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花うたとアールグレイ  作者: 星田 憩
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ずっと、普通じゃないことは許されないと思っていた。

ずっと、普通じゃないことは許されないと思っていた。私にはできないことがとても多い。ここでいう普通じゃない、というのは物凄い才能があるとか、そういうものではなくて、ただ当たり前にいるタイプの人間になれない、ということである。


それの何が悩みかというと、この世界の大半はその「当たり前にいるタイプ」の人間でできているということ。その人たちとうまくやっていくスキルがなければ、そうでない人はハブられて終わり。たぶん私はそこまで他人のすごい失敗とか、恋愛話とか、中身のない話に興味がないから、1人でいることも割と平気だった。…多少しんどかったけど。でも大学は過去問が要る。わからない問題がでてくる。いまは図書館も閉まっている。1人になりたいのになれなくて、なれたところでスーパーウルトラハッピーじゃないあたりが、選択というものの重さを感じる。


今日たまたま読んでいた漫画に全部答えが載っていた。左利きのエレンという本だ。絵を描くエレンは「普通じゃないことが恥ずかしい」と泣く。普通の人が言葉で伝えるものを全部絵にして逃げていると。それに対して先生は「選ばなかった道を想って泣くんじゃない。胸を張れ言葉もまた創作だ。君は君が選んだ生き方で幸せになりなさい」という。そう願っていると続けながら。


選択の時が来ているのかもしれない。私は他の女の子のように服にも化粧にもあまり頓着は無いし、人の悪口に終着点を見出さずに話すことができない。本を読む方が、ボールペンで絵を描く方が、こうしてパソコンの前で文章を打っているときの方がずっと自然で、ずっと息をしている感じがする。


この間病院に行ったとき、君は男性寄りの考え方をしているね、と言われた。でもそれで生きていくためには自信が足りない、と。確かにそうなのだ。たとえ自信があればかっこいい群れない女であっても、何もできなければただの「あの子とは合わないよね」のネタにされて終わり。大半の人がすることを諦めるのはとても怖い。それを未だに自分にそのスキルが足りないせいなのだと、思わざるを得ないでいる。


私を嫌う人はまあまあいる。認知しているだけでも。でも、私がどんなに変わっても、金髪になったりギャルになったりしても、たとえ大学を辞めたって、変わらず近くにいてくれる人も思い浮かぶ。たぶん、そういうことなのだ。


無理はなるべくしない。好きなこと多め。私が幸せだと思ったらそれが幸せ。


鳥頭だからすぐ忘れちゃうんだよな。覚えておく。

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