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バグズ・ノート  作者: 御山 良歩
第三章 百年後の世界
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55/79

設定集(またの名を作者の覚え書き)

今までの設定集です。

かなり大雑把に書きましたので、抜けているところがあったらごめんなさい。

・世界観

地球でいうところの中世・・・ではなく、ある程度文明が進んでいる。

だが、進んでいるところは進んでいるが、進んでいないところは進んでいない。

火薬はないが、そんなものよりもっと低コストで効率的な火の魔術がある。

車や飛行機はないが、空飛ぶ船はある。

電話はないが、大抵の場所ならつながるギルドカードがある。

こんな感じに、全てが劣っているというわけではない。

一枚岩の大きな大陸に様々な種族が住んでおり、いろいろな国が作られている。

大陸会議などで中心となる五大国は、王国、皇国、森国、龍国、湖国となっていて、現在は皇国が滅亡したため四大国となっている。


・主要国家

グラシリア王国

広大な領土と豊かな大地により農業や酪農が盛んなため、大陸の食料庫と呼ばれる。

騎士団は少なめではあるが、それだけ精強であり、少数精鋭をモットーとする。

冒険者ギルドの本部が存在するのもこの国であり、王国は冒険者への身分保障を、ギルドは戦闘能力を提供し、互いに持ちず持たれつの関係を築いている。


エルレシア皇国

フレン(偽名)教皇をトップにした宗教国家。

国民の九割以上がエルレシア教を崇拝しており(後の一割はトップ達)、基本的に人間至上主義である。

生産能力はそこまでではないが、巨大な精霊騎士団と一騎当千の神罰騎士団を抱え込んでいたため大国の一つとしてカウントされている。

現在は教皇と神罰騎士団団長を除いて全員死亡、実質国家として滅亡した。


クイメル商国

王制ではなく、何人かの有力者が集まり国の方針を決定する共和制。

商人が立ち上げた国なだけあり、金の匂いには敏感。

戦争時も完全中立を決め込み、戦争はいい儲け先としか思っていない。

だがほとんどの商人と繋がっているため、攻め入ろうとする国は経済を破綻させられる。

過去には、戦争の準備を始めようとした瞬間物資不足で撤退させられた国もあったとか。


ファドーレン森国

巨大な森林地帯に作られた国家。

国民はエルフ、ドワーフ、獣人と亜人によって構成されている。

ただ、生活習慣などは各種族により違うため、全て纏まって暮らしているわけではなく種族ごとに生活し、それぞれの種族から長を選出しその長が集まり国の方針を決定する商国と同じ共和制。

エルフは魔術、ドワーフは技術、獣人は戦力を互いに提供しあっている。

最近ではエルフの知恵とドワーフの技術を組み合わせた『カガク』なるものが研究されているとか。


ドラグーン龍国

断崖絶壁の渓谷の中に作られた国家。

規模としては全ての国の中で最も小さいが、この国で暮らすのは全て龍人と呼ばれる最強種の龍の血を受け継ぐ種族たちばかり。

皇国も、迂闊に龍国には手を出さなかった。

自らの上位種である龍種を信仰しており、自分達の国家の奥にある龍の聖域を守っている。

厳しい環境のため農業などは壊滅的であるが、とにかく貴重な鉱物が産出する事で有名。

閉鎖的なため国に入ることは難しく、そのため一攫千金を狙い密入国者が後を絶たない。

もちろん見つかったらフルボッコ、悪質な場合は処刑となっている。

生息する魔物も強力ではあるが、龍人のありあまる魔力による結界で阻まれているため侵入は今までされていない。


エレメル湖国

最近できた新興国家。

元々は王国にあった小さな村であったが、独立した。

国自体が巨大な湖に浮かんでおり、中心には巨大な魔水晶の大樹が立っている。

そのため龍国と同じく密入国しようとするものが後を絶たないが、存在進化した元村人達により全員門前で止められている。

トップはレイラと呼ばれる少女(通称巫女、もしくは盾の聖女)であり、その下に元々村に住んでいた村人達がついている。

今は村人達以外にも人が増え、様々な種族を受け入れているが、最深部の会議場には元村人しか入れず、政治に関しても後からきたものには参加することは出来ないので、多少不満があげられているが全て自衛団の団長が封殺している。

