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偽悪の月

作者: 檸檬

その偽悪は誰の為に


誰の為に在るの


遥か昔から


その孤高に生きようと背中をみせるのは


私の為にではなく、誰の為に在るの


あなたの言葉にならない想いをいったい


誤解なく伝わるのはいつになるの果てしない


あなたの偽悪はわたしを縛るものではなく


わたしの想いにめいいっぱい応えてくれるもの


わたしが楽しく誰かと話しているのを喜んでくれているのに


きっと、わかっているよと笑う花も咲いている


そう信じたい


あなたの笑顔に


誰かの笑顔に


あなたの偽悪が自由と優しさの色が


子供の悪戯な笑みが混ざってること


たったひとつ、、


あなたの偽悪はわたしを縛るものではなく


わたしの想いにめいいっぱい応えてくれるもの


憧れを知っているひとだから


その悲しみをわかってくれるひと


わたしが黙るのは誰の為でもないことを


月が黙ってわたしを包むように


ただ悲しみにしらけてゆかないようしんしんと降り積もる悲しみに黙るのだ







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