2章 死に急ぐ五芒星 おさらい&人物紹介
3章突入につき前回までのおさらいです。
人物紹介
・リゲル
主人公。風を使う魔法が得意。スクールの見学の際、ミストによる魔法で肋骨を折っており、メイによりヒーリングを受ける。やるしかないなら仕方ない、という気持ちで魔導士免許を取ろうと思っているが、思ったより命懸けらしく、また命を落としたらどうなるのかとビビっている。
・珠春
リゲルにより救われた御印の少年(身体は少女)。リゲルを兄と慕っている。御印であることが発覚すると不都合があるかもしれないということで手袋をして隠していた。リゲルが教員相手にブチ切れたとき、自分が救われたときのことを思い出して複雑な気持ちになった。また生き書物の講義で魔法の香りについて講師が触れたとき、心に秘めていた魔導士への侮蔑が彼の顔にのみ噴出してしまった。
・ミスト
魔導軍志望の学生のひとり。リゲルは生前の親友である勇矢に雰囲気が似ているなと思って懐かしい気持ちになっている。水を操る魔法が得意。サウンとはよく喧嘩をしがち。
・サウン
魔導軍志望の学生のひとり。絶妙に空気が読めない発言をよくかましてミスト他にキレられること多数。大柄で温厚そうに見えるが案外ムキになって喧嘩する。
・メイ
魔導軍志望の学生のひとり。ヒーラー志望の17歳。紅一点である。白衣長官ことレグルスの大ファンであり、ラジオは欠かさず聞き、新聞もスクラップしてコレクションがたくさんあるというガチっぷり。レグルスに握手してもらって思考回路がショートして泣いた。
ヒーリングとは関係のない癒やし要素もあり、ほわほわしているが真面目で、放っておけないところがある。
・アルラ
魔導軍志望の学生のひとり。冷静沈着ボーイだが、内に秘めたる劣等感は無限大。家族となにかあって魔導軍送りにされたらしいことがなんとなく周りに察せられている。おとうさんのようだと珠春は思っており、様々なことをメモして教えてくれたり、はしたない言動を窘めたりしている。
・ピルク
魔導軍志望の学生のひとり。料理が好きで料理だけしていたかったのに諸事情あって魔導軍学生送りにされたらしい。ささやかな反抗として授業にはロクに出ず、学生部屋で料理ばかりしている。料理スキルは一流。ギウス先生に言わせれば、『ピルクは退屈なのだよ』とのこと。いまいち意味をはかりきれていないリゲルである。
・ギウス先生
魔導士のひとり。正確にはベテルギウスという名を授けられている。レグルスの弟子で、いまはスクールで魔導学基礎の講師をしている。リゲルの面倒をよく見てくれて、言語の勉強にも付き合ってくれた。
用語解説
『有翼の五芒星』
スクールにおける学科区別のためのケープにつけるバッヂからきている呼称。魔導士コースの学生は五芒星。軍人コースの学生は白銀の翼。魔導軍コースはその二つを足した有翼の五芒星。
有翼の五芒星のメンバーは少なく、好奇の目に晒されている。
2章おさらい
無事スクールに入ることになったリゲルと珠春。見学に訪れた日に魔導軍コースの学生に肋骨を折られ、ヒーリングされるという運命的な出会いを果たした。
魔導軍コースの学生は5人しかおらず、リゲルと珠春を含めても7人。ただでさえ人数が少ないのにそこに転入してきたのは“あちら側”とそれを兄と慕う正体不明の少年。当然好奇の目に晒されている。教官たちの対応もおかしく、魔法が使えるのだからと休憩なしで武術演練をさせられ、暴言まで浴びせられるのに我慢ならず啓が暴走。教官を締め上げて落とした。
啓はまたも自責の念に駆られるが、前回民間人をふっ飛ばしたときからは進化しており、魔法を一人に照準を絞れって発動できるようになっていた。複雑な気持ちになる。
魔導軍の免許を取るには、おとなしの森という場所での試験をクリアしなければならないらしい。その際、また命を落とすのかもしれないという恐怖がリゲルを襲う。いったいどういう試験になるものか――心配である。
これでおさらいは完璧です、
3章へレッツゴー!




