プロローグ 転生、魔法。
ひよりは、どうして転生してしまったのかすべてわかります。ぜひ読んでみてください。
「ふーんふふっふっふーん」
私、ひよりは、鼻歌を歌いながら道を歩いていた。ここを曲がれば家に着く!実をいうと、本屋で本を買ったばかりなので、早く本を読みたかったのだ。
「ん?あれ何だろう?」
この道を真っすぐ行くと、何かのゲートみたいなものがある。
「おもしろそう!」
興味本位で入ってみた。
「えっ!」
急にぐらっとゆれた。まさに本でよく見る空間がゆがんだような感じだ。思わず目を閉じてしまった。目を開けると、
「ここどこ?」
とつい言ってしまった。
「まさか!」
まさかのまさかだけど、転生漫画でよく見る神様に会う時の場所!?
「いやまさか~!。」と言いたいところだけど、本当にそうかも!そうなら転生!?私、ひよりは魔法が大好きで、異世界で生活してみたいなーなんて思っていた。
「わあっ!」
目の前に、神様らしきおじいさんが立っていた。おそるおそる
「神様ですか?」
と聞いてみた。すると、
「ふぉっふぉっふぉっ!そうじゃそうじゃ。わしが神様じゃ。でも、わしは、おまえさんが想像している神様ではないぞ。わしは、魔女の神じゃ。」
「魔女の神?」
「つまり、あのゲートを通った者は、みな魔女に選ばれた者じゃ。」
「へぇー」
と返しておいた。
おまえさんは、いつもゲートを通ってくる少女より何倍も魔力がある。光属性にしても良いくらいじゃのう。」
「本当ですか!?」
ひよりが転生した理由は分かりましたか。この後のひよりの運命は!?って少し古いでしょうか(笑)