マルタ沖海戦2
大アフリカ帝国 旗艦 デスブライト
[エルデン艦長、100キロ先に敵艦隊を確認、ミサイル射程圏内です]
そう言い終わると艦長と言われている男が薄気味悪く笑い始めた。
[ククク、そうか、全ての艦隊に伝達、今持っているデス・ブリンガーミサイルを撃て、撃ち終わったら敵艦隊に接近、砲撃戦で叩き潰すぞ]
[[[了解]]]
艦長がそう言い終わった数分後、甲板にてサイレン音が鳴り響き、35個のミサイルが第七艦隊に向かって直進していった、その直後、途轍もない轟音とともに、駆逐艦3隻と巡洋艦4隻が爆炎と共に船体が真っ二つになり、轟沈した。この瞬間、艦橋では混乱が起たが、それを艦長が沈めた。
[恐らく敵艦隊は砲撃戦でこちらを沈めようとしているだろう、しかし我々の主砲は最長でも80キロまでしか届かない、だから敵艦隊と75キロ程度まで詰めて、砲撃戦をする、幸い航空隊が援護してくれる、だかミサイルでの損害によっては撤退する]
その言葉にほとんどの搭乗員が疑問を呈した
[何故撤退するのですか、ミサイルが命中した後、そのまま砲撃戦をしましょう]
[いや、敵の砲撃は精密な攻撃だった、たとえミサイルで多少損害が発生したとしても勝てるかは怪しい、せめて戦艦1隻でも沈めば良いのだが…]
その時、又しても轟音が鳴り響き、数隻の艦が轟沈した。
[時間をかけると全滅しかねないな…予定変更、距離を90キロ程度までにする、ミサイルの損害を確認次第撤退する]
しかし副官がその決定に異論を示した
[なぜそこまで臆病になります!?我々のデス・ブリンガーミサイルは圧倒的な性能を誇っています、このまま行けば敵艦隊は壊滅し、残像艦艇の殲滅戦を行うだけです、70キロまで接近し、砲撃を食らわせればいいでしょう!]
[副官、以前奴らの仲を崩すために英国の航空隊に成りすましデス・ブリンガーミサイルを6発撃った、しかし敵は副砲や対空砲ミサイルを使わず5発を撃墜、更にミサイルの命中による損害はほとんど見られなかった、30発発射したとはいえ損害を期待は出来ない。]
その作戦の戦果を聞き、ほとんどの搭乗員が沈黙した、その沈黙を崩すように轟音が鳴り響き、数隻が轟沈した。




