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50代で始めるVRMMO。~初めての幻想世界Online~  作者: 森もりおん
第一章 グローリア大陸編
11/43

プレイ4日目後半

いくつか感想にコメントを頂きましたので過去の話に加筆、修正を加えておりますが話しの大筋に影響はありません。

 ログインしてフレンドリストを確認したがセレナはまだ来ていないようなので、今の内にステータスポイントの割り振りやスキルの確認をする事にした。


「まず、ステータスはいつも通り、AGIとDEXに振ってっと。新しく覚えられるスキルも増えてるみたいだな。」


 スキルはLvが上がる毎に成長するタイプと、Lv.1、Lv.5、Lv.10で新しいアクションが増えたり、成長・進化するタイプがある。例えば<遠距離攻撃力上昇>はLv.1で補正が1.10倍、Lv.2で1.11倍とLvが上がる毎に成長する。<弓術>はLv.1でストレートショット、Lv.5でムービングショットを覚えた、掲示板に載っているベータの時の情報だとLv.10でダブルショットを覚えて<中級弓術>に進化するらしい。

 そしてスキルはプレイヤーの行動によって発現し、スキルポイントを使って取得する。気が付かなかったがいくつか良さそうなスキルが発現していたのでポイントを使って取得する事にした。


・<身体強化>・・・一時的にSTR/VIT/DEX/AGIを上昇させる。

・<遠見>・・・より遠くを見渡せる。

・<魔力遮断>・・・身体から自然発生している魔力を遮断し、魔力による感知を防ぐ事が出来る。

・<魔力感知>・・・範囲内に存在する魔力を感知する事が出来る。

・<熱源感知>・・・範囲内に存在する熱源を感知する事が出来る。


「取得するのは取り合えずこれくらいかな、スキルの進化は3ポイント必要みたいだし、あんまり無駄使いは出来ないもんな。」


 今回取得したのはどれもソロ活動の上で有用そうな物だ。私のスタイルは「見つかる前に倒す」なので、こちらの情報はなるべく与えたくないし、色々なタイプのモンスターがこれから増えるらしいので感知系のスキルは重要だろう。

 それぞれの発現条件だが、身体強化は多分街と森を走って往復していたのが原因ではないだろうか、遠見は鷹の目と中身が似ているし、魔力感知と熱源感知も気配察知を使っている内に条件を満たしていたのだろう。


「取り合えずこんなもんか、セレナがログインしたみたいだし露店エリアに向かおう。」


ハント

レンジャーLv.8

HP170/170

MP55/55

STR8(+5)

VIT8(+5)

DEX19+1(+5)

AGI19+1(+5)

INT8(+5)

MND8(+5)

LUK10(+5)

ステータスポイント:0

スキルポイント:3

冒険者ギルドランクE:0/30

<<スキル>>

<弓術>Lv.6<遠距離攻撃力上昇>Lv.5<身体強化>Lv.1<鍛冶>Lv.1<木工>Lv.3<錬金術>Lv.2<料理>Lv.1<鷹の目>Lv.4<夜目>Lv.3<遠見>Lv.1<隠密>Lv.4<魔力遮断>Lv.1<ステータス鑑定>Lv.3<アイテム鑑定>Lv.4<気配察知>Lv.5<魔力感知>Lv.1<熱源感知>Lv.1<採取>Lv.3<ダッシュ>LV.2<跳躍>Lv.1<不意打ち>Lv.2

<<称号>>

『孤軍奮闘』

<<装備>>

武器・・・初心者の短剣・初心者の弓

頭・・・なし

胴・・・冒険者の服

手・・・なし

脚・・・冒険者のズボン

足・・・冒険者のブーツ

装飾品・・・レンジャーリング

<<所持金>>

3,100G


「あ、ハントさんこんばんわ。」


「こんばんわ。素材を取って来たから防具の作成を依頼してもいいかな?ちなみに素材はこれなんだけど。」


 昨日取って来た、ウルフの毛皮やブラックウルフの毛皮をセレナに見せる。


「凄い!ブラックウルフの毛皮ってあんまり出回ってないんですよ、まさか1人で倒して来たんですか!?」


「あぁ、運が良かっただけだよ。それで大丈夫?」


 ブラックウルフの毛皮を持って興奮しているセレナを落ち着かせて改めて聞いてみる。


「はい、これだけあれば大丈夫ですよ。注文は昨日聞いてますけど、ブラックウルフの毛皮はどれに使いますか?」


「そうだな、マントにお願いするよ。」


「分かりました。それじゃ、えっと・・・。」


 セレナはぶつぶつと何やら考え込んでいる様だ。


「うん、よし。ハントさん、今回は2,000Gお願いします。他の素材はこちらでいいものを使いますね!明日取りに来てもらっていいですか?私今からすぐ作るので!」


「あぁ、お願いするよ。じゃあ2,000Gどうぞ。」


 セレナはお金と素材を受け取ると店を畳んでどこかへ行ってしまった。あの様子なら任せてしまっても大丈夫だろう。きっといい物が出来るはずだ。


「さて、セレナも行ってしまったし。冒険者ギルドに報告に行って、私も矢の補充と薬の作成でもするか。ブラックウルフの時に銅の矢があればもっと楽だったはずだし、備えあれば憂いなしだからな。」


