再会のような出会い
どうも
心欲 空です!
誤字脱字で読みにくかったらすいませんm(__)m
店を出てみたら外は雨が降っていた。
僕は傘をさし、電車に乗らず歩いて帰ることにした。
自分の家までは電車で二駅だから
歩いて帰るのにはそう遠くない距離だ。
雨のせいかはしいらないがタクシーの数が多い。
「お兄さん乗って行くか?」
タクシーの運転手が僕に聞いてきた
「家すぐそこなんで大丈夫です」
僕は愛想笑いで答えた。
タクシーの運転手は舌打ちをして
何もなかったように前進して行った。
僕も何もなかったように歩き出す。
雨の日は考えてもないのに少し思い出してしまう。
雨の日が嫌いな君はいつも雨が降ると不機嫌になって拗ねてしまう。
何年経とうが出会った時から何も変わらなかったな。
そんな君に僕は恋をした。
なんで駒井先輩と橘部長と岸谷さんあの三人を見ていると
懐かしく、虚しく、寂しく感じてしまうかと言うと
僕と彰陽それに僕が恋をした霧崎 亜美
僕ら三人と重なって見えてしまうからだ。
僕ら三人は幼馴染でどこに行くにも一緒で、よく遊んでいた。
彰陽は今はチャラいが昔は素直でいつも笑っているような
その辺によくいる悪ガキだった。
亜美は男女共に誰にでも優しく、頭もいい
ただ天邪鬼で少し口の悪い女の子だった。
もう少し思い出に浸っていたかったのだが雨が凄い強く降り出した。
道行く人は急いでいる。
と言ってもそんなに人通りは多くない。
読んで頂きありがとうございますm(__)m