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届きますように  作者: 心欲 空
第4章
19/21

過去。


久しぶりです!

心欲空です!


読んで頂けたら光栄ですm(__)m

藤倉 悠二は藤倉 宗二の息子だ。

悠二は幼い頃両親に捨てられ

父親の親戚の人が経営するアパートに

悠二が小学校に入った頃から妹と2人で暮らしていた。

それまでは妹と一緒に施設に預けられていた。


悠二と1つ歳が離れていた妹だが

ある事情があり悠二が小学4年生の頃に

2人を捨てたはずの両親が悠二の前に現れ

2人のうち、どちらかだけ引き取ると言ってきた。


引き取られた方はこれから何不自由のない生活と

将来は社長の椅子が用意され

残った方はこれまでと同じ生活。

悠二は考える間もなく妹を引き取って欲しいと

両親にお願いした。

自分なら大丈夫だと

自分は一人でも平気だと

悠二は笑顔で両親に答えた。

両親は妹を引き取りそれ以来

悠二の前に二度と現れることがなかった。


・・・・・・・・・・・・・


悠二と亜美と彰陽が出会ったのは小学校に入学してからだ。


悠二は血筋のせいか何をしても完璧にこなしてしまい

目立ちたくもないのに目立ってしまい周りの人から

媚を売られたり、チヤホヤされたり、

疎まれたりするような子供で

悠二は独りを好んでいた。


亜美は頭もよく、見た目もよく誰にでも優しいく

ただ口が悪く天邪鬼な性格だった

なかなか友達が出来ないそんな子供だった。


彰陽はどこにでも居るような悪ガキで

誰かれ構わずに絡んでいく

気さくな子供だった。


そんな3人は入学して同じクラスになる。


・・・・・・・・・・・


入学して一ヶ月が経った放課後

悠二は保育園に妹を迎えに行く道中のこと。


「いつまで付いてくるんですか?」


悠二は後ろを振り返り言う


「そんなこと言うなよ藤倉くん!」


彰陽は笑いながら答える

彰陽は悠二と遊ぼうと思い後をついて来ていたらしく

そんなこと知るはずがない悠二は

またこいつも媚を売ってくると思っていた。


「あ!霧崎さんだ!

おーい!」


彰陽は悠二をそっちのけで手を振る。

悠二は彰陽が手を振る方を見ると

保育園の近くの公園に1人で居た亜美と目が合う。


読んで頂きありがとうございますm(__)m

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