【最終話】ゆいかの運命は
怖かった…昨日のことを思い出す。怖い。あんなことなると思ってなかった。というか、たくやってあんな人だっけ…私は恐怖を忘れられないまま学校についた。
あまりにも暗い私にななかとせりなが声を掛けてきた。
せ「ゆいかどーした。世界が終わりそうな顔してるぞ。」
2人に全てを話した。
な「なにそれ…気持ち悪い。」
ゆ「しかも、今日塾…」
せ「今日ぐらい休めよ。」
ゆ「今日は…休めないよ。ゆうとが来るんだもん」
な「まあ、気をつけろよな。」
ゆ「はーい…」
今日は一日中気分が悪かった。塾は遅めから始まる1回家に帰った。ゆうかとlimeで相談した。
ゆう「その子にうつっちゃいそうなんだ。」
ゆい「違う。勘違いしないで。あんなやつ、最低なだけだよ。」
ゆうかはたまに察しが悪いような…
そんなこんなで塾に行く時間になった。まだ不安は大きい。
塾についた。たくやはいつも早い。今日ももう既にいた。たくやが私が来たことを確認すると、こっちに来た。喋りたくないんだけど…
た「昨日は…ごめん。俺、好きだって聞いて嬉しくなって…あんなこと言っちゃった。ほんとごめん。」
ゆ「そうだったのか…正直、めっちゃ怖かった。でも、もう気にしないでおく。」
た「ありがとう。あ、俺、諦めないから。ゆいかに彼氏がいても、いつかは俺の彼女になってもらえるように頑張る。」
ゆ「それ、本人に言いますか。んー…私の好きな人はゆうとだけどね。まあ、頑張ってみなよ。」
ちょうどそこにゆうとが来た。
ゆ「おぉ。迷わずに来れたんだ。」
ゆう「入塾テストで1回来てるし…」
ち「ゆいかー!もしかして、この人が?」
ゆ「そうだよ。」
ゆう「俺の事皆、知ってんの?」
ゆ「ごめんねー。言っちゃった。」
た「へぇ。この人が。…俺、ゆいかのこと好きだから。ゆいかを絶対お前から奪って見せるから。覚悟しとけよな?」
ゆう「え?ゆいかの気持ち聞いたの?」
た「あぁ。聞いた。今はお前の方が好きだと言っていた。だから…絶対奪う。」
ゆ「来て早々、ゆうとも大変だね。元凶私だけど。まあ、二人とも仲良くしてね。もしも、暴力振るうことになったら誰でも許さないからねぇ。」
たくやはたまに学校で後輩つぶしたなど自慢げに言う。ゆうとに暴力加えられたら…たまったもんじゃない。
たくやへの恐怖心は無くなったわけではないが、一応こんな私を好いてくれてる人だ。そこまで怯えていたらかわいそうな気もする。
これから私の生活はどうなるのかわからない。でも、幸せになればいいなと思う。今でも十分幸せだけどな
最終話です。完結です。
書いててすっごい楽しかった((o(´∀`)o))
書けてないのが、せりなの恋の行方ですよね…うーん…皆に任せます。付き合えたのか振られたのか…個人的にはハッピーエンドが好きですけどね(笑)
最後、ギクシャクなってごめんなさい。色々候補はあったのですけど、一番いい終わり方にしました。
初めて書いたのですがどうでしょう。感想待ってますよ(笑)すぐ消すと思うけど…
読んでくれてありがとうございました。