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第三帝国の異世界戦記  作者: 七瀬
異世界突入
12/28

ジブラルタル沖海戦1

数時間後 クイーンエリザベス級航空母艦

艦橋にて指揮官がある報告を受けていた。


[カール指揮官、地中海に突入した第七艦隊が帰ってきました、確認した感じ損害は無し、作戦は成功したそうです。]

その言葉にカール指揮官は驚き、紅茶を落としそうになっていた。

[そうか、あの艦隊は我々が思っていたよいのかもな…あぁ、そうそう、現在発艦可能な戦闘機は全機発艦、第七艦隊(英雄)を出迎えてやれ]

[了解、発艦します]

数時間後 ジブラルタル海峡 戦艦大和

(まさか本当に成功するとは思っていませんでしたよ、七瀬司令官、)

(ええ、大体は予想内だったので上手く対処出来ました。)

司令官が無線にてカール指揮官と会話をしていた、大体は今回の作戦と次の作戦についての話し合いだった。


(それでは次の作戦ではどうしますか?)

(そうですね、流石にイベリア奪還、若しくは地中海の制海権を取りに行きましょうかね?)

(それならイベリア奪還の方が良いでしょう、ジブラルタルは要塞や対空網によって陥落しては居ませんがいつ突破されてもおかしくはありません、ですが相手側もそれを察知し、イベリアの戦力を増強するでしょうね)


(そう、それが問題なんです、地中海の艦隊を壊滅させたとは言え敵はバカみたいな造船をして居る)

(そういえば七瀬司令官、ミサイルや砲弾の補給はできていますか?)


現在の第七艦隊のミサイルや46センチ砲の弾薬は現代とは違うミサイルであり、ミサイルは他国のミサイルを搭載しても何とかなるが、主砲、副砲、対空砲の弾薬は現代の技術力では複製出来ず、複製技術によって、超重徹甲弾や超重榴弾、副砲のVT榴弾などは無限に使えるが、性能がガタ落ちしてしまい、本島のアイルランドでしか生産出来ず、元は第三帝国の領土である為工業化はある程度はしているが、もし本格的な海戦が起これば直ぐに備蓄が底をつく程度しか無いのだ。


(砲弾は何とかなるかもしれませんが、ミサイルは不味いですね、本国から補給が来ますが大規模海戦をした場合、直ぐに底をつき、海上に浮かぶ鉄屑になってしまいますね)


(それではミサイルを本国、英国にて複製するのはどうですか?)


その提案はいつ大規模海戦が起きるか分からなくなった第七艦隊にとっては魅力的だが


(拒否させていただきます、理由としてはこのミサイルは機密情報の塊です、今までは我々は国家規模としては中小国であり、簡単に量産出来無かったですが、英国に渡れば大量生産され、戦後の軍事バランスが完全に崩壊します、その為拒否します)


そう言い終わると少しの間を起き、カール指揮官は

(そうですね、ひとまず休みま)


そう言い終わる前にサイレンが鳴り響いた。

(CICへ、何があった!?)

(敵機の襲来です、総機数200〜300機、迎撃の許可を)


(了解、機関戦速、全艦隊に通達、対空戦闘開始、海の藻屑にしてやれ)











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