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[短編小説集]

僕は恋をしたことがない

作者: 名無しの人

今まで僕は小学校、中学校、高校の途中。

つまり、高校2年の夏まで生きてきたが、まだ『恋』というものの意味がわからない。なぜなら、恋をしたことがない。というか、そもそも

「モテたことすらない!」

っといったところである。

今は学校に登校途中で、考え事をしながらこういうことを考えながら行ってるわけだ。

おっと、後ろから足音が聞こえるな…


「おーい!達也ー」


「なんだ…」


とこの話しかけてきた男は家が近所で小中高と全て同じクラス、成績優秀だが、自称でモテ男だと思っている痛いところをもつ秀信(ひでのぶ)である。

最近なぜか相手にするのも嫌になってきているところなので態度が、冷たくなっている。


「なんでそんなに冷たいんだよ!」


「別にそんなことないと思うが…」


「絶対冷たいって!だから年齢=彼女がいない歴なんだよ!!」


これを言われたことにより俺の心は深くえぐれた…


「そんなこと言わないでくれ…もう俺のHPは一気にゼロになった…」


「というかなぜそこまで彼女できないんだろうな?」


「さぁ、わからん」


「わからんって…なんかあるんじゃないの?」


「わからんもんはわからん!自分の中では一応普通にしているつもりだ。」


だって本当に何もしていない!!


「まぁ…そもそも恋愛感情ある?」


「いや、たぶんない。というか、あるかもしれないしどっちだかわからない。」


本当に今まで女子と関わる機会とかはたくさんあったんだけど好きかどうかはわからない。


「そういえばお前、小学校のとき恋しているように見えた時期があったぞ。」


言われてみれば1人かなり興味を持っていていた1人の女の子がいた。その子の名前は芽結(めい)と言って、クラスの中では《かわいい》と言われていた女の子だった。よく俺に話しかけにきてくれてとても仲のいい方だったと思う。しかも、唯一の仲のいい女の子だったかもしれない。

確かに、話してるときドキドキしてたかも?


「確かに女の子と関わって時期があったな」


「たぶんその子のこと好きだったと思うぞ」


「なぜそう思う?」


「だって、その子と話しているときの達也の顔は恋をしている顔だった」


「じゃあドキドキって感情は恋をしているってことなのか?」


「まぁ、そんな感じだな。」


「なるほど。なんかありがとうな。」


「なぜお礼を言われる?なんかしたか??」


「いや、何でもない。」


これで1つ恋について学べたと思えたと思う今日の登校時間であった。

読んでいただきありがとうございます!

またよろしくお願いしますm(_ _)m

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