人物紹介!その一
登場人物の紹介です!
ある程度のネタバレがあるのでネタバレ嫌な方は閲覧をおすすめしません。ネタバレ?気にしな〜い!という方のみの閲覧をお願いします。
これは登場人物がある程度増えたらその度にシリーズ的な感じで書いていきます。あとから情報を付け足す場合もあるかも。
それではどうぞ!!
【リーシェ・フィリアル・アクレガリアイン】
真紅の髪と緑の瞳で、『人間族』と『魔人族』のハーフ。身長は当初百五十二センチ程だったが、一年後には百五十八センチまで伸びた。
幼い頃に両親に捨てられ、スティに拾われた。約十年、虐待されながらこき扱われながら成長したため身体中には多くの古傷が残る。そのため怪我をすることや痛みの抵抗がない。
生きる気力もなく死にたいわけでもなく、「生死はどちらでもいいから平穏な場所へ行きたい」と川の流れに身を任せた。
運良く『セルタ』の住民に助けられ生き残る。小さいながらも豊かで穏やかな町の人々は、快くリーシェを迎えてくれた。家と畑を貸してもらい居場所を見つける。
世界を調停する役割を持つ『伝説の存在』。二つある伝説の力のうち『技の力』を保有しており、高い戦闘能力を秘めている。また、魔人族側の血の能力として『重力魔法』を扱うことも出来る。
ある事件で両親と再会し、父母から愛されていたことを知るが間もないうちに二人とも殺害された。この事件をきっかけに、リーシェは一回り成長しさらに強く平穏を追い求めるようになる。
実は転生者で前世は宇宙にある彗星……コメットだったが、その時の記憶は曖昧である。
基本的に動きやすい服装を好み、オシャレにはあまり関心がない模様。ただ亡き母と同じ色の髪には一応気を使っている。また無意識のうちに緑色のアクセサリーを着けているが、その理由については未だ明かされていない。
【ラピス・ラズリ】
黒髪と黄金の瞳が特徴的な少年。純粋な『人間族』で王都・ラズリの第一王子。身長は最初は百六十センチほどだったが一年で百六十六センチほどまで伸びた。成長期なのでまだまだ大きくなる。
もう一人の『伝説の存在』。自分が『伝説の存在』であることを知らなかったリーシェとは違い、ラピスは幼少の頃から伝説の力を使用してきた。『技の力』に対し、保有するのは『知の力』。叡智をもたらすこの力を使って、王都を大きく発展させてきた。
おかげで王都だけは近未来的な発展を遂げている。この発展を王都だけではなく、大陸全土に行き渡らせようと密かに頑張っている。
実は転生者で、前世は稀代の天才日本人だった。宇宙に非常に大きな関心と興味を持ち、その頭脳を宇宙を理解することだけに費やした。
念願叶って宇宙ロケットに搭乗し飛び立つも、大気圏を抜けてすぐに運悪くコメットと衝突し命を落とした。この時のコメットはリーシェの前世である。
リーシェと違い前世の記憶ははっきり残っているが、前世の人格とラピスの人格は別存在。
東洋人代表にような顔立ちだった前世を知っているため、西洋人風で整った顔立ちに自信があったりなかったり。