勇気を出して
※今回の「」は全てメールの文章です。
メールが来てた。返さないと。ななかともメールをしていて2人としていた。
ゆい→ゆう「教えてくれてありがとう。そういえば、ゆうとは好きな人いるの?」
ゆう→ゆい「ゆいかは?」
なな→ゆい「どうなってる?大丈夫?」
ゆい→なな「どうしよう。好きな人いるか聞いたら返された!」
なな→ゆい「うわ。んー…おらんってことにしとけ」
ゆい→なな「そうだね。ありがと、」
なな→ゆい「いえいえ。またなにかあれば相談してね。」
ゆい→ゆう「いないよ。話そらさないでよー。いるの?いないの?」
ゆう→ゆい「さぁね。どうかな。(笑)」
ゆい→ゆう「なにそれ。(笑)教えてくれてもいいのに。」
ゆう→ゆい「えー…じゃあ、いない。」
ゆい→ゆう「じゃあって何。(笑)」
ゆう→ゆい「ゆいかから教えてよ。」
ゆい→ゆう「だからいないって。」
ゆう→ゆい「怪しい(笑)絶対いるでしょ。ヒントだけでも。」
ゆい→ゆう「えぇ。ひどいな(笑)ちょっと考えとくね。お風呂入ってきます」
ゆう→ゆい「(>Д<)ゝ」
お風呂なんて口実。うーんどうしよう。もう言うか。ななかに相談しよ。
ゆい→なな「ななか…もう教えてくれないから告ろうかな。」
なな→ゆい「いいじゃん。告っちゃいなよ。」
ゆい→なな「そうだね…なんか緊張する。」
なな→ゆい「文章打つだけでしょ。頑張って。」
はぁ。振られる覚悟で行こ。
ゆい→ゆう「もうヒントなんてどうでもいいや。私の好きな人はゆうとです。君です。」
ゆう→ゆい「え?俺?マジで?」
ゆい→ゆう「そうですけど…」
ゆう→ゆい「めっちゃ迷う。」
ゆい→ゆう「振ってもOKしてもどっちでもいいよ。」
ゆう→ゆい「うん。俺もどっちでもいい。」
ゆい→ゆう「それ、かなり困る」
ゆう→ゆい「俺だって困ってる(笑)」
ゆい→ゆう「ごめんね。迷惑かけて。」
ゆう→ゆい「そんなことはないよ。」
ゆい→ゆう「いや、もうほんとごめん。まあ、決めるのはゆうとだからね。」
ゆう→ゆい「いいよ。」
ゆい→ゆう「ほんと?いいの?」
ゆう→ゆい「うん。いいよ。」
ゆい→ゆう「ありがとう。これからよろしく…でいいのかな」
ゆう→ゆい「いいんじゃない(笑)よろしく。おやすみ。」
ゆい→ゆう「おやすみ。」
まだ信じられない。これは夢?ほっぺをつねった。痛い。当たり前だ。現実なんだから。でも、まだ信じられない。私はすごい嬉しかった。
なな→ゆい「どうなった?」
ゆい→なな「いいよって…」
なな→ゆい「おめでとう!」
ゆい→なな「ありがとう。」
私はこの日から、ゆうとの恋人になったのだ。長く続くといいのだけど…