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第三帝国の異世界戦記  作者: 七瀬
異世界突入
11/28

ローマ上陸作戦

第七艦隊 旗艦大和 

主砲46センチ3連装砲が轟音を鳴らしながら約90キロ先の敵艦隊に攻撃をしていた、そんな時、ある報告が届いた


(敵ミサイル接近、総数30発、速度マッハ2、着弾時間残り5分)


この報告に司令がすぐさま反応した

(了解、主砲超重空弾(ちょじゅうくうだん)装填、射程圏内に入り次第射撃開始)


甲板上では轟音を叩き出しながら敵に牙を向けている主砲の隣で、炸薬量5トンの203ミリ追尾式(ついびしき)VT榴弾(VTりゅうだん)を装填した副砲が長距離の敵ミサイルに向けて3秒起きに砲撃をしており、既に4発のデス・ブリンガーミサイルを叩き落としていた、そんな時、ある重大報告が届いた。

(司令官、現在輸送船団が作戦を開始しており、機甲戦力が続々と上陸しています、沿岸部からの抵抗も微弱であり、航空戦力も確認出来ていません。)


第七艦隊艦隊の作戦は現在使えるアイルランド(第三帝国)の機甲戦力を元イタリア首都、ローマに上陸させ、敵戦線に大穴を作り、そこにヨーロッパ各国の機甲師団を投入、イタリア半島から敵部隊を追い出しにかかったのだ。

[司令、主砲の再装填が完了、更に敵ミサイルが射程圏内に入りました。]


[了解、斉射後武装を収め、主砲斉射、撃ち方始め]


その号令とともに主砲から轟音とともに炎の柱が炸裂、その攻撃は約数十キロ先のミサイルに命中、9発もの敵ミサイルは炎を纏いながら高度を落とし、海面に着弾する物や空中で炸裂する物、炸裂せず空中分解していった。


ミサイル着弾まで残り3分

(司令、機甲師団の上陸に成功しました、それとミサイル着弾まで残り3分です)

届いた報告は予定より2分遅い上陸成功の知らせだった。


(そうか、現在持ってる対艦ミサイルを今すぐ斉射、機関全速、全艦急速潜航用意)

[機関全速、急速潜航用意]


甲板にて発射管から50発の対艦ミサイルが発射されている中、船体に大量の水が侵入、直ぐに潜航が出来る状態になった、しかしこの状態でミサイルが着弾すると直ぐに体制を崩し簡単に転覆する可能性が高かった。


敵ミサイル着弾まで残り2分


(司令、対艦ミサイルを全弾発射しました。)

司令はその報告を待っていたかのように司令を出した

(了解、武装収め、全艦急速潜航開始)



数分後 デス・ブリンガーミサイルが第七艦隊に到着する頃には全艦が潜航し終わっており、発射された対艦ミサイルは大型対艦ミサイル(デス・ブリンガー)を多数搭載する為に対空兵装を撤去し、対空を多くが沈んだ駆逐艦、軽巡に任せていた敵艦隊は有効な対空迎撃を行えず撃沈、地中海第三艦隊は数隻の駆逐艦を残し崩壊、更に通信によって上陸作戦を察知した時には時すでに遅し、戦線には大穴が生じ、そこに準備満タンの機甲師団が突入、戦線は完全に崩壊していった。








駆け足で進み過ぎかなぁ…

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