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中距離恋愛  作者: ゆーら
8/16

付き合って2日目。

今日、学校では特にこれと言ってはなかった。

付き合って、初めての塾だ。私は塾が好きだ。そりゃ、週四回というのはそれなりにきつい。でも、メンバーが楽しいのだ。私の話をたくさん聞いてくれる人がたくさんいる。それに親友のちえかもいる。だから私は塾が好きなんだ。


塾に入ったのは中1の夏休みだ。コミュ障の私はなかなか友達が出来なかった。その時に私の話を愚痴を聞いてくれたのもゆうとだったな。メールでいっぱい愚痴ってたっけ。お世話になりっぱなしだな。そんなことを思いながら私は塾へ向かった。


ここでの私はそれなりにテンションが高い。帰りの時の話だ。

ゆ「さて、重大発表があります。」

ち「どうしたの。改まって。」

ちえかとあやねとたくやと私の四人で話していた。

ゆ「なんと、この私に彼氏ができましたっ。」

あ「えー!嘘やん。」

ち「マジで?おめでと!」

ゆ「ありがと〜!」

た「学校の人?」

ゆ「ううん。違うよ。これを機に学校の子に告ったら?」

た「え…?あ、いや。やめとく。俺は今、勉強一直線やからな。」


たくやは私が1回恋した相手だ。だけど好きな人が学校にいるみたいで、1ヶ月も続かずに諦めた。


ゆ「青春してないなぁ。」

た「付き合うのめんどいやん。」

ち「そんなこと言わないの。」

あ「そうだよ。楽しいかもよ。こんな事付き合ってない私が言うなってことやけどな。」

ゆ「あ、じゃあ、ここでバイバイだね。ちえか、帰ろ。」


ちえかと私は家が近く、途中から2人で帰ることが多い。

ち「まさか、ゆいかに彼氏ができるなんてね。」

ゆ「まあねぇ。自分でも驚いてます。」

ち「学校違うってどうゆうこと?」

ゆ「小学校の時好きだったんだ。」

ち「で、今は違うと。」

ゆ「そうそう。」

ち「続けばいいね。」

ゆ「そうだね。じゃ、ここで。」


今日もゆうととはメールをしなかった。明日は交流会だ。忙しくなりそうだけど、どうなるのだろう。


この時、私はあんなことになろうとは思ってもいなかった。そんなこととは知らずに寝るのだった。

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