強力な魔物のヒロイン化
山の守り神ドラゴンを倒したら絶世の美少女に変身。
なろうではよくあるシチュエーションですね。
女の子が増えることに異論はありませんが、一つ訊かせてください。
モンスターに変身できることのどこがヒロインとしての強みなんですか?
美少女というだけならば、いくらでも代わりは出せるんですよ。
わざわざそんな設定にした理由を是非とも聞きたいものです。
設定とアピールポイントを履き違えないでください。
小説の特色は、何と言っても映像的な印象を与えることが出来ないことです。
言い換えれば、美少女と言っておけばそれはどんな娘でも美少女ということです。
そこに角が付いていようが、鱗が付いていようが、美少女は美少女です。
どうせ作品中であまり言及はしないので、オプションは付いていた方がお得です。
何かしら属性さえ用意して貰えれば、適当に盛り上がれます。
獣耳がその代表的な例ですね。
ヒロインの初登場時以外で獣耳をイジる作品がいくつ有ることか。
自分は人外娘萌えなもので、魔物が変身すると聞く度に儚い期待をするんです。
いつもただの美少女が出てくるだけですがね。