと

  僕の背中を叩いたっけ


   君がいたから 元気になれた

   君がいたから 勇気を持てた

   一緒に過ごした時間は 巻き戻せないけど

   君を忘れない



  流されて遠い空

  君と入ったフレンチカフェ

  ふかふかのソファーに沈んで

  肩を寄せ合ったね


  イヤフォンを分け合って

  一緒に聴いたラブソング

  壊れやすい心を ずっと

  大切にしてあげたいと


   君がいたから 虹を追いかけた

   君がいたから あたたかかった

   一緒に過ごした時間は 巻き戻せないけど

   君を忘れない



  倖せにしてるの?

  倖せにしてもらってるの?

  かけがえのないものは なぜ

  失くしてから気づく


   君がいたから やさしくなれた

   君がいたから せつなくなった

   一緒に過ごした時間は 僕たちだけの宝箱

   君を忘れない

   いつまでも いつまでも



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― 新着の感想 ―
[良い点] いまはもういないの?
2019/10/22 00:00 退会済み
管理
[一言] 心がほっこりしました。 丁寧な言葉選びで、読んでいて優しい気持ちになれました。
2011/06/09 21:33 退会済み
管理
[一言] 流されて遠い空。このフレーズが印象的です。 一緒に過ごした時間は、巻き戻せないけど、君を忘れない 涙腺に雨を降らせる、懐かしくて切なくて美しく詩でした。
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