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届きますように  作者: 心欲 空
第1章
2/21

日常2



どうも

心欲 空です!


読みづらいかも知れませんが

読んで頂けたら光栄ですm(__)m






昼からの仕事も一段落し時計を見れば16時になっていた。

僕は会社の喫煙ルームに行き、中へ入りコーヒーを買って

タバコに火をつけ椅子に座った。

この時間は僕以外誰も居ないので少しのんびり出来る。

僕はこの時間が意外と好きだ

少しのんびりした後すぐに仕事に戻り

辺りが暗くなる19時頃まで働いて会社を出た。


「藤倉くーん!」


後ろから聞き慣れた声が聞こえたが

僕は無視し、そのまま歩こうとしたが

後ろから手を掴まれ


「藤倉くん無視はやめてよ!」


「誰ですっけ?」


僕の手を掴んでいる、駒井(こまい) 理沙(りさ)に向かって

冷めた目線を送った。


「先輩の顔を忘れるなんて

藤倉くんまだまだね」


勝ち誇ったように僕に言ってくる


「冗談ですよ、駒井先輩」


「もうー!藤倉くんは冗談が怖いよ」


僕より年上なのに駒井先輩は

ほっぺを膨らませる


「すいません」


僕は苦笑いで答える


「ねぇ藤倉くん今日家に行ってもいい?」


駒井先輩は上目遣いで聞いてくる


「嫌です」


「なんでー

いいじゃん家隣なんだから」


「アパートだから仕方ないでしょ

まさか引越した隣の部屋に

駒井先輩が住んでいるとは・・・

とにかく嫌です」


「いいじゃん!」


「晩御飯ぐらい自分で作ってください」


「バレてたか」


この駒井 理沙と言う人は

晩御飯目当てに僕の家に転がり込んでくる

迷惑な隣人兼会社の先輩だ


「ねぇお願い」


「嫌です」


そんな会話をしながら僕らは

アパートの近くのスーパーに行くことにした


「藤倉くん晩御飯作ってくれるんだね」


「仕方ないんで、今回だけですよ」


「ありがとう!」


「ただし、ご飯食べたらすぐ帰ってくださいよ」


僕は怒り気味で駒井先輩に言ったが

どうやらもうこの人は食べ物のことしか頭にないらしい


「今日は何を作ってくれるんだい?

藤倉くんは料理がプロ並だから何を作ってもおいしいけど」


「はいはい、お世辞はいいですよ」


「本当の事なのに...」


スーパーで晩御飯の買い物をして

僕はアパートの自分の部屋に帰り

スーツから着替えもせず晩御飯の支度を始めた。

駒井先輩は後で来るとのことらしい。

それから30分ほどしてから

駒井先輩がパジャマ姿で部屋に来た

なんでもシャワーを浴びていたらしい。


僕はすぐに駒井先輩に料理を出した。


「いやーごめんね藤倉くん」


「食べたらすぐ帰ってくださいよ」


僕はそう言いながらタバコに火をつけた。


「藤倉くんは食べないのかい?」


「僕は大丈夫です」


駒井先輩は晩御飯をすごい勢いで食べた


「おいしかった!」


そう言いながら駒井先輩は子供みたいな笑顔で僕を見た


「それはよかったです

もう作りませんからね」


僕は愛想笑いで答えた


「とか言って頼んだら作ってくれるのが藤倉くんでしょ?」


「はいはい」


その後、駒井先輩は自分の部屋に帰っていった。

こんな何もない日々が始まって2年経つ

僕は駒井先輩の飼育員ではないのだけど。

まぁ駒井先輩に深く関わるつもりはない

岸谷さんといい駒井先輩といい

めんどくさい人達だと毎日思ってしまう。



読んで頂いてありがとうございます

とても光栄ですm(__)m

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