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後編

「ちょっと! 何が起きたの! ねえ! 開けてくださいよ!」

 近くにいたのだろう、大家さんがアパートのドアを叩く。

「さっきから何を騒いでいるんですか! 何かあったのなら今すぐここを開けて説明してください!」


 私は正気に返ると自分と周りを見渡した。

 青い怪人はここにいる。ということは彼の存在は夢ではない。

 そして自分の容姿は十八歳くらいまで若返っており、これについても説明のしようがない。

 やむを得ない、ここはいったんごまかそう。


「す、すみません。ゴキブリがたくさん出てきてさっきから驚いてしまって……」


 私はドアの向こうにくぐもった声を出す。


「……ゴキブリ? 生ゴミはためないで毎回可燃ゴミの日に捨てて、部屋はきちんと清潔に使ってくださいって、いつも言ってるじゃありませんか。

 ……まあいいですよ。てっきり不審者でもやってきて、何か変なことをされたのかと……あ、いえ。

 ゴキブリならいいですよ。あ、退治するの手伝いましょうか?」

「あ、もう最後の一匹を殺しましたんで、大丈夫ですよ」

「ああ、そうですか。じゃあ、とにかく部屋はきれいに使ってくださいね」


 大家さんは去った。何とかやり過ごした。

 改めて鏡を見て自分の姿をみて、唖然とした。完全に若い頃の私の顔だ。


「ふっふっふ、嬉しいですか? 第二の人生が始まった実感はどうですか?

 ご主人様。まだ夢の中にいるようですか?」


 シワがない。シミもない。

 髪型はそのままだけど、白髪が一本もない。

 肌は艶やかで唇の血色も良い。


「ま、魔法みたい……」

「みたい、じゃなくて魔法なのよ!」


 まさか、本当におとぎ話のような魔法のランプの精とは思わなかった。


 ふと胸に違和感を感じ、部屋着の襟元を引っ張って胸元を覗きこむ。

 二つの胸は見事なくらいに若々しく、大きく張り出していた。

 確か乳房が若い時に垂れていないのはクーパー靭帯という靭帯が内側から胸を吊り上げているからで、それが徐々に切れて行くから女性の乳房は加齢とともに垂れ下がるのだという。


 それが元に戻っている。どうやら肉体の損耗も完全に再生しているらしい。


 青い怪人の目があるから遠慮したが、もし部屋に自分しかいないなら服を脱いで自分の体に起きたことを全部確かめてみたかった。

 だが今の様子だと間違い無いようだ。

 本当に、肉体が元に戻った。

 若返ったのだ。


 顔の見た目や身体の張りから十八歳前くらいに見えるから、一気に55年以上は若返った計算になる。


 これは夢か幻か。

 体から力が抜けてその場に倒れそうになるが、踏みとどまる。


 未だに混乱の極地にある頭の中に浮かんだ考えは、「あ、ブラジャー買い替えなきゃ……」ということだった。

 今持っている下着ではサイズも合ってないだろう。

 ブラジャーだけではない。

 ウエストは今履いているフリーサイズのゴム紐スカートですらユルユルだ。


 ペタペタと自分で自分の体を触ったり撫でたりして、今のプロポーションを確認した。


 胸が飛び出てお腹が減っこんでお尻はキュッと引き締まり、こっちも垂れずに飛び出している。

 今の手元にある衣服で、着られるものはどのくらいなんだろう。

 いやそれ以前に、この若い容姿に全然似合わない。

 ほとんど買い換えることを覚悟しなくては。


 ……色々と考えていたらお金のかかることばかり頭に浮かぶ。

 この切り詰めた年金生活でさらに服飾費や化粧品代も必要になってくるのだろうか。今の生活費からさらにどのくらい出費が増えるのだろうか。


 いや、それは働けばいいのか。

 生活費がかさむなら、その辺りは働いて金を稼いで生活費を補えばいい。

 年金も受け取れるから、上手くやれば今よりも金回りはよくなるかもしれない。


 過去に勤めていた経験を生かして……就職難のこの時代にか?

