表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

その1 低血圧ではない


 ピピピピピ……。

 ベッドに置かれている携帯のアラーム音が鳴り響く。細い腕が毛布の中から現れ、携帯を操作する。むくり、と身を起こした駒沢彰(こまさわあきら)は寝癖で乱れたセミロングの黒髪を気にすることもなく、薄い緑色のカーテンに手を伸ばし、シャッと開ける。

 「まぶし……」

 朝の陽光を遮るものが無くなり、眩しくて涙を滲ませながら呆けていると、カシャンと無機質な音が聞こえた。壁にかけた花の形の時計は、今、6時半だということを教えてくれた。

 (今日も時間ぴったり)

 笑みを零して窓を開け、枠に手をついて顔を出す。もう4月なのに、まだ肌寒い空気が頬に吹きかかり、肩を震わせて毛布を引き寄せる。

 2階の彰の視線の先にいるのは、駒沢家の真向かいにある家の長男で、彰の同級生である宮津郁(みやづかおる)だ。茶色に近い色をした髪は寝癖ひとつなく、真新しいブラザーの制服に身を包んだ彼は駐車場の脇に停めてある自転車のスタンドを蹴り、教科書や体操服が入っているのであろうエナメルバッグを肩からかけてサドルに跨る。

 (やっぱり、こっち見ないんだよな)

 頬杖をついて眺めていた彰は、白い息が郁の唇から零れた瞬間を狙って、

 「郁くん、おはよう」

 と近所の迷惑にならない程度に声を張った。

 だが、仏頂面の郁はペダルに片方の足を乗せ、何を言うでもなく何を見るでもなく、文字通り、そのまま風のごとく行ってしまった。彰はただ、遠ざかっていく背中を見送る。

 「高校入ったら少しは変わるかと思ってたのにな。相変わらず部活熱心で若い若い」

 髪の暴動を手ぐしで和らげ、独り言を呟きつつ、ベッドから立ち上がる。向かう先は洗面所だ。あちこちに飛び跳ねた鳥の巣頭のまま学校に行っても、彰としては特に問題はないのだが、毎日こうやって何度も櫛を通して整える理由は、別に友人に腹を抱えて笑われるのが嫌だからではない。

 「今日も頑張りますか。郁くんの眉間の皺を増やすわけにはいかないからね。年取ってから、お前の所為だ責任取れなんて言われたくないし」

 櫛とヘアースプレーを構えて鏡の前に立つ。今日の寝癖は、まだマシな方だった。朝シャンしなくてもよさそうだ。

 あまりの寝癖の酷さに、アイロンを買ってあげようかと母に何度も言われるが、彰は首を横に振り続けている。


 その理由は、郁にある。


 彰と郁は幼稚園も小学校も一緒、家は向かい同士で小さい頃は〈かおるちゃん〉〈あきらちゃん〉と呼び合うほど仲が良かったのだが、年を重ねるにつれて距離が生じ、中学では郁に「おい馬鹿」と呼ばれるまでになってしまった。学校で話しかけると苦いものを噛んだみたいな顔をする。特に周りに同級生がいると、喋りかけるなオーラが漂っているのだ。嫌がる相手に干渉するほど空気の読めない人間ではない彰は、寂しい気持ちを堪え、これは仕方ないことなのだと思っていた。

 中学3年のこと。ある日の休み時間に、彰は友人達と先々月にあった修学旅行について話していて、彰と同じ部屋だった友人が寝癖の酷さを指摘し、こう言った。

 「アイロン使うとか、ストパかけるとかしたら?そうしたら寝癖つかなくて済むのに」

 お洒落に疎い彰は「へぇ、そんなのあるんだ」と適当に聞き流した。多少髪が傷むが、手入れが楽になるから彰もやったら。他の友人達にも勧められ、彰は取りあえず考えておくとだけ答えた。

 その日の夜、彰は母に頼まれて、親戚から大量に貰った筍を宮津家に届けることになった。玄関先で郁の母親に筍を渡し、しばらく話していると郁が部活から帰ってきた。

 「……ただいま」

 「お帰りなさい、郁。今、彰ちゃんが筍をおすそ分けしてくれたのよ。郁、好きでしょう?」

 郁は玄関にいた彰を見て顔をしかめ、筍が入った袋を母親から引き取って彰の横を通り過ぎて行った。

 「あらあら郁ったら礼も言わずに。ごめんなさいね、彰ちゃん」

 「いえ。気にしないで下さい、おばさん。飛鳥(あすか)くん、またね」

 「ばいばい!また来てね、彰お姉ちゃん!」

 郁の9歳下の弟、飛鳥は無邪気に手を振る。小学校に上がったばかりの飛鳥は、入学式前に嬉しそうにランドセルを背負って見せに来てくれたり、登校中に会うと満面の笑顔で駆け寄ってきたり、彰にとても懐いている。

