プレイ30日目~34日目
熱中症で病院行って来ました。皆さんも熱中症には気を付けて下さいね、水分補給はこまめに、長い時間陽が当たる場所に居ないように、家の中では冷房を掛けた方がいいですよ。
さて、新しい装備も手に入ったし今日からゲルダ鉱山で本格的に採掘を始めようと思う。王都からは何パターンか行く方法があるが今回はオーラル大森林を抜けてオーラル高原を通ってドワーフ区に入る、そこから北上してゲルダ鉱山へと向う。オーラル高原は行った事が無いが調べた感じだと適性Lv20~35なので大きな危険はないだろう。
「ユニー今日は北にあるドワーフ区まで一気に走ろうか、結構遠いけど大丈夫かい?」
(任せて)(走る)(好き)
「はは、そうかじゃあ頼んだよ」
実際王都からドワーフ区までは結構遠い。街道に沿って歩けばリアルでも12時間くらい掛かるだろう。今回のショートカットルートでユニーで走っても3時間以上は掛かるんじゃないだろうか。
取り合えず戦闘は極力回避して途中で休憩を挟んでから一気にドワーフ区まで走ったがユニーはもの凄く楽しそうだった。やはりホーンラーバの本能が走る事を求めていたのだろう。
到着したドワーフ区は正に鍛冶の街という感じで至る所に工房があり、街中からカンカンという音が聴こえて来た。それに冒険者らしき人以外はドワーフが多いように感じる。幻想世界Onlineのドワーフの男性は身長が130cm程で体格がよくみんな髭を生やしている。女性は身長は低いが体格はそこまで大きくはないようで、勿論髭も生えていなかった。
「さて、まずは鍛冶ギルドに行って情報収集だな。これだけ鍛冶屋があるんじゃ、どこに入ればいいのか全く判断出来ない」
ちなみにここは鍛冶ギルド本部になっていて、他の街のギルドに比べると二回りくらい大きかった。
「すいません、ゲルダ鉱山での採掘とミスリルの精錬について学びたいのですが教えて頂けませんか?」
「ようこそ鍛冶ギルド本部へ。まずはギルドカードの確認をさせて下さい」
ギルドカードを渡す。多分鍛冶スキルや採掘スキル、冒険者ランクを確認しているのだろう。
「ありがとうございます。鍛冶スキルについては大丈夫そうですね。中級に上がれば殆どの工房で指導を受けれると思います。雑用依頼が出ている工房の中からご紹介させて頂きますね」
受付嬢さんからカードを返して貰い、紹介状を受け取る。紹介して貰ったのは駆け出しのプレイヤーを広く受け付けている鍛冶ギルド直営の工房らしい。中級鍛冶を取得していない場合は殆どがこういった工房を紹介されるそうだ。ただし、そう言ってもギルド直営なので中級を取得すればミスリルの精錬はしっかりと教えて貰えるし、他の技術もしっかりと教えてくれるそうだ。
「後は鉱山での採掘ですが、ハントさんの採掘スキルですと少し厳しいかもしれませんね。まずは入り口の近くで鉄鉱狙いでスキルを上げる事をオススメします。奥に行けば行くほど希少な鉱物が採掘出来ますがその分必要スキルが高いので条件が厳しくなります」
そう言ってアドバイスを受けて、ついでに鉄鉱や銅鉱の納品依頼も受けておいた。買取価格は若干安くなるらしいが、その分経験値ボーナスが入るので初心者にはオススメらしい。ついでに売店でつるはしを多めに買っておいた。
「鉱山は鍛冶ギルドに登録してあれば無料で入鉱出来ますので、頑張って下さいね。後は奥に行くと魔物が生息している可能性がありますので注意して下さい」
「ありがとうございます。頑張ってきます」
鍛冶ギルドを出たら食事を摂って徒歩でゲルダ鉱山へと向う。最初は受付で言われたように入り口付近で採掘スキルを上げる事にしよう。
鉱山の中はそれなりにプレイヤーが採掘しているようだ。幻想世界Onlineの採掘システムは個人個人で採掘ポイントが表示され、そこでスキルを使う感じになっている。なので他の人から見れば壁に向ってつるはしを振り下ろしているようにしか見えないし、他のゲームでよくあるようなポイントの取り合いも起こらない。
「さてと、やりますかね」
早速つるはしを取り出して構内を歩く。ポイントを見つけたらひたすら掘る。そしてまた次のポイントを探す。その繰り返しだ。掘った鉱物はストレージに収納していく。
