プロローグ『秀才とヲタク』
基本的に推理小説ぽくないですが許してください。
知識とは、人の頭に貯めておく記憶の集合体だと僕は、考える。何故ならば 知識=記憶なら人より本を読み、ノートを書く量を増やして、高めるべきである。僕としては、クラスの人にもっともっと知ってもらいたい だから……僕は、学年一の秀才になる努力を小学校二年から開始した。その結果今まで一度もクラスの人に勉強だと負けたことがない。負ける事を願わない。そう 僕は、負けたくない 負けず嫌いなだけだ。今や僕は、高等部。あの努力から七年もの月日が経過したが……あの日の誓いから一度も負けたことがない。学年では、つねに一番。運動も負けたくないから鍛えたからこれでも一位である。絶対に負けたくない 負けない為には、どんな努力でもする。あの年から一年を通しての目標は、七年連続〝努力〟である。中学受験も、高校受験も負ける訳にはいかないと決死の努力をして負けなかった。首席合格は、当たり前。先生への気配りも忘れずに絶対にいた。だが……あいつが現れたせいで……僕の日常がおかしくなる。とある日 僕のクラスに転入生がやってきた。名前は、薬研 彌鸖。ただの転入生と思った僕は、ほっとく事を選んだ。だが自己紹介時 全て無視せざる負えない事態が発生する。
『私は、薬研彌鸖といいますぅ 好きなのは、アニメ、マンガ、小説、コスプレですぅ よろしくですぅ』
……っえ? ヲタクじゃん。そう一言思った。次の発言を聞くまでは、ヲタクだと思っていた。
『私は、去年 全世界アニメクイズで一位になりましたァ あとは、クイズ大会 数学検定1級合格など色々ですぅ。学力テストではぁ、〝佐倉 みつる〟に負けました。』
そうか……何処かで見た名前だと思ったがアイツだったのか?去年わずか一点差の順位二位は……。こんなヲタクにわずか一点差で、同点だったのか? 僕は、アイツに百点以上の点を付けてやりたいと心からそう思うようになった。まずアイツの素性を調べるとしよう……べ、別にストーカーじゃない。まず最寄り駅から隣町まで行って……っていつの間にか見失ったんだが?一体何処に……。
『みつる君だっけぇ 面白い子だなぁ ふふふ』