 冒険者ギルドに報告に行くと、珍しくアプリが居なかったので他の職員に報告をして報酬を受け取った。ブラックウルフを討伐したと報告したらかなり驚かれたがドロップアイテムのブラックウルフの牙を見せると納得してくれた。まぁ、ギルドカードにはしっかり討伐の記録が残っているので牙を見せる必要は無かったのだが、初めての職員さんだったので仕方が無い。

 ついでに何か依頼を受けようかと考えたが良さそうな物がなかったので次は木工ギルドの共同作業スペースへ向かう。


「さてと、まず『銅の鏃』を準備して、それと『樫の木の枝』と『鳥の羽根』で『簡易合成』して。『銅の矢』の出来上がりっと。」


 作成自体は材料さえあれば大丈夫なので簡易合成で次々に仕上げていく。1回で3本、それを99回ひたすら繰り返す。回数を重ねているうちに<木工>のLvも上がる、弓矢は狩人の生命線なので<木工>スキルはしっかりと上げる予定だ。


 次に向かったのは錬金術ギルド。販売用の初心者用ポーションとポーションをある程度作って、次に解毒薬と解麻痺薬の作成に取り掛かる。


「まずは『毒草』と『水』で『毒薬』を作って、『毒薬』と『ポーション』を『簡易合成』すれば『解毒薬』の完成っと。システムで作るのは楽でいいな。」


 実際はもっと複雑なんだろうけどスキルと材料さえあればある程度作れるの幻想世界Onlineのいい所だと思う。同じ要領で『解麻痺薬』をいくつか用意する。

 自分の分をいくつか確保して、残りは販売に回す。露店でいくつか見かけたので同じ金額で売ればいいだろう、こういうのは周りに足並みを揃えるのが無難というものだ。


 矢と薬を作って露店エリアで店を出す。試しに銅の矢も1セットだしてみたのだが400Gで売れたので素材を取ってくるならなかなかいいかもしれない。ちなみに薬はすぐに売れた。

 聞く所によると次の街へ向かう人も出始めているらしく、道中の保険として薬を買っているそうだ。


「私も装備が出来たら次の街へ行って見るか。鉄も必要だしな。」


 寝るにはすこし早いかと思ったのだが、昼間頑張ったので今日は早めに寝る事にした。寝る前に色々と考えるのも楽しいものだ。

 明日も朝から狩りに行ってLvを上げて生産してスキルを上げて、新しい装備を貰ってと楽しみがいっぱいあるな、と考えながら眠りについた。

お読み頂きありがとうございました。手探りな部分もありますのでお気づきの点が御座いましたら、お気軽にコメント下さい。今後とも宜しくお願いします。


ハント

レンジャーLv.8

HP170/170

MP55/55

STR8(+5)

VIT8(+5)

DEX19+1(+5)

AGI19+1(+5)

INT8(+5)

MND8(+5)

LUK10(+5)

ステータスポイント:0

スキルポイント:3

冒険者ギルドランクE:6/30

<<スキル>>

<弓術>Lv.6<遠距離攻撃力上昇>Lv.5<身体強化>Lv.1<鍛冶>Lv.1<木工>Lv.5<錬金術>Lv.4<料理>Lv.1<鷹の目>Lv.4<夜目>Lv.3<遠見>Lv.1<隠密>Lv.4<魔力遮断>Lv.1<ステータス鑑定>Lv.3<アイテム鑑定>Lv.4<気配察知>Lv.5<魔力感知>Lv.1<熱源感知>Lv.1<採取>Lv.3<ダッシュ>LV.2<跳躍>Lv.1<不意打ち>Lv.2

<<称号>>

『孤軍奮闘』

<<装備>>

武器・・・初心者の短剣・初心者の弓

頭・・・なし

胴・・・冒険者の服

手・・・なし

脚・・・冒険者のズボン

足・・・冒険者のブーツ

装飾品・・・レンジャーリング

<<所持金>>

5,200G


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