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Ep.30 オープン直前 その5

●前回のあらすじ:

ギルドの受付嬢の太ももが目の前に!

店主の鼻息が、彼女を刺激し感化した。


●主な登場人物:

・武器屋の店主: 気弱な武器屋の店主。一度は店を潰すが、地味な女社長の投資で再オープンさせることに

・地味な女社長: 地味な服装の若い女。どのような会社を経営しているかは不明

・武器屋の元女房: 店主とは離婚したが、地味な女社長の取り計らいで再び店主と暮らすことに

・営業マン風の男: 地味な女社長の部下。武器屋と本社を繋ぐパイプ役

・ギルド受付嬢の姐さん: 元妻に隠れて店主と両想い?

「あっ、ごめんなさい」


 しかし、それは口だけだった。姐さんの太ももは、白くて細いだけなく、肉体的な丸みを帯びて柔らかそうで、その視覚的刺激だけでも脳が破裂しそうだった。特に臀部から続く下側の曲線のカーブがたまらない。ああ、この太ももに触ってしまいたい、偶然を装ってでも触りたい、この状況で指先が触れるのはセーフなだけでなく自然だから、早く装着作業に取り掛かりたい。いや、しかしここは理性を保たなくては。そんな葛藤が店主を急かした。店主は震える手で籠手を外し、改めて小ナイフの収まったベルト付きの鞘を手に取ると、そのまま太ももに手を伸ばし、顔を近づけた。

 スリットからは、フェロモンと思しき化学物質が限界濃度で分泌され、店主の脳に作用し始めている。店主は必死に理性を保ちながら、太ももに手を回してナイフのベルトを装着させる。時折、指先が太ももに直接触れると姐さんは微妙にぴくんと反応した。太ももの下に手を回したとき、内ももを弄りたい衝動に駆られた。だ、だめだ、そんな……。だめだ……。自分を抑止する言葉を唱えながらも、店主は自分が分からなくなった。そして姐さんの体側に顔を向けて、匂いを確かめるように息を吸った。

 さっきから、この匂いを嗅ぐと意識が飛ぶような感覚になる。店主の頭は完全にやられて、理性とは全く別の脳の深部が店主の体を動かし始めた。そして姐さんの柔らかい内ももにゆっくり頬擦りをすると、姐さんはビクっと大きく痙攣した。

 

「あぁっ!店長さんっ、だ、だめっ」


 店主は姐さんの言葉を右から左に受け流し、今度はスリットに鼻先を突っ込んだ。ちょうど鼠蹊部の下着と肌の界面に到達したのがわかった。下着が肌から浮き上がった部分を察知すると、顔を捻ってそこに鼻をねじ込み、思いき鼻息を吹き込み、そして吸い込んだ。複雑な化学物質に更に脳が震える。姐さんも更にビクンと震え、膝がガクンときた。そして吐息混じりの小声で店主を制止し始めた。


「あぁ……。ま、待って、だめ、本当にだめ……。だって、誰か来ちゃうわよ?ね?我慢して?」


 店主がそれでも止まらず、姐さんの茂みに鼻先を這わせて鼻息を噴射する。


「……ねえ、だめ、だめだったら……うんっ……はぁっはぁっ、人に見られちゃう……」


 彼女はその言葉とは裏腹に、店主の頭を優しく撫で、耳の裏や首筋を細い指でなぞった。店主はその刺激にいよいよ感化されて鼠蹊部に唇を這わすと、呼吸荒く震える彼女は更に吐息が混じった小声で尋ねてきた。


「……したいの?」


 一瞬、空気に緊張が走った。しかし、下着に差し込まれた鼻が上下に動き、姐さんはそれを感触で感じ取った。すると店主の頭を撫でながら言った。


「も、もうすぐお昼休みだから……。そしたら……う、ウチで……ウチでなら……いいわよ?」


 だが、その承認の言葉に店主は胸がぎゅっと締まり、さらに脳が沸騰した。もう我慢できなくなった店主はスリットの内側に顔をすっぽり突っ込み、鼻で下着の中心線を上下に撫で、先端部にコリっとした感触を見つけると鼻をグリグリと押し付けた。そしてスリットに手を突っ込んで尻から太ももを何度も往復させて撫で回した。姐さんの腰がガクガク揺れ、上擦った声を押しとどめようと喉が閉まり、息が漏れ、語気が速まる。


「んぁあん!くふぅっん!だめだめだめぇ、ね、ねえ……、はぁはぁ。お利口さんだから……、お利口さんだから今は我慢して?ちゃ、ちゃんとさせてあげるから、ね?ぅんっ……」


 受付嬢の姐さんの両手が店主の頭を抱えたが、しかし、その手は頭を引き剥がすどころか、逆に自分の体にぐっと押し付け、腰を前に突き出してきた。店主の鼻頭にコリコリが強く押し当たる。姐さんもまた動物的な本能にスイッチが入り、理性と本能のコンフリクトによって言動の不一致がすでに発現している。

 これがさらに店主を挑発し、その手がお尻から下着の紐に伸びたが、その時、声が響いた。


「あのさあ、例の件どうなってるんだっけ?」男の声!他の従業員だ!


 受付とパーティションで区切られたバックオフィスから声がして、声の主が接近してきたのがわかった。


「やばい!」姐さんのスカートの中で、店主の目がカッ開いた。

最後までお読みいただきありがとうございます。

もしよろしければ、↓から★★★★★をいただけるとよろこびます。

次回もご期待ください。

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