 同じ兄弟でどうしてこうも違うのか。いや、可愛い飛鳥も成長したら郁のように無愛想になってしまうのだろうか。などと勝手に悲しい未来に思いを馳せ、とぼとぼと自分の家に帰ろうと、玄関の門を開けたところで「おい」と呼び止められた。

 「郁くん?どしたの?」

 まだ制服姿の郁に目を丸くしていると、顔の前に木でできた箱が入ったビニール袋が突きつけられた。鼻スレスレの距離にあるそれを受け取るや否や、郁はくるりと方向を変えて玄関に向かっていく。

 「え、ちょ、これ何」

 「親父が出張先で買ってきた」

 振り返りもせずに言う郁。彰は慌てて袋の中身を見ると〈紀州の梅干し、蜂蜜漬け〉とシールが貼ってあった。

 「わ、紀州の梅干しだ…!」

 彰は目を輝かせ、ぱっと顔を上げて礼を言おうと口を開いた。ところが、それよりも先に低い声が被さった。

 「お前の唯一の取り得は、顔に似合わず無駄に綺麗な髪なんだ。それがなくなったら、もう救いようのない不細工になるぞ」

 玄関のドアに手をかけて言った郁は、こちらを見ようとしない。

 彰は首を傾げて「どういう意味?」と呟く。すると苛立たしげに舌打ちをした郁が顔だけを彰に向け、これ以上ないくらい眉間に皺を寄せて、

 「だから、勝手に余計なことすんじゃねぇって言ってんだよ、この馬鹿!」

 バン、と荒々しく宮津家の玄関のドアが閉められる。郁から押しつけられた梅干しを手に立ち尽くしていた彰は、自分を呼ぶ母の声に返事をして玄関に入った。

 「遅かったわね。あら、それどうしたの?」

 「あ、おじさんの出張のお土産だって。……郁くんが」

 「あらそう」と袋を受け取った母は中身を確認し、歓声を上げる。

 「蜂蜜漬けの梅干しじゃない。彰、好きよね。良かったわね」

 これは後から郁の母を通じて知ったことだが、和歌山県へ出張中の父親に土産に何が欲しいと聞かれた郁は間を入れずに「紀州の梅干し」と答えたらしい。

 そんなこととはつゆ知らず、彰は「そだね」と頷いた。

 母が台所に戻り、彰は靴を脱いで洗面所に。手洗いうがいを終えて鏡に映る自分を見る。下ろしっ放しのセミロングの黒髪は、艶やかでまとまりがあり、寝癖はつきやすいが、手触りのいい髪は幼い頃から唯一、自慢できるものだった。

 「……郁くん、まだ覚えてるのかな」

 彰は自分の髪を弄びながら、懐かしい記憶を呼び起こした。


 小学生の時、彰は腰の長さまである髪を二つに結んで行くのが大好きだった。アニメに出てくるヒロインになったようで、とても誇らしかった。

 けれど、3年生になると同じクラスの悪餓鬼が彰の髪を引っ張って、滅茶苦茶にしたり、長い髪を面白がって嫌がらせをされるようになり、彰は自分の長い髪が大嫌いになった。

 放課後、教室に1人で残っていた彰は筆箱に入っていた鋏を持ち、強張った表情で自分の髪に刃を向けた。

 小さな体を震わせて鋏を持つ手に力を込めようとした直後、大きな足音がして腕を引っ張られた。

 『何してんだよ、彰!』

 怒号に身を竦ませる。腕を掴む先を辿ると、血相を変えた郁がいた。彰と郁はクラスが違う。

 どうしてここにいるの、と弱々しい声で彰は尋ねた。郁は帰りの会が終わって真っ先に帰ったはずだ。今日は弟の面倒を見なければならないのだと、郁を遊びに誘った男子達に廊下で話していたではないか。

