『海中の石の血と赤プレスマン』
掲載日:2026/05/19
瀬戸内海のある島の近くに、海中に沈んだ大きな岩があって、調べてみると、大層質のいい石であったので、分限者が、切り出して墓石にでもして売ろうと思い、人足を雇って切り出そうとしたが、人足が作業を始めようとすると、何だか気持ち悪い声が聞こえてきて、石にのみを入れると、血のようなものが染み出してきて、怖がって作業するのを嫌がった。分限者は、自分でもぐってのみを入れたところ、おぞましい量の血が染み出してきたので、怖くなって、赤プレスマンを奉納して、石に手を出すのはやめたという。
教訓:もし、巨大海中生物を傷つけたのだとしたら、赤プレスマンを奉納しても許されない。




