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第三帝国の異世界戦記  作者: 七瀬
異世界突入
2/27

想定外の海戦1

あまり現代の艦隊や、艦艇がどのような物があるのか分からないので変な事になっているかもしれません、ご容赦下さい

翌日 早朝7時 第七艦隊 

港にて、慌ただしく荷物を輸送船などに運び込んでいた、そんな中、旗艦大和 甲板にて


[まさか、ついでに輸送船も一緒に行くとはな…]

[まあ霧のせいでほとんど出航してないからな]

[でも変じゃないか?霧でもGPSやレーダーでほとんど安全に出発出来るだろ?]

少し疲れた顔の搭乗員がタバコに火をつけ、口に運びながら


[さあな、何か理由でもあるんじゃないか?それより、お前もタバコ吸おうぜ?]

男が箱から1本のタバコを取り出し、隣の男に向ける

[忘れたか?禁煙するって昨日言っただろ?]

[そうだったな…美味いのに…]

そう言うと男はタバコを箱に戻し、口から白い煙を吐いた、そんな時、アナウンスが流れた

[全乗組員に通達、これより東京に向けて出航する、各乗組員は準備せよ、また機関士は旗艦室にてエンジン始動準備をせよ。]


[そろそろか、CICに戻るぞ]

[ちぇ、もっと吸いたかったんだけどな…]

そう言うと男はタバコを袋にいれ、館内へと歩を進めた。


数時間後 第七艦隊 大和にて


[レーダーの調子が悪いな、30キロぐらいじゃないと使えないぞ…]

[そうだな…まあGPSは使えるし、大丈夫だろ]

そんな時、CICから無線が届いた

[本館10時方向、謎の艦隊を視認、武装しています!]


[何が起こっているんだ?北アイルランドが霧に包まれ、通信が取れなくなってから2日、一隻も出て来なかったのに今になって出てきた、しかしあの艦隊は一体?大型、小型全て含めてもアイルランドにあった艦と同数、いや、それより多すぎる]


[エーデル艦長!本国より通信が!内容は、艦(目標に海域から離脱するよう警告、非常時には武装の使用を許可する、また念の為イージス艦3隻、フリゲート10隻を周辺海域に派遣する)と…]

艦長が汗を拭いながら


[そうか…目標へこの周辺海域か、離脱せよと言う旨の通信を送れ!]

[了解!]

数分前後

[所属を訪ねる旨の通信が来ました!]

[素直に所属国家を伝えろ!それと相手の所属国家を訪ねろ!]

[了解]


哨戒艦隊には緊張が走っていた、何故ならこの艦隊では30隻の敵艦隊と交戦すれば負ける可能性があり、応援も直ぐに来るわけでは無かったからだ…

一方第七艦隊 旗艦 大和にて

[そうか…だがそんな国は居ない、ましてはブリテン島は第三帝国領土だぞ?…どうなっている…]

[司令!大変です!CICから、レーダーに航空機と思われる物がこちらに飛行中、また目標からミサイルと思われる物が接近中と!]

[何!?そうか…仕方ない、左舷対空戦闘用意!]

[了解!]


艦隊では緊張間が走っていた、相手は航空戦力、ましてはミサイルすら持っている、これが戦後初の海戦だと…いや、新しい戦争が始まると…艦隊の皆は確信していた…


その頃哨戒艦隊では怒号が飛び交っていた

[空軍は何をして居る!何故ミサイルを!まだ敵とも決まったわけでも無いのに!]

[落ち着いて下さい!、撃ったものは撃ったのです、今すぐ相手に通信をしましょう!]


[いや、正体不明何だ、それに我々は警告した、このまま敵艦隊を沈め、何をしていたのかを確認しましょう!]

[いや、とにかく本国に連絡をしよう!]


艦橋では収集が付かないほど混乱しており、統率が取れていなかった、更に悪い事にこれがほとんどの艦艇で起こっていた。


第七艦隊 旗艦大和にて

CICでは無言が続いていた、しかしその搭乗員の顔には緊張が浮かんでいた

[敵ミサイル、射程圏内に入りました、対空ミサイルの使用の許可を]


[いや、ミサイルは撃たない、敵ミサイルは6機だろう?近接対空で叩き落とす、主砲三式弾装填!近接対空戦闘開始!]

艦橋では哨戒艦隊のように混乱が生まれていたが、司令官がそれを沈めた。

そして、大和、武蔵、信濃などの全艦隊がCIWSや、10cm連装高角砲、主砲で濃密な弾幕を展開していた。





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