 鋏を取り上げた郁は、ぶっきらぼうに、

 『飛鳥が、お前に会いたいって駄々こねるから。家に行ったら、まだ帰って来てないって言われて。だから――』

 なぜか頬を赤くして話す郁を見上げているうちに、彰の胸に何かが込み上げてきて、瞳から涙が溢れだした。

 『うわっ、何で泣くんだよ!俺は何もしてないぞ!』

 『ひっ、うぇ……郁ちゃ、ん…ひっ……』

 『郁ちゃんって呼ぶな!泣くな!何で泣いてんだよ!』

 口調では怒っているのに、郁はおろおろと心配そうに顔を覗きこんでくる。そんな郁に、彰はぎゅっとしがみついた。

 『げっ、鼻水つけんなよ!汚いだろ、馬鹿!』

 彰を引っぺがそうと頭を鷲掴みにして試みるが、彰の腕は離そうとしない。

 『なんなんだよ、お前は……』

 やがて呆れたように呟き、郁はぐしゃぐしゃになった彰の髪を解いて、手で優しく梳いてやった。

 さらさらと流れる髪を見つめていた郁が、ふと、小さな声で囁いた。すると彰はぴたりと泣き止み、目を大きく見開いて、郁を見た。

 穏やかな表情で、郁は、

 『だから余計なことはすんな、不細工』

 と笑った。



 女子便所の鏡に映っているのは、華里大学付属高校のブレザーの制服に身を包んだ彰。何度も櫛を通した髪は蛍光灯の光を受けて煌めき、艶々としている。

 「あー、調子に乗って、お茶飲みすぎた……」

 彰は茶道部に所属している。茶道部顧問で担任の菅野文月(すがのふづき)に勧誘され、週に2回ある部活動を楽しんでいるのだが、今日は茶道の先生が来ないので、飲んでは食べ、飲んでは食べて喋って飲んでいた。その結果、部活終了と同時にトイレに駆け込む悲劇に見舞われた。付き合わせるのも悪いので、友人達には先に帰ってもらった。

 鞄の紐を肩にかけ、ふらつく足取りで生徒玄関へ行くと、帰宅する生徒に混じって、見慣れた横顔が現れた。

 (よりによって、あってほしくないタイミングで会うとは)

 暑いのかブレザーの上着を手に持ち、首にタオルをかけて下駄箱から革靴を出して振り返り、不自然な体勢で立っている彰を見つけて動きを止める。

 「……何してんだよ」

 「いや別に、何もしておりませんとも。それにしても郁くん奇遇ですね偶然ですね」

 (まずい。眉間に皺が寄ってる)

 「………こんな遅くまで部活あったのか?まさか、茶碗割って怒られてたんじゃ――」

 「いや割ってませんから。ちょっとね、よんどころなき理由がありましてですね」

 彰も下駄箱から革靴を出し、履き替える。お腹が痛い。無意識に腹部を押さえている彰を、ちらりと視線を寄越して見た郁の瞳に、気遣わしげな感情が宿る。が、当の彰は前かがみになって唸りながら歩くので精一杯だ。

 (あ、ばいばいって言うの忘れてた)

 郁は自転車で通学しているのだ。徒歩通学の自分とは、ここでさようならだ。無理やり笑みを貼りつかせて振り返ろうとすると、肩にふわりと何かがかけられた。男子の上着だ。

 「へ…?」

 「ここで待ってろ」

 声の主は郁だった。ということは、この上着の持ち主も彼ということだ。呆気に取られている間に、郁は自転車置き場から自分の自転車を引いてきた。エナメルバッグはカゴに納まっている。横を通り過ぎて歩いていく郁に、彰も小走りでついていった。隣に並ぶと、思っていたよりも郁がゆっくり歩いてくれていて、再び驚いた。

 「郁くん、一緒に帰ってくれるの?」

 「今のお前、放っておいたら、電柱に頭ぶつけて明日の朝まで意識失ってそうだからだよ。それ、家に着くまで貸してやるから汚すなよ」

 小学校から続けているバレーの効果か、身長が平均よりも飛びぬけて高い郁の上着は、平均ギリギリの彰が着ると大きい。肩からずり落ちるのを上げる作業を2、3回やって、自分の鞄が手元に無いことに今更だが気がついた。きょろきょろと辺りを見回すと、隣に並んでいる郁が眉をひそめて「今度は何だよ」と聞いてきた。

 「私、鞄どっかに置いてきたみたい。戻って探してくるから、先に行ってていいよ」

 そう言うと郁は「…お前、馬鹿か?」と不機嫌な顔になる。

 「ごめん。体調悪くて、それどころじゃなかったみたいで」

 「そういうことじゃねぇよ。お前の鞄なら、ここにあるだろうが」

 「え?」

 車道側で自転車を引いて歩いている郁の、車道側の肩に、彰の鞄がかけられていた。いつの間に、と慄いていると「さっき上着着た時に、鞄待ってやっただろうが」と返ってきた。