豊富な魔水晶を利用した技術革新が目覚しい。


・種族

細かくあげればきりがないので、主に出現する種族解説。

人種――基本人型の種族はここに分類され、獣人、エルフ、ドワーフ、龍人もここにはいる。存在進化は最も遅く、進化できるものは滅多にいないができれば超性能。

不死種――生を辞め一度死んでから生き返った種族、基本的に魔力値が高く不死性が高い。たまに、魔力を捨てて物理特化したものも存在する。

魔蟲種――主人公の種族、個体としての性能は低いが繁殖力が高く、上位の個体は不死種に匹敵する超回復力を保持し、稀に回復力を捨て装甲に特化したものも存在する。

魔獣種――獣の姿をとる種族。頑強な体と強力な膂力、鋭い牙や爪を武器に戦う。上位の個体は他の獣を統率する能力を持つものがいる。

異形種――スライムやトレントなどが分類される。物理無効や魔法無効と弱いものでも強力なスキルを持つが、核が弱点とわかりやすすぎるのではっきりいって弱い。上位まで進化するのは極めて稀で、もし進化できたなら不死種とはまた違った不死まで到達する。

龍種――世界最強たる種族、進化は滅多どころか片手で数える程度で、世界の秘密に通じている。


・神

各種族の頂点まで極め、限界突破したものが到達する最終形態。

神としての格は文字の数であり、一言より二言、二言より三言の方が力も強く最高位は五言葉となっている

主な活動は世界の管理であり、管理者と呼ばれることもある。

神として成り上がったとき調子に乗ったやつはたまにいるが、もちろん最古の神々に勝てるわけ無いので多少は見逃されるがその後は無慈悲な白刃(書類地獄)が待っている。

小話としてデジタル化しないのは、一秒たりとも作業が止まっては困るから。(神界と他の世界はたいてい時間軸がずれているため)


・魔物

若干ネタバレ

魔物は別に負の感情から生まれるとかそういうわけでなく、世界の余剰魔力が集まり生まれた生物である。

余剰魔力は主に世界の歪みから生まれ、性質上歪みを完全に消すことは不可能である。

またこのシステムは神々でなく、世界の生存本能と確認されている。

生まれは確かに特殊ではあるが、神々としての認識は普通の生物と同じであり、他の種族を殺そうが魔王とか勝手に名乗ろうが気にはしない。


・原初世界

たまに話に出てくる、神々が初めて力をあわせて作られた世界。現代とか地球とか主人公がもといた世界。

今まで作られた世界の中で最高傑作であるが、最大の欠陥を兼ね備えている世界でもある。

一番の特徴は、魔力は存在するが魔術は存在しないことである。

魔物は滅多に生まれないが、生まれた魔物は生まれた瞬間消える雑魚同然か、神々に匹敵する魔物とかなり両極端である。


・原初世界の魔物。

解説すると、話はずれるが最初に生まれた神は一人ではなかった。

別々の世界に神々が多数存在していた。

それがあるきっかけを元に出会い、友好の証ということで共同で世界をつくりあげることを決定。

世界を作り上げる上で、まずは魔力を流さなければならなかったのだが、そこで力をあわせ歪みのない完全な世界を創造した。

網のように力の通路を細かくし、全体にまんべんなく行き渡るようになるように作られた世界は全ての生物に満遍なく力が行き渡るようになり、一見成功したかのように思われた。

しかし、力の通路を細かくしすぎたためにどこかが歪むと全体の流れがストップして巨大な余剰魔力が生まれ、それにあわせ恐ろしいほど強力な魔物が生まれるようになった。

これが原初世界の魔物の仕組みである。

原初世界の魔物が生まれると神界の仕事がストップするため、現在では原初世界を根幹として世界を創造することで、余剰魔力が溜まり過ぎないようにしている。

また、この辺ってどうなってるの?とかありましたら、感想でご連絡を。

これなら書いてもいいかなって判断したら追加します。



最初から読み返すと、全然違うなこの話。

風呂敷広げすぎたかな。


次回から新章――【最古の恐怖】開始。

教皇様が暗躍なされます、教皇ファンは見逃さないように。

いるかは知らないですけど。


訂正

・もっと→モットー

・密入国もの→密入国者

・伍→五


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