妖女の暗躍
大変長らくお待たせいたしました。ちょっと文字数多めです。
「何故俺の名を知っている?」
ホルガンが警戒の眼差しでエルウェヘーを見る。
見ず知らずの異国人にいきなり名を呼ばれたのだから、無理からぬことだ。
エルウェヘーは落ち着き払って答えた。
「はい、夢でお目にかかりましたので」
「夢で?」
実際、エルウェヘーが予知夢で見たのは本当のことだ。
ただし、夢の中では彼の部下と会って引き合わされたのを、より劇的な形に演出したのだが。
夢の中でホルガンが牙竜を狩っていた場所に目星をつけ、まっすぐそちらに向かった結果、思い通りの結果を得ることができた。
「私は未来のことを夢に見ることができるのです。こうしてあなた様にお目にかかれたのも、夢の導きでございます」
「ほほう」
ホルガンはエルウェヘーに興味を持ったようだった。
とはいえ、胡散臭い思いも拭い切れてはいないのだろう。
かならずしも好意的とは言えない眼差しで舐めるように見回してくる。
「話を戻すが、ヒュンナグの者だな? ズーンへは何用あって来た?」
「はい……。一族の内紛に巻き込まれまして。ヒュンナグにいられなくなりましたもので」
嘘ではない。
族長のシドゥルグ自らが造反の嚆矢を放ったオクトルゴイ氏族は、ジムスの即位にあたって彼への忠誠を表明し、親ボルドゥ派を隅に追いやった。
いまだにボルドゥを慕い彼の復讐を誓うエルウェヘーに、もはや居場所はなかったのだ。
「ほう、どこの氏族だ?」
「オクトルゴイと申します。ご存じでしょうか」
「馬鹿にするな。ヒュンナグでも最大の氏族だろう。それぐらい知らなくてどうする」
胸を反らしてホルガンが言う。
仮にもズーン王の弟として国の一翼を担う立場にある者が隣国の事情に疎くては話にならないのだから、何も威張って言うようなことではないのだが、侮蔑の念を噛み殺して、エルウェヘーは頭を下げた。
「おみそれいたしました。さすがは王弟殿下でいらっしゃいます」
「ふむ。まあいい。それで庇護を求めてやって来たというわけか」
「仰せのとおりでございます」
「なるほどな。おう、そう言えば名前を聞いていなかったか」
「はい。“モーショボー”とお呼びいただければ、と。こちらはショルゴルジと申しまして、私の供の者でございます」
それを聞いて、ホルガンが苦笑する。
「ふざけた奴だ。恋を知らずに死んだ乙女の魂だと? そのようには見えぬがな」
「モーショボー」とは、彼が言ったとおり、恋を知ることなく命を落とした少女の魂が変化した妖鳥であると伝えられているものだ。
男性と、さらには幼子まで連れていながら、随分と人を食った物言いだ。
が、エルウェヘーを見下ろすホルガンの目には、はぐらかされたことに対する不快感よりも、好奇と好色の光が宿っていた。
顔を上げることなくそれを敏感に感じ取り、湧き上がる嫌悪と侮蔑を封じ込めて、エルウェヘーは胸の奥でほくそ笑んだ。
その傍らでショルゴルジが苦しげな表情を浮かべていたが、それは彼女の知ったことではない。
その日の夜から、エルウェヘーはホルガンの寝所に侍るようになった。
ホルガンにはすでに、いずれもズーンの有力氏族出身の妻が二人いるのだが、それぞれとの間に子を為すと、義務は果たしたとばかりに美しい女奴隷を夜毎とっかえひっかえ引っ張りこんでいた。
そんな彼を虜にするなど、ボルドゥの寵愛を勝ち得たエルウェヘーにとってみれば容易いことだ。
ズーンの王弟を篭絡する一方で、エルウェヘーは次なる標的に狙いを定めた。
