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怪談合宿 前編

少しホラー気味かもしれません。注意です。

夏休み。僕はバイト先で仕事をしていた。

「唯一君、また、かき氷お願いね。」と店長さんが言った。

「はーい。」

暑いのでかき氷や冷たい料理が売れてます。

まぁ、こんな事をしなくても冷える出来事が起こったのですか。

それは、ある日の学園を舞台に行われた怪談宿泊会での出来事。参加者は夜天唯一と星野唯、月影七海、白井九十九しらいつくも桔梗言葉ききょうことはの五人に先生が一人だ。ちなみに、白井九十九は通称、博士と呼ばれている。彼は科学部の部長もしていたりする。でも、こういうオカルトには興味があるみたい。彼の特徴はいつも白衣姿、ぼさぼさ髪、いつも眠そう。桔梗はオカルト好きでこの計画も彼女の提案したものだ。

その日の夜、僕達は教室に集まり怪談話を始めることにした。

「それじゃあはじめるわよ。」と桔梗がいった。明かりを消し蝋燭に明かりを灯し明かりを囲んだ。

「それじゃ、俺からいくぞ。みんな、七不思議ぐらい聞いたことがあるだろ?」

「あの、七つ全部知ると呪われるとか、楽園へいけるとかいうあの七不思議のこと?」と桔梗が言う。

「そう。まぁ、実際七不思議といいながら七つ以上あるのが現状だな。その中のひとつを紹介しよう。そうだな。定番名ところで理科室の話を。うちの学園の理科室には夜になると実験室に仄かな明かりが灯るらしい。もちろん、最初は警備員の懐中電灯だと思われた。だが、違ったんだ。警備委員の人の話では理科室の前を通ったときに不気味に高笑いする女の人の声が聞こえたらしい。勿論、警備員なのだから確かめなければならない。勇気を振り絞った警備員は理科室の扉を開けた。」

一同が息を呑む。

「扉を開けたその先には誰も居なかった。明かりも人もない。そして警備員が帰ろうと振り返ったその時、銀色に煌く刃が警備員を襲った。翌日、理科室で気を失った警備員が見つかった。しかし、警備員の語った理科室の女も煌く刃も出てこなかった。でも、今でも女の高笑いは聞こえてくるらしい。」

そういって博士は新たな蝋燭に明かりを灯した。

「まぁ、こんな感じかな。」

「一部脚色が入ってるけど、夜中、理科室に忍び込んで実験してたのって白井君じゃなかったかしら?」

ガラガラと扉が開いて入ってきたのは懐中電灯を持った先生だった。

「あ、ばれた?いや~研究意欲が沸くと抑えられない性分で。でも、家じゃ実験できないからさ。こっそり忍び込んだんだけど・・・。」

「で、入ってきた警備員を麻酔薬で眠らせたわけだ。」

「そういうこと。」

「不法侵入じゃん!」と七海が言う。

「ははは。」

「笑ってごまかすな!」と僕がいった。

「そんなことより次。」

「うお、スルーされた。」

「じゃあ、次はボクが話そうかな。」と七海が言った。

「博士が学校の話をしたからボクも学校でいこう。ねぇ、なんでうちの学校の調理室、包丁がないか知ってる?」

「危ないからじゃないの?」と僕は言った。

「確かにそうだよね。でも、調理の際には必ず使う。なら、下の戸棚のスペースでいいはず。なんで、包丁だけ準備室にあるのかな?」

「確かにそれは気になる。」

「それは、昔あったある事件がきっかけなんだ。その事件とは・・・。数年前、まだ警備が厳しくないころ。ある日、教室に携帯を忘れたことに気がついた少年。ここは仮に佐藤と呼ぶことにしよう。佐藤はこっそり学校に忍び込んだ。深夜ということもあり、人の気配がまったくしない学校。不気味に自分の足音だけが廊下に響き渡る。無事に携帯を確保した佐藤。そんな時、携帯の着信音が鳴った。”もしもし?”佐藤がでるとあわただしい声の友人が叫んでいた。”佐藤、早く逃げろ!”そういって突然電話が切れた。よくわからないまま、佐藤は教室をでた。そして、昇降口に向かい廊下を歩いていく。廊下を歩いていると自分の足音に混じってもうひとつの足音が聞こえてくる。不気味に思った佐藤は走りだした。しかし、足音はぴったりとついてくる。ふと、佐藤の頭に犯人を見てやろうという考えがよぎった。階段で足踏みをしてごまかし。そして、犯人を捕らえた。犯人に飛び掛った佐藤は見事に返り討ちにあった。朦朧とする意識の中聞いたのは”さぁ、逃げろ!鬼ごっこの始まりだ!”という犯人の声。佐藤は恐怖し走り出した。しかし、しっかりと逃げているはずなのに足音はぴったりとついてくる。いつの間に佐藤は追い詰められ家庭科室に来ていた。そして、佐藤は包丁を棚から取り出し犯人と対峙した。そして、佐藤は犯人を殺害した。そして、家庭科室には殺人を犯した後悔の声と人を殺し狂喜した佐藤の笑い声が響いた。そして、後悔の念に押しつぶされ自殺した。今でも夜になると彼の笑い声と後悔の叫びが聞こえるらしい。それ以来、調理室から包丁は姿を消したんだ。」

そういって蝋燭に火をつけた。

「こんな感じでいいのかな?」

そんな怪談話が続けられ気づけば夜も更けていた。それにかがついた先生が。

「そろそろ寝るとしましょう。各自、くじで決まった寝床にいくように。」

ちなみに寝床は僕と博士が体育館でマットの上だ。七海と桔梗が保健室、唯と先生が宿直室。



季節感も何もあったものじゃありませんね。執筆したのは秋ですからね

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