 「お手数掛けまして……」

 郁の上着のおかげか、体が温まって腹痛が治まってきた。強張っていた表情が和らぐ様子を見守っていた郁は、息をついた。帰宅している他の生徒達を観察していた彰は、懐かしそうに話し始めた。

 「そういえば、郁くんと学校から帰るのなんて、小学3年生以来だね。あの鋏事件のとき、手を繋いで帰ったの覚えてるよ」

 「ああ、鼻水垂らして人の服になすりつけておいて陽気に笑ってる不細工と手を繋いで帰った覚えならあるな、俺にも」

 「あのね、不細工不細工って、昔から失礼なことばっか言ってるけど、私、これでも女の子なんです。そこんとこ分かってます?」

 「分かってるよ」

 「ああそうですか。そりゃ知るわけない――って、え?」

 予想外の答えに拍子抜けして、穴が開くほど郁の整った横顔を見つめる。身長が高く、1年生にしてバレー部で正セッターを任されている郁は、整った顔立ちをしており、更に悔しいことに文理どちらも成績が良いので当然、女子から人気がある。口が悪いのは普段からだが、彰ほど酷い扱いを受けている女子は他にいないだろう。てっきり女として見られていないのだと思っていた。

 「…本当に分かってるの?」

 郁を観察して真偽を確かめるが、夕日で輪郭が曖昧になっていて、やはり何を考えているのか分からない。

 「分かってるよ、ちゃんと」

 だが、郁がぽつりと漏らした言葉は走り去る車のエンジン音にかき消されることはなく、はっきりと彰の耳に届いた。

 (冗談に決まってんだろ馬鹿、って言われると思ってたのに)

 分かっててやってたの?どうして?私を女の子として見てるっていうこと?じゃあ何で私にだけ冷たいの?

 ぐるぐる疑問が渦巻き、彰は、もう何も言えなくなった。

 ただ、郁の頬が、仄かに紅く染まっているのは、夕焼けの所為なのだろうかと頭の片隅で、ぼんやりと考えていた。


 駒沢家の玄関の前で、彰は上着を脱いで返した。

 「ありがとう、郁くん」

 郁から鞄を渡され、礼を言う。返事はない。門を開けて階段を上り、取っ手を掴むと、

 「――彰」

 久し振りに名前を呼ばれた。何年ぶりだろう。あの日と同じ瞳で、同じ顔で、郁が彰を見上げている。

 「ばいばい、郁くん。また明日」

 彰が笑顔でそう言うと、郁は目を細めた。そして、何も言わずに背を向けて駐車場に自転車を停め、エナメルバッグを持って家の中に入っていった。彰はその背中を、ただ見送った。


 翌朝、携帯のアラームで起きた彰はカーテンを静かに開ける。じっと待っていると、宮津家の玄関のドアが開いて、郁が現れた。今日も仏頂面だ。

 自転車のスタンドを蹴ってサドルに跨り、寝癖ひとつない頭を無造作に掻いた瞬間を狙って、彰は窓を開ける。

 「おはよう、郁くん」

 一瞬、郁の手が止まったように見えたが、何でもないようにペダルを漕いで発進した。

 いつから始まったのか分からない、二人だけの約束。

 郁がバレーの朝練に行く前に、彰は「おはよう」と言う。

 彰が「おはよう」と言うと、郁は何も言わずに行く。

 まだ携帯を持っていなかった時、体調を崩した彰が寝込んでいると、わざわざ家に来て、何かあったんですかと母に聞いていたようだ。そして放課後にプリントを届けにくる郁は毎回、とても怖い顔をしていた。けれど彰が「また明日」と口にすれば、郁は目元を微かに和ませて何も言わずに帰っていった。

 郁は何も言わない。言葉にして誓ったわけではない。そうしようと提案したわけでもない。彰が「おはよう」「また明日」と言うことが当たり前で、なくてはならないことだとでもいうように、彼は返事をしない。

 この関係は、いつまで続くのだろうか。

 俯くと、ぼさぼさの髪が垂れかかってきた。彰は目を閉じて、深く、息を吐いた。

 あの鋏事件の次の日から、彰の髪に悪戯をしようとする者はいなくなった。なぜなのか明確ではない。郁に、何でかなと聞いてみたら「そんなの俺が知るかよ」と涼しい顔で返された。

 あの日、泣きじゃくる彰を抱きしめて、温かさを持った声で郁が言ったことを、彰は今も覚えている。


 『お前の髪は俺の宝物だ。だから、俺が守ってやる』


 ――それにしても、郁くんは、どうして毎朝あんなに怖い顔をして家から出てくるのだろう?



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