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G or F  作者: EEU
2/7

突然の雨

私がここ、今春中学校に転校することになったのは、12月に入る直前だった。正直、前の学校は嫌いだったし、ちょうど良かった。やっとこの学校と離れられる。そう思っていた。

「なあ、青葉は部活なにやんの?」

翔がいった。

「前の学校でもソフトボールやってたし、ソフトかな。翔は?」

「俺は帰宅部だからなぁ、なんもやりたくないし。あ、そうだ。ソフトやるんなら部長に体験入部頼んどいてやるよ。」

「マジ?ありがとう翔‼️」

「いいよいいよ。幼なじみだろ。」

「おーい翔!購買行くぞ〜!」

「おーう!んじゃ、友達待ってるから。俺いなくても泣くんじゃねーぞw」


...翔って本当変わったなー...。


放課後、体験入部が終わった。1人帰宅の途につく。

それにしても、翔変わったなー。でも、知り合いがいて良かったー。



ポツ、ポツ...


「あれ?降ってきた?」


ポツポツポツポツ...ザーッ


「うわっ、降ってきたよ。ってか傘持ってないし!」

えーっと、雨宿り雨宿り...あそこでいいや!


「ふぅ。」


なんとか軒下見つけたけど、当分帰れそうにないな。


「あのー、もしよかったら入りますか?」

「...へっ?」


えっ?この状況で?男の子の傘に?


「ほら、風邪ひくといけないし」


なんて親切な!なんて爽やかな!でも、どっかで見たことあるような...。


「あっ!もしかして、ソウ?」

「ソウって、俺のことソウって呼ぶ奴は3人しか...、

えっ。もしかして、あおちゃん?」


これがソウこと、渡辺爽也との再会だった。


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