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第三帝国の異世界戦記  作者: 七瀬
異世界突入
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帰還

第七艦隊 旗艦 大和

甲板では船員が対空砲や主砲の整備の為に走り回っていたり、疲れてタバコ休憩をしている人なども居た


「ふぅ、これからどうするんだろうな?」

「さぁ?とりあえずアイルランド島に戻ると思うけどな、にしても鹵獲した艦は奇妙だな、でかいが砲が一門しか無いとは」

「ミサイルを多く積む為だろ、だとしても流石に少な過ぎるけどな、口径も、155ミリ程度だろ?命中精度が高くてもダメージが少ないと意味ないのにな」

「それとCIWS、バルカン砲で連射力が高いが多勢に無勢、大人しく連射力を低くして10機ぐらい搭載したら良いのに」

「近接対空射撃を想定して無いんだろ、しかし流石にミサイルを過信し過ぎていると思うがな」

タバコを吹かしながら話し合っていると後ろから声がした

「成清、貴志!あんた達仕事終わったの?」

「げ、静香かよ、終わったよ、今は休憩中だ」

「そう、今からアイルランド島に帰還するから準備してだって」

タバコを吸うのをやめ、袋に入れ、2人で艦内に戻っていった。


第七艦隊 旗艦 大和 艦橋にてある人達が話し合っていた


「つまり、我々は異世界に来たと?」

「はい、自分達を信じるのであればそうです、驚かれないんですね」

「他の星に行った時と似た状況なので」

「そうですか…救難信号を出せば良いのでは?」

「それは私も考えたのですが、通信装置が故障しているので戻り、修理しないと無理なんです。

なのでアイルランド島に帰還します」

「そう言えばアイルランド島北部は我が英国の領土なんですがそれはどうなるのでしょう?」

「島ごと転移したので我々の領土ですね」

「そうですか…」

こうして話し合っているとある無線が届いた


(こちら英国第五主力艦隊である、今すぐ我々の艦隊を解放せよ)

(こちら第七主力艦隊、今ここではなく明日、変換交渉をしたい)

(これは交渉では無い、命令だ、今すぐ解放せよ)

「なんだこいつ、めんどくさいな…」

(我々は今すぐそちらの艦隊を海の鉄屑にする事ができるぞ?)

(そうか…では明日、交渉しようか。)


「やけに素直に従ったな」

「無駄に犠牲を増やしたく無いのでしょう」

「ひとまず帰還しよう、取り舵いっぱい!目標アイルランド島北部!」

「了解!取り舵いっぱい!」


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