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第三帝国の異世界戦記  作者: 七瀬
異世界突入
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世界情勢

アイルランド島 陸海空参謀本部 

ある2人の男が椅子に座り、テーブルに地図を置き、話をしていた


「エーデル艦長、迎えが来る前に世界情勢について教えてもらっても?」

「わかった、まず初めは異常気象だったんだ、アフリカやアジアにて大規模な霧が出てきた、それだけなら良かったんだが霧に包まれたアフリカやアジアとの連絡が途絶えたんだ、そ二日後、君達が霧から出てくる5日前だね、

ついに霧が無くなったんだが、そこには大昔に滅んだモンゴル帝国があったんだ、霧に囲まれたアジア全体でね、

さらにそいつはギリギリ飲み込まれて居なかった日本に宣戦布告、それに応じてアメリカなども参戦したんだ」


「なるほど、だがその話だとヨーロッパの面々は戦争してないように思えるが?」

「そこについてはこれから、

アフリカでもアジアと同じく霧に包まれていたんだ、そしてアジアの霧が解けたと同時期、アフリカの霧も解けたんだが、そこには大アフリカ帝国が居たんだ、しかし歴史上そんな帝国は居なかったんだ、そこが奇妙なんだ、


ひとまず話を戻して、そのアフリカ帝国はイタリア、イベリア半島に上陸、それに合わせてEU諸国が参戦更にモンゴル帝国も参戦、今は東南から攻撃を受けていて、全戦線で劣勢、ワルシャワや、ローマが陥落しかけているんだ、イベリア半島は完全失陥、ピレネー山脈で睨み合い中だ、アジアでは北海道に乗ってきたモンゴル兵を撃退し、米軍が朝鮮半島に強襲上陸し、平壌付近で膠着中だ」

「アジア方面は何とかなりそうだがヨーロッパ方面が不味いな、地中海の制海権はどうなっている?」


「地中海の制海権はほとんど取れていない、ロイヤルネイビーがジブラルタル海峡を押さえてはいるがそれから先は機雷や潜水艦、敵航空機によって阻まれている」

「制空権はどうだ?」

「フランスやバルカン方面は取れているがイタリア北部は完全に取られている、ポーランド方面は制空権が拮抗しているがおそらく工業力の差によって喪失する見込みだ。」

「そうか…そろそろ迎えが来るだろう、準備しては?」

「そうですね、それではまた会う事を楽しみにしてますよ。」

艦長が部屋を出ていったと同時に副司令が中に入ってきた。


「七瀬艦長、部隊の編成が完了しました。」

「その事なんだが、海軍の編成を変更したい、まず第7艦隊を集結、ジブラルタル海峡に出航、残りの巡洋艦10隻と駆逐艦60隻については、通商破壊に巡洋艦7隻、船団護衛に残った駆逐艦を派遣してくれ。」

「了解、予定日には間に合うでしょう、失礼します。」


1人になった司令は ふぅ とため息をついた後、荷物を片付け部屋を出て行った。




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