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最後の恋  作者: Rii❁
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出会い

僕、新橋理希は美術の宿題のために、放課後、立ち入り禁止の学校の屋上に行った。

ドアを開けて・・・


「・・っ!」


僕はどうしていいのか分からなかった。

だって、、目の前で人が、

飛び降りようとしていたから。


ひたすら走って、その人のところへ行き、

連れ戻す。


「来いよっ。」


僕が抱えたのは女の人だった。

女子の制服だった。


「離してっ、、」


「あ、あぁ。」


離すと、顔が見えた。

「信川さん?!」


信川みくり。

入学当初からほとんど学校に来ていなかった。

唯一来たのは入学式の日。

だから知っていた。


「えっと・・。」

「僕は新橋理希です。同じクラスだよ。」

微笑みかけて落ち着いてもらう。


「理希・・くん。でいいの?」

「あぁ。」

「うん。」


「ところでさ、信川さん。」

「どうしたの?」

「なんで飛び降りようとしていたの?」

「それは・・。」

「学校、来てないよね?大丈夫?」

「うん。」

カタン、と音がして人が入ってきた。

「みくり。」

きっと信川さんのお母さんであろう。

「じゃあ、また。」

「あ、あぁ。」


翌日

僕は昨日と同じ屋上に向かった。


「こんにちは。新橋くん。」

静かな声優声が屋上で聞こえる。

きっと信川さんだ。

必死で屋上を探す。

「あ!信川さん!」

「未来は変わらない。」

「え?」

「またね。」


「え?何?!」

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