 はっきり言ってパソコンは苦手……苦手どころかほぼ全くダメだから、最先端の事務作業の事務員なんてできるわけはない。

 それどころかスマートフォンすら購入したことすらないのだ。

 そうなるとたぶん事務員という選択肢はない。

 ならどんな仕事ができるだろうか。


 考えながらだんだん恐ろしくなる。

 見た目の年齢は十八歳そこそこ、しかし実年齢は75。

 この見た目はコギャルに近く中身は老婆、こんな奇怪な容姿を持つ人間なんて雇うところがあるんだろうか。

 就職活動をするにしても履歴書はどうしよう。年齢欄だけ適当に誤魔化せばいいだろうか。誤魔化すしかない。当面はアルバイトでもして、誤魔化し続けるしかない。


 いろいろと考えていたが、そこでとんでもないことに気がついた。


「マイナンバー!」

 思わず声に出た。


「何よご主人様。マイナンバーって?」

 魔人がいぶかしげに聞いてくるが、それどころではなく私は考え込む。


 これはまずい、本当にまずい。

 若返って脳細胞が甦ったせいか、頭の回転が良くなっている。おかげでこの容姿になったことで何が問題なのか、考えが次々浮かぶ。


 就職しようとする人間はその身元を証明するために、自分のマイナンバーを勤め先に届け出なくてはならない。


 年金、健康保険の届け出、源泉徴収の処理にこのマイナンバーという近年施行された個人番号が必ず必要となる。


 マイナンバーを届け出れば、公式の履歴は全てバレてしまう。こんな見た目が若くて履歴が年寄りな人間、どう見ても年金詐欺に見えるだろう。

 というかこんなに若返った私を、かつての私だと誰が信じるのだろうか。

 過去の年寄りだった私は行方不明扱いになるだろう。

 そして今の私は、年寄りの戸籍を奪い、年金を不正に受け取る詐欺師としか思われないだろう。

 ランプの精の魔法エステ超豪華若返り施術を受けましたという説明を誰が信じてくれるだろうか。


 下手したら私という行方不明の老婆の殺人容疑がかかるかもしれない。


 ……本人なのに。


 ではマイナンバーの登録を必要としない就職先はないだろうか。


 私の思いつく限り、女の身の上で身元の証明が必要ない、そんな職種は男を相手にアレするとか、ソレするとかの種類しか思いつかなかった。


 あああ。

 再就職、できそうもない……。


 いくら若返り、かつてより見た目が良くなったといっても、私の顔立ちは十人並みだ。

 平凡の中の凡そのもの。

 女を売り物にする商売で、その業界で生きている他の人たちと、ルックスで勝負してやって行く自信などない。

 それ以前にそんな仕事をやったことがないから、そんな業界の中で生きて行く自信などない。


 あまりのことに倒れたくなった。

 この果てしなく奇怪な現象に、予想される今後の困難苦難艱難辛苦。

 どうして私がこんな目に。


 ふと青い男を見ると、ニヤニヤ笑っている。

 私が若返ってまだ精神的に混乱しているとでも思っているのだろう。


 あなたのおかげで大変な目に遭っているというのに!


「さあ、そろそろ次の願いも思いついた頃でしょう~? 大抵の方はここらで莫大な富を願うものよ~?」


 男は自信たっぷりに語る。


 莫大な富。

 考えたことがないわけではない。

 宝くじにもしも当たったら、なんてことを夢想したことがないわけじゃない。

 だが今この状況は、浮かれ気分で当たりくじを願うことではない。

 冷静になろう。


 見た目はやたらと若くなってしまったのだ。

 だが収入は年金だけと非常に限られており、預貯金はわずかで、このままだと働きに出ることもできそうもない。


 この国の年金政策は相当にいい加減だから、この先何十年も年金も安定してもらえるかどうかわからない。

 若い人たちの負担額は増えているのに、私たちに支給される年金額は減っている。おそらくこれからも減り続けていき、最悪ではそのうちに無くなることも考えられる。


 であれば、今75まで生きてきたのだから、あと55年くらいはどうにか暮らせるだけの資産が必要だ。


 棚から計算機を引っ張り出してきて、キーを叩き簡単な計算を始める。

 それを横から青い怪人がニヤニヤしながら見つめてくる。

 気が散るからこっちを見ないで欲しいのだが、下手なことを言ってこの男が機嫌を損ねるのが怖い。

 私のこれからの人生は、彼の願いを叶えてくれる魔法とやらにかかっている。


 仮に年金に全く頼れないとして月々20万円で55年暮らすとなると、約1億3000万円。

 ただしイレギュラーな出費も必ず何度も起こるだろうから、そこに数千万はプラスしないといけない。

 1億7000万円から1億8000万円くらいかな。

 キリのいいところで2億円とか。うまく運用すれば配当だけで生きていけるだろうか。資産運用なんてほとんど知らないけど。


 そこで気がついた。


 インフレってものが起こる可能性がある。

 経済ってそもそも何もしなくてもだんだん物価が上がるもの。今のこの国は経済政策が大失敗続きだから生活にかかる物価が上がりすぎて、資産に関する物価が下がっているけど、トータルで上がる可能性があると考えるべき。

 それにジンバブエや戦前のドイツみたいにとんでもないインフレが起こる可能性も考えなきゃ。

 であれば、手元に生涯賃金程度の資産があっても決して安心できない……。

 一体どうすれば。


 悩んでいる私を見ながら、青い男がイライラしながら口を出す。


「ねえ、まだなんですか~? 何を悩んでるんです~? 細かいこと考えなくてもいいでしょ~?