彼女にとって、ボルドゥの仇として討ち果たすべきは、現ヒュンナグ王ジムスと、造反劇を裏で操ったとも言われているサラーナ。
そしてもう一人。ズーン王を油断させるという密命を帯びながら、その役目を投げ捨てて王太子の側室に収まり返っているアルタントヤーだ。
王太子エルデニの寵愛厚い彼女だが、実のところその立場は薄氷の上にある。
何しろ、エルデニには正式な妻がおり、アルタントヤーは側室にすぎないのだから。
エルウェヘーがズーンに来て五日余り過ぎたある日、ズーンの王宮から二十里(1里=約400m)ほど離れたところにある塩湖のほとりで、数人の女性たちが木の実を摘んでいた。
黒クコと呼ばれるその低木は、晩夏から秋にかけて実をつける。
「クコ」といっても、中原のそれのような赤い紡錘形の実ではなく、黒くて丸い実だ。
たいへん滋養に富み、煮詰めて果醤にしたり、果汁を絞って飲み物にしたりする。
日除けの傘の陰で、侍女たちの木の実摘みを眺めている少女の名を、ニルツェツェグという。
王太子エルデニの正室であり、ズーンにおける最大氏族であるダラエ氏族の族長の娘だ。
今年十五になったばかりのたおやかな少女が、飽きることなく侍女たちの働きぶりを見つめていると、側付きの侍女が誰何する声が聞こえてきた。
「失礼いたしました、王太子妃殿下。モーショボーと申します。ホルガン殿下の庇護に預かっている者でございます」
エルウェヘーはそう名乗り、ニルツェツェグの許しを得て側に歩み寄った。
ショルゴルジも伴わず、今は彼女一人だけだ。
「モーショボーというと、男の人を誑かして嘴で脳みそを啜るという妖怪でしょう? 貴女はそんな怖いお人には見えませんけれど……。ホルガン殿が最近手に入れられた美しい女性というのは、貴女のことですか?」
「はい、恐れ多いことながら」
「まあ。でも本当にお美しいですね。羨ましいわ」
そう言って、ニルツェツェグは眉を曇らせた。
「何をおっしゃいますか。殿下も大層愛らしくていらっしゃいます」
「ありがとう。でも、私はアルタントヤーさんや貴女のように美しくはありませんから……」
さっそく思惑どおりの展開だ。
エルデニの寵愛を一身に受けるアルタントヤーに嫉妬を募らせているであろうニルツェツェグに、一層彼女への憎悪と不信感を煽り立てるのが今回の目的。
エルウェヘーは内心ほくそ笑みながら、穏やかな口調で語りかけた。
「そのようなことを仰いますな。それに、殿下はアルタントヤー様がお持ちでないものをお持ちでいらっしゃいます」
「私に有ってアルタントヤーさんに無いもの?」
ニルツェツェグが小首を傾げる。
「殿下はズーン随一の大氏族のご出身でいらっしゃいます。その後ろ盾は、ヒュンナグから単身嫁いで来られたアルタントヤー様がお持ちでない大きな力。それをもって王太子殿下を支えて差し上げることが、妃殿下にはお出来になるのです」
お前にはお前だけの大きな力があるのだから、それをもって恋敵を叩き潰せ、と焚きつける。
しかし、その真意が伝わったのかどうか、ニルツェツェグは屈託のない表情で微笑んだ。
「そうね。貴女の仰るとおりだわ。持たぬものを嘆くより、持てるものでいかにエルデニ様のお役に立てるか。その方がよほど大事よね」
どうやら、エルウェヘーの言葉を額面どおりに受け取ったらしい。
内心で舌打ちを堪えながら、エルウェヘーが次の言葉を考えていると、天真爛漫な少女はさらに言った。
