番外編 神々の対談、裏話
十八話の、その後について。
罪には罰を。
ちなみに早かった理由は、事前に書いていたから。
だいたい、二十話ぐらいのところで。
『いや~なかなかうまい演技だったよね~」
『お前さんは、色々とうっかり口走ろうとしておったがな・・・』
『ほんとよ全く・・・私たちがフォローしなかったら、どうなっていたことやら・・・』
『成功していたかどうかは、微妙だったけどね!』
『・・・・・・右に同じく・・・』
『あんたそれしか言ってないわよね・・・』
『・・・・・・気のせい・・・だと思う・・・』