 人の一生で何回分も何十回分も何百回分も、遊んで暮らせる富があったらそれで十分でしょ~? 早く決めてくださいよ~」


 ムッとした。


 誰のせいでこんなに悩んでいると思ってるのか。

 あなたが私の体をこんな風にしてしまったから、こんなに悩む羽目になったんじゃないの。

 だんだん腹が立ってきて、思わず口にした。


「なら、人の人生で稼げるお金の何百倍ももらえるっていうの?」

「お安いご用よ」


 男はニヤニヤしながら答える。

 私はそれを聞いて勢いで叫んだ。


「じゃあ300億円、ここに出してみてよ!」


 次の瞬間、なんの前振りもなく目の前に300億円の現金が出現した。


 聞いた話によると一万円紙幣の重さは約1グラム。であれば1000万円ならその重さは約1キログラム。1億円なら約10キログラム。300億円なら約3トンとなる。3トンもの巨大な紙の塊が私の部屋にいきなり現れたのだ。


 札束の重みに耐えかねて、床板が不気味にミシミシと音を立てる。

 あまりのことにガクンと顎が下がった。目と口が大きく開いたまま、身動きもできず固まってしまう。

 喜んでいいのか慌てるべきなのか、ここでも頭が現実に追い付かない。


 目の前にはビニールでひとかたまりに梱包された大量の紙幣。

 100枚の札束をさらに10個まとめて固形物となっている紙幣。

 上には通し番号の頭数の表示と、「国立印刷局」の文字が書かれた帯封がしてある。この札束、ずいぶんと濃い色の印刷してある帯封ね……。


「げっ!」

「何よ、ご主人様。驚くタイミングがズレてるわよ」


 魔神が面白そうに言うが、それどころではない。とんでもないことに気がついた。

 これ、全部新札である。


 おそるおそる青い怪人に聞いた。


「こ、このお金……どこから……」

「どこって……この国で一番でかい銀行の保管庫よ。こんなにお金があるなら、少しくらいなくなっても困らないと思って」


 詰んだ。

 私の第二の人生は始まる前から詰んだ。


 膝が崩れ落ち、私はガックリとうなだれる。


「ちょ、ちょっとご主人様!どうしちゃったのよ!」


 魔神は自分のしでかしたことがわかってない。


 青い魔神の言っている銀行とは日銀のことだろう。

 そこの保管金庫から300億円もの紙幣が消え失せたら、大事件になること間違いない。


 おそらく各金融機関にこの紙幣の通し番号が通達されるだろう。だからここにある金のほんの一部も預金することなどできない。私がこの金を銀行に持ち込めば、銀行は私の通帳から私のことを調べてすぐさま警察に通報することだろう。そうなればこの金を発見されて私は窃盗の容疑で捕まる。


 どうすればいいのだろう。


 こんな部屋の大半を占拠する札束。

 一枚も使えない札束。

 人に見られたら困る札束と一緒に、とてつもなく若返った容姿とともに年金生活を送り続けるのか?


 幸い家族もなく身寄りもないから人が出入りする住居ではない。

 しかしそのうちにガスや排水管の点検などでやってくる人もいる。

 この金について警察に自首しないなら、早急にこれをどこかに隠さなくちゃならない。

 となるとレンタル倉庫を借りて、スーツケースに入れてそこに収納するくらいしか思いつく手立てがない。

 こんなに部屋に紙幣があふれているのに、それを一枚も使うことが叶わず、また余計な出費がかさむ。


 いや、レンタル倉庫を借りても、安心できるのか?

 倉庫の管理人が邪な心を抱いて、利用者の私物を盗み見ないとも限らない。

 となるとレンタル倉庫に預けても安心はできない。


 一体どうすればいい。

 かくなる上は廃棄するしかないのか。

 そのまま燃えるゴミに出そうか。

 いやいやいや。

 ゴミのビニール袋からそのうち札束が見つかったとニュースになるだろう。

 そのまま出すわけにはいかない。

 となるとシュレッダーにかけて粉砕するのか?

 この300万枚の高額紙幣を、全部?