「ああ、それと、誤解しないでほしいのだけれど、私はアルタントヤーさんに含むところがあるわけではないのですよ。むしろ憧れているくらいで。美しくて、聡明で、優しくて……。私の悩み事も真剣に聞いてくださるんです。あ、そうそう。あの方の助言の甲斐もあって、私、先日ようやくエルデニ様の本当の妻になれたんです」
そう言って、ニルツェツェグは頬を赤らめる。
自分は何を聞かされているのだろう。エルウェヘーは虚無の表情で顔を伏せた。
まさか、自分がアルタントヤーとの仲を裂こうと目論んでいることを察して煙に巻こうとしているのか、とも思いかけたが、あくまで純真そうな表情を見るに、どうやらこの馬鹿娘は何も考えていないらしい、と結論付ける。
なんだか馬鹿馬鹿しくなってきて、適当なところでお暇しようと思いかけたところで、黒クコ摘みをしていた侍女の一人が「痛っ」と声を上げた。
黒クコの枝には長く鋭い棘があり、どうやらそれで指を突いてしまったようだ。
「まあまあ、大変!」
ニルツェツェグは慌てて侍女に駆け寄り、呪文を唱え始める。
「治癒魔法……?」
エルウェヘーが思わず呟くと、側付きの侍女が溜め息まじりに言った。
「はい。妃殿下は、治癒魔法に関しては天賦の才をお持ちなのです。下々の者にまで無闇にそのお力を揮われるのはいかがなものかと、常々申し上げているのですが」
「ごめんなさい。でも、放っておくわけにはいかないでしょう?」
振り向いてニルツェツェグが言う。
侍女は慣れっこなのか、やれやれという表情で頭を下げた。
「お邪魔をいたしました。私はそろそろお暇いたします」
そう言って辞去しようとするエルウェヘーに、ニルツェツェグはせっかくだからと黒クコの実を籠一杯分手渡した。
礼を言いつつも、このお花畑娘め、と内心毒づく。
籠を小脇に抱えて騎竜の背に揺られつつ、エルウェヘーは考えた。
ニルツェツェグの能天気っぷりには苛つかされたが、アルタントヤーの対応は評価せざるを得ない。
単に夫の寵を競うだけならともかく、夫に大事を成させようと思うなら、有力氏族の後ろ盾を有する他の妻を失脚させたり夫から離反させたりするのは、夫の翼をもぎ取るに等しい愚行だ。
ましてや、自身は後ろ盾を持たない身であればなおのこと。
翌日とさらにその翌日、エルウェヘーはホルガンの二人の妻とそれぞれ面会した。
エルウェヘーが軽く水を向けると、どちらもその場にいない相手の悪口をとめどなくこぼし始めた。
元々二人は折り合いが悪く、しかもそれぞれが生んだ息子のどちらがホルガンの後継者となるかを巡り、すでに水面下の争いが始まっている状況なので、エルウェヘーが介入するまでもなく、仲良くなりようがない。
エルウェヘーは女たちそれぞれに、後ろ盾のない自分はあなた様のことを頼りにしておりますとおだて上げ、さらに、ホルガン様もあなた様のことを大切に思っていらっしゃいますと囁いた。
実際、ホルガンには奥方様たちを疎かになさいませぬように、と枕元で釘を刺してある。
女たちはいずれも、エルウェヘーのおべっかに満足したようだった。
これで当面は、彼女らがエルウェヘーを共通の敵として手を結ぶという最悪の事態は回避できるだろう。
ほっと胸を撫で下ろしつつ、エルウェヘーは小面憎いアルタントヤーをいかにして陥れるかに頭を悩ませるのだった。
一方、そのアルタントヤーはというと。
産み月を控え大きなお腹を抱えた彼女は、自身の幕舎の中で、侍女たちが羊毛を手で撚って毛糸を紡ぐ様子を見守っていた。
懐妊が発覚したのは、エルデニが中原へと旅立つ直前。
無事チャンとの交渉をまとめて帰国した夫に見守られながら、初めての出産に備えている。
そこへ、エルデニが訪れた。
「会議は終わったのですか?」
「ああ。結局話はまとまらぬままだがな」
彼の父であるズーン王バーブガイと、有力氏族の族長たちによる会議の議題は、ヒュンナグ侵攻の是非を問うものだった。
元々、バーブガイ王はヒュンナグ征服の野心を抱いており、まだ若いボルドゥが王位に就いた際にも挑発を繰り返したし、そのボルドゥが敗死しさらに若いジムスが継いだ際には、この機にヒュンナグを征服してしまうこともかなり真剣に考えた。
しかし、ボルドゥ撃退のためにジムス陣営の力を借りたことも確かであるし、何より、ズーンきっての猛将と謳われたアダルという男が、退却しようとするボルドゥ軍を阻もうとして返り討ちにあったことも痛手だったため、一旦は新王ジムスと和睦を結んだ。
それから約一年。
またぞろヒュンナグ侵攻が取り沙汰されるようになったのは、バーブガイ王自身の胸の奥で野心が燻ぶっていたということもあるが、彼の弟ホルガンが声高に主張し始めたことが最大の原因だった。
ホルガンとしては、着実に王太子としての立場を固めつつあるエルデニに対し、大きな実績を示して見せなければならない焦りがあるのだろう。
一方のエルデニは、対ボルドゥ戦でションホルたちヒュンナグ人と共同戦線を張ったこともあって、ヒュンナグ侵攻には否定的だ。
アルタントヤーは若い夫の顔をじっと見つめて言った。
「エルデニ様、あまりヒュンナグを庇い立てしているように見られては、御身の不利となりましょう。どうかほどほどに」
その言葉に、エルデニは驚いたような表情を浮かべる。
「いやしかし、アルタントヤーにとっては祖国ではないか」
「もちろん、そのことについて思うところはあります。それに、サラーナたちには恩義を感じてもおります。されど、私にとって一番大切なのはあなた様。御身のお立場を危うくしてまで、ヒュンナグ攻めに反対なさるべきではありませぬ」
「うむぅ……。だが、俺が沈黙すれば次の会議にでもヒュンナグ攻めが決まってしまう公算が高いぞ」
「それもやむを得ませぬでしょう」
愛妻の胸中を案じる夫に、アルタントヤーは内心を押し隠して頷いて見せた。
†††††
ジャズグルの殺害とゲレルの誘拐を報らされ、ジムスは悲嘆に暮れた。
「何故……、何故こんなことを……」
「エルウェヘーのしわざのようじゃ。しおらしくしておるようじゃからと監視を緩めてしもうたのは失敗じゃったの。儂の油断じゃ。すまぬ」
「そんな! アヤンガのせいじゃないよ! まさかこんなことをしでかすとは、誰も予想できなかっただろうし……」
「はい。王妃様のせいではございませぬ。すべては私めの監督不行き届きにて!」
そう言ってひたすら平伏するのは、オクトルゴイの族長シドゥルグだ。
エルウェヘーだけでなく、同じくオクトルゴイの一族であるショルゴルジが共犯であるらしいことも判明しており、彼としては針の山の上に座らされている心持ちだ。
そしてシドゥルグ自身にとっても、五年ほど前に流行り病で身寄りをなくしたショルゴルジにはその弓矢の技量を見込んで目を掛けてやってきただけに、裏切られたことに対する怒りは深い。
「まず何より優先すべきは、ゲレルの保護だ。できるかぎり人手を使って行方を捜してくれ」
実際、それが一番気がかりではあるのだが、ジムスはあえて犯人たちのことについて言及を避けた。
それを見透かしたように、竜神が言い添える。
「エルウェヘーとショルゴルジの扱いについてはお前に任せる。然るべく処置せよ」
無論、一任すると言われたからといって、見逃してやるなどという選択肢があろうはずもなく。自分たちでケジメをつけよということに他ならない。
ジムスは妻に申し訳なさそうな眼差しを向けたが、口に出しては何も言わなかった。
エルウェヘーたちの足取りはなかなか掴めず捜索は難航したが、ようやく、ズーンの王弟ホルガンに保護されているのではないかとの情報が得られた。
オクトルゴイ氏族の男たち五名がズーンに潜入したのは、事件から十日あまり経った後のことであった。
その一行の中に、エルウェヘーの父フレルツゲネの姿があった。
自らの手で娘の落とし前をつけるためである。
(エルウェヘー、馬鹿娘め……! 許していただける可能性は限りなく低いが……)
ジムス王は心優しい人物だと見ているが、王妃である竜神は決して甘くない。
それに、族長シドゥルグも怒り心頭だ。
(俺の命を差し出してもお許しいただけぬかもしれぬ。その時は共に逝くしかあるまいな。……お前は喜ばぬかもしれないが)
娘が持つという未来視の力を、フレルツゲネは冷めた目で見ていた。
娘に幸せをもたらすよりもむしろその力に振り回され災いをもたらすのではないかと懸念していたのだ。
しかし、そのことでエルウェヘーは父に忌まれていると受け取っていたようだ。
そして、氏族の長老たちの意向でエルウェヘーが王太子の許に輿入れしたことについても、フレルツゲネは手放しには喜べなかった。
ボルドゥは紛れもない英傑だ、ということは素直に認めていたが、彼の眩いほどの軍事的才能という天与の力は、一歩間違えれば我が身を切り裂く両刃の剣なのではないか。
その懸念が現実のものとなった時、造反の嚆矢を放ったシドゥルグ本人ですら困惑ぎみだったのだが、フレルツゲネは驚かなかった。
愛する夫の死を嘆き、復讐を口にする娘に、フレルツゲネは、あのお方のことは忘れて穏やかに暮らせと、ボルドゥの喪が明けるのを待って縁談を進めようとしたのだが――。その話を切り出した時の、父を睨みつける娘の悪鬼の如き表情は、まぶたに焼き付いて消えることがない。
フレルツゲネは仲間たちにさとられぬよう、そっと溜め息を吐いた。
目立たぬよう夜を徹して草原を踏破してきた一行は、夜明け前にズーン王宮の幕舎群を遠望できるあたりまで来て、仲間の一人をアルタントヤー妃の許へと向かわせた。
王弟の庇護下にあるエルウェヘーたちに手を出すにあたり、アルタントヤーを通じて王太子の了承を得るためだ。そのための文も、ジムスから預かっている。
使者の男がアルタントヤー妃の幕舎に近付いていく。が、男は不意に騎竜の背から転げ落ちた。
地面に倒れ伏した男の首筋に、矢が突き立っているのが遠目に見えた。
それに驚く暇もなく、一行に向けても矢が降り注ぐ。
周囲の草むらに伏兵が潜んでいたことに気付いた時には、すべてが終わっていた。
薄れゆく視界の中でフレルツゲネは、騎竜の背から冷ややかに自分を見下ろす娘の姿を見たような気がした。
「これで証拠は用意できたな」
ニヤリと笑ってホルガンが言う。
「ええ、左様ですね」
エルウェヘーは無表情のまま答えた。
先日の夢の中で、父フレルツゲネが娘の幕舎を密かに尋ねてきた。
ヒュンナグに戻り、共にジムス王に許しを乞おうと言う。
そんな父の言葉を、エルウェヘーは信じなかった。
甘言で誘い出して始末しようとしているとしか思えなかったし、よしんば父が本気で言っているのだとしても、ジムス王が自分を許すはずがないことはわかりきっている。
「馬鹿なお父様。すでに放たれた矢を呼び戻すことなど出来はしないのよ……」
侮蔑と、いくばくかの憐憫を込めて、エルウェヘーはぽつりと呟いた。




