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酒の神に・・・・なったらしい

世界観的には、現代日本だと思ってみてください。

 確かに、俺は酒が好きだ。


 学生時代は、学生ノリで色んな酒を一気飲みして騒いだりもしていた。


 あれはあれで楽しかったが、社会人になって上司に飲みに連れてってもらって飲んだ酒があまりにも美味くて、あれ以来酒を無駄に飲むことが嫌になって美味しく飲むことを追及するようになった。


 とはいっても、高い酒を飲むというわけじゃない。


 いや、飲みたいのは間違いないのだが。


 酒を飲む場所の雰囲気・酒の種類・肴を考えながら、美味しく飲めるようにするということに拘っていた。


 仕事のストレスと餃子を肴に皆とビールを飲む。


 一人でしっぽりと冷奴と日本酒を飲む。


 バーテンダーと話しながら、ナッツを頼みウィスキーを飲む。


 友人らと焼酎飲みながら、焼き鳥を食べる。


 まぁ、例を挙げるとこんなところだ。


 うん。普通だよな。


 俺は普通なことだと思う。


 言うなれば、TPOに合わせて服を変えるのと同じように酒を合わせているだけだ。


 後は、酔いが回って美味しく飲めなそうだなぁと思ったら飲まないようにするくらいだ。



 なのに、朝起きてみたら分かった。


 あっ、俺、酒の神になったって。


 頭の中に、神がどういう存在なのか、どういうことができるのかなんてーのが頭に浮かぶ。


 とはいっても、酒の神だし、特に何ができるとかねえ。


 しいて言えば、酒の作り方や歴史なんかの知識を検索しなくてもわかるくらいだ。


 飲む前に味がわかるとかそういうのがないのは本当に助かる。

 

 どうやら寿命とかはそのままの生き神とかいう存在になったらしい。


 んで、死んだら本当の神になるらしい。


 まぁ、気にする必要はないか。


 今迄通りの生活を続けるだけだな。

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