それから3日間は只ひたすらに採掘した。鉱物はいくつあっても困らないし、こういうのは一気にやってしまった方がいい。その甲斐もあって採掘スキルはMAXまで上がり、ミスリル鉱もそれなりの数が手に入った。
奥地には言っていた通り、アイアンワームというモンスターが生息していた。こいつらはミミズのようなモンスターで鉱物を好んで食べる、更にアイアンワームは上位種で土魔法も使ってくる。ただし、戦闘中はその場から移動しないタイプのモンスターだったので私にとってはカモでしかなかった。
戦闘回数は多くは無かったのだが前回かなり稼いでいたようでLv32に上がった。そして採取と採掘が派生して<ギャザラー>が取得可能になったのでポイントがギリギリだったが取得しておいた。
3日間の鉱山合宿を終えてドワーフ区へ戻り、ギルドで依頼の報告をしてから紹介して貰った工房へと向う。その際、受付嬢さんにずっと篭っていた事がバレて呆れられたのは言うまでもないだろう。
「すいません、鍛冶ギルドからの紹介で来ました。宜しくお願いします」
「おう、よく来たな。取り合えず雑用からやって貰う予定だが、何か作った作品があるんなら見せてくれねぇか?」
そう言われたので取り合えずいつも使っている矢と調理器具等を見せてみた。
「ふん、なるほどな。ある程度は出来るみてぇだな。よし、じゃあ早速仕事開始だ」
ここでも木工の時と同じようにゲーム内で8時間の労働となっているのでそれに合わせてプレイする事になった。ある程度鍛冶スキルが上がっていた事もあって中級鍛冶を取得するまでにリアルで1日掛かってしまったが何とかミスリルの精錬まで教えて貰う事が出来た。これで今後はミスリルも使用可能になり、目的だった弓も作れるだろう。
お読み頂き有難う御座います。
もう少しで中央大陸へと渡ります。それまでを1章として中央大陸編が2章となります。
2章では新しい騎獣との出会いやダンジョンへの挑戦等を予定しています。
毎日更新は難しいかもしれませんが、気長に付き合って頂ければ嬉しいです。
ハント
精霊弓士Lv.32
HP510/510
MP275/275
STR32(+5)
VIT32(+5)
DEX72+13(+8)
AGI66+23(+8)
INT42+10(+10)
MND32(+5)
LUK36(+5)
ステータスポイント:0
スキルポイント:2
冒険者ギルドランクC:11/50
<<スキル>>
<精霊召喚>Lv.MAX<精霊魔法>Lv.8<上級弓術>Lv.3<遠距離攻撃力上昇(中)>Lv.9<超身体強化>Lv.5<中級鍛冶>Lv.1<上級木工>Lv.2<中級錬金術>Lv.6<中級料理>Lv.2<竜の眼>Lv.7<夜目>Lv.MAX<千里眼>Lv.5<ステルス>Lv.MAX<鑑定眼>Lv.6<レーダー>Lv.7<ギャザラー>Lv.1<ダッシュ>Lv.MAX<跳躍>Lv.MAX<暗殺>Lv.6
<<称号>>
『孤軍奮闘』『弓の名手』『エルフの叡智』『木工師』
<<装備>>
武器・・・初心者の短剣・樫のロングボウ DEX+1 AGI+1 命中率アップ
頭装備・・・ハンターハット AGI+3 INT+5 眼系スキル効果アップ
胴装備・・・ワイバーンベスト DEX+7 AGI+6 身体強化効果アップ
手装備・・・ワイバーングローブ DEX+5 遠隔攻撃命中率アップ
脚装備・・・ワイバーンボトム AGI+5 消音効果アップ
足装備・・・ワイバーンブーツ AGI+5 ダッシュ効果アップ 跳躍効果アップ
背装備・・・ワイバーンマント AGI+3 INT+5 隠密効果アップ 全耐性+1
装飾品・・・レンジャーリング DEX+1 AGI+1
ワイバーンベルト DEX+1 矢筒装備数+1
<<所持金>>
145,400G
ユニー
ホーンラーバLv.17
HP250/250
MP60/60
STR24
VIT22
DEX16
AGI26
INT12
MND11
LUK7
<<スキル>>
<ダッシュ>Lv.8<スタミナ>Lv.8<悪路走行>Lv.4