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友人と終末

掲載日:2026/05/24

どうせフェイクだろ

学校の休み時間。


仲のいい友達。

いつものばか騒ぎ。

騒ぐ男子を、女子が追いかけている。


「なあなあ、最後の日ってさあ。家族で過ごしましょう、とか、今日は休みです!とかならんのかね」


前の席のやつが、振り向いて言う。


「さあなあ。そもそもこれが最後の日、なんて、そう簡単に分からんだろ」


窓の外を見ながら答える。


「だよな。まさかだよな」


外は、いつも通りだ。


――ただひとつ違うのは、


でかい彗星が、地球に向かっていることくらい。


そんな話は、数日前からあった。


最初は学者が騒いだ。

次に政府が騒いで、

メディアが騒いだ。


それでも、みんなは笑っていた。


どうせフェイクだろ、って。


「まさか本当に墜ちてくるとは、だよなあ」


誰かが言う。


誰も、否定しない。

読んでくれてありがとうございます。

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