付き合って1日目の日
次の日になった。
私は眠れなかった。まあ、興奮してたけど…我ながらこんなことで眠れないとは思ってなかった…
学校に行くなり、私はせりなに付き合うことになったことを報告した。ななかには昨日、メールしていたからもういいんだ。まあ、手紙渡されたけど。ななからしくて、嬉しかった。
ゆうかにも話した。ゆうかは一番応援してくれた人だ。今回もすごく喜んでくれた。この喜び方…私以上に喜んでいるかもしれない。ここも彼女のいい所だ。本人以上に気持ちを読み取ってくれる。すごいと思う。私は人の気持ちには疎いから、本当に尊敬する。
せりなと2人で喋っていたときの話だ。せりなはたいきに告白しようか悩んでいた。
せ「たいきに告白しようかな…ゆいかもうまくいったから、行けるかな。」
私はせりなを応援していた。たいきは誰が好きなのか私は知らない。でも、2人が上手くいけばいいのにとは思っていた。
ゆ「まあ、やってみる価値はあるだろうね。」
なんだかんだでせりなも乙女だ。まあ一番の乙女はななかなのだけど。
せ「うん。考えとく。」
午後はほんと忙しかった。3人しか言ってなかったが噂というものは怖いものだ。もうほとんどの人に広まっていて、ゆうとを知ってる人には本当かどうかを聞きに来られた。いちいち答えるのが面倒だったが、一応答えておいた。
家に帰って、疲れがたまっていたのと、寝不足が重なってその日はゆうとと何もせずに寝てしまった。明日は何かあればいいのだけれど。