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花うたとアールグレイ  作者: 星田 憩
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ほっといても幸せになりそうだと、言われることがある。

今回からタイトルを最初の一文にしようかと思う。理由はなんとなくだけど、目次を見て自分で何の話か思い出せないのが一つ。どことなくラノベみたいだな。


ほっといても幸せになりそうだと、言われることがある。なんだと~~?と思うのが率直な感想なのだけど、言いたいことがわからなくもないのだ。常に何かを追ってて、何かを握りしめているからなのだと思う。要はあんまりかわいくない女なのだ。多少ギラついているのがバレているのか、大学の異性はおもしろいくらい寄ってこない。他の女の子と違う時間割をとれば「らしいね」、褒めてる?と聞けば、「いや」と返される。


なるほど。これは褒められたもんじゃないんだな。大学の面談でみんなと違う時間割の組み方をしたら、教授に「みんなと違うことをするのが悪いって訳じゃないけど、違うことをするって分落とし穴があったりするからね」、たしか単位数の計算の話なのだけど。イレギュラーはこんなにも歓迎されないし、想定されてこなかったのか。私は何かに落胆したけど、それが何かはわからなかった。


ずっと待ち続けるような女の子にはなれないのだ。良くも悪くも。自分の生きやすい環境を整えようとすればイレギュラーだと引かれ、自分で好きなことをしようとすれば、なんか、すごいね、なんて含みのある言い方をされる。腹を割って話せる友達は大学に1人とちょっといるくらいだ。けれど、どんなに頑張って待てる振りして可愛い子ぶっていても、誰も迎えに来ないし、なにか幸せなことが起こるわけじゃないじゃないか。その点に関しては、世の中というか、この私周辺の環境はずるいよなぁと思う。愚痴。


そんな割に、なりたいものが不明瞭だからもどかしい。消防士とか、保育士とか、学校の先生になりたいだとか。そういう立派な目標があったら、まわりにばーかって言いながら夢を大事にできたのだろうか。ばーかはよくないか。自分が結局どこまで何ができるのか、21年間一度もわかった試しがない。まだできるとか、本気出してないだけだとか言い聞かせて、気持ちだけいっちょ前でやってきたけど、出せる本気ならいつもどこかで出してたはずなんだよな。自分が気づいていないだけで。


笑えるくらいかなしいのに、周りを笑って生きていけるほど強くないし、そういうやり方には憧れていない自分がいる。どうせ傷つくのだろう。まぁ私が笑わなくても、私を笑うやつはいるだろう。私が嫌わなくても。


世の中はでっかいから、自分が大事にしたいことを大事にすれば、それが一つの正解なのだと思う。そうであってほしい。難しすぎるんだよな、世界は。


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