 私は紙幣をシュレッダーにかけるこれからの毎日を思い、途方に暮れる。


 あんまりだ。

 一体私が何をしたと言うのだ。


 人に見られたら困る容姿となり、人に見られたら困る金を抱えて、この先若返った長い人生を苦難とともに歩まねばならないのか。


 愕然としている私の様子に、嬉しさのあまり言葉も出ないと勘違いしたのだろう。

 魔神が期待に満ちた声で私を促す。


「さあご主人様。最後の願いをおっしゃってください。ここまできたら名誉? 地位? そのお顔を絶世の美女にしてもいいわね。それとも素晴らしい恋人ですか~? なんでも叶えますよ~!」


 だめだ、対処の方法が思いつかない。

 この魔神がここにいて願いを叶えるなどという奇跡を行使する今、なんとかするには、もうこれしかない。

 私は涙を浮かべて最後の願いを口にした。


◆◇◆


「はあ? 全部元に戻せ? 正気ですかあなた? せっかくの超ド級の幸運を!」


 私は事情を話した。

 若返りの願望は、体の関節が痛まない程度に若くなればよかったという程度の望みであったことを間違えて伝えた、ということ。


 この異様に若返った身の上では周囲から怪しまれ、下手をすれば歳を取ったかつての自分を亡き者にし、入れ替わったと思われかねないこと。

 若返ったこの身体のことを秘密にしたままでは、この国の管理システムにおいて再就職はほとんど不可能であること。


 せっかくの紙幣は盗難扱いとなり、ナンバーから使えば足がつくこと。

 保管もままならないから、廃棄するしか手立てがないこと。

 せめてナンバー不揃いの使い古しの紙幣だったら少しは使えたのだが、後の祭りである。


「ふーん。また面倒なことになっちゃったわねえ」


 いや、全部あんたのせいだから。責任持って元に戻してほしい。


「せっかく若くて可愛らしくなったのに、身元が不確定なのね。なら身元不明者の戸籍を利用して入れ替わるってのは?」


 そんな犯罪者みたいな真似したら、将来警察のご厄介になるかもしれない。

 お断りだ。


「犯罪には時効ってもんがあるでしょ?それまで待ってればいいんじゃないの?」


 時効……以前読んだ推理小説によると、窃盗の時効は7年。7年もの間、この金を抱えてビクビクして生きていきたくない。

 それにことが発覚したら時効になっても警察から一生目を付けられるだろう。そんなのはまっぴらだ。


「はあ、しょうがないわねえ」


 ランプの怪人はため息をつく。


「でもいい教訓になったわ。今度からお年寄りが若返りたいって言ったら誰からも怪しまれない新しい戸籍もセットにしなきゃ。あと目も眩むような大金が欲しいって言われたら、どこからも突っ込まれない口座の形にして進呈することにするわ」


 え、それって……。


「もちろん今回はもう手遅れだけど」


 ……もうさっさと最後の願いをかなえて消えてほしい。


「最後の願いはお望み通り、全部元に戻してあげるということにするわ。でもこんな不毛な結末は魔神のプライドが許さないから、少しだけサービスしちゃう」


 そう言って魔神はランプと札束の山と一緒に目の前から消えた。


◆◇◆


 魔神と札束が消えて、私はしばらく呆然としていたが、やがてノロノロと体を起こして、洗面所に向かった。鏡には普段から見慣れた老いさらばえた顔。

 やれやれとホッとした。と同時に腰が抜けた。今の出来事で寿命が10年くらい縮んだ気がする。


 しばらく呆然としていたが、魔神がやってきたお陰で中断していたお茶を淹れようとして、気がついた。

 ちゃぶ台の上に札束がある。あの青い怪人の忘れ物かとギョッとしてみると、なにやらよれて、使い古した札だ。

 この金がどこから来た金なのかいささか気にはなるが、たぶん日銀からだろう。ナンバーも不揃いでずいぶんとボロボロの札である。きっと回収し廃棄予定の旧札をこっちによこしてくれたのだろう。


 少しだけサービスしちゃう、と言って去った魔神の言葉を思い出す。

 札束は全部で30個、3000万円分だ。

 ……このくらいなら手元においても大丈夫だろう。


 元に戻された身体をあちこち動かして調べてみた。さっきから膝も腰も痛まないので、関節の若返りだけはそのままにして、あとは全部元に戻したのか。

 襟元を引っ張って胸元を覗くと、……やはりそこにはかつての自分の垂れて萎んだ胸があった。

 やっぱりか……とガッカリするのだが、まあそれが自分にふさわしいと思えば問題もない。


 せっかく魔神が置いて行ってくれたのだから、お金はこれからの生活で有効に使わせてもらうことにする。検討もせずに諦めていた有料老人ホームに入ることも考えてもいいだろう。

 でももうあんなことは二度とごめんだ。奇跡と名の付くものは、もうこりごりだ。


 年寄りには何事も普通が一番である。

お読みいただいてありがとうございました。

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