表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

学園というエターナる予兆

 無事に終わらせる目端の良さがある人も多いとは思いますがね。

 それがために比較的早期に見分ける方法を日々開発しています。

 今一番有力なのは、クラスメート全員がほぼ同時に自己紹介すること。


 あなたは初対面でクラスメートの名前を全員分覚えられるんですか?

 クラスメートは分かり切ったことを聞かされて退屈では?

 というか授業の時間はどこに行きました?


 せめて整合性を保つため、一時間目が終わった後か昼休みに……

 それでも名簿リストをポンと渡されたような気分です。

 一気に情報を渡されても、処理しきれる訳が有りませんよ。

 読者も作者も。能力的にも時間的にも無理があります。


 友人の輪はまずは隣の席から。そして友達の友達に。


 なぜぼっちな自分がこんなことを熱く語っているんでしょう?

 とにかく、話に絡んでくる登場人物は焦らず絡んできてからの紹介でも遅くはありません。

 既に友達になっているクラスメートからの言及が事前に有るなら最高ですが。


 同時に五人以上新しい登場人物を出すのは控えてください。


 あと、よく揶揄されるものとして、専門用語のずらっと並ぶ授業風景。

 ……小説は設定資料集ではありません。

 大体の小説の書き方講座には書いてある常識です。


 まさか設定を書き並べていけないのは冒頭だけと思っていませんよね?

 魔法の発動方法なんて誰が興味を持つとお思いですか?

 現代恋愛モノでメールが何故送信できるか書き並べるようなものですよ?


 たまに授業に伏線仕込む人も居ますが、その内容は限られますね。

 魔法の発動方法なんて、作中で活用できる確率は絶望的です。

 大事なことはエッセンス。

 ガッツリした講義よりも、それっぽいワードをちらほら入れましょう。

 後でその内の一つでも拾い上げてやれば、高い効果を発揮します。

 入れすぎなければ毒にはなりません。臆せず入れましょう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