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【予告】「ヘスペリデスがラドンに捧ぐバラード」
『夏の短編集』第4作目です。お楽しみください。
≪大切な友が居ました。名を「ラドン」と言います≫
この唄はそう始まる。
ヘスペリデスたちの唄。
「ラドン、あなたも馬鹿よ。怪物になりたがるなんて」
「「私たちは姉妹なのだから」」
「ようこそ、ヘスペリデスの園へ」
「兄弟姉妹は争い、憎しみ合うものだ」
「アナタの言う残酷な関係は兄弟や姉妹の在り方じゃない」
「姉妹が居なくなったら寂しいよ」
「『次』があることが人間の繋がりが生む強さだ!!」
『何故、我らは兄弟姉妹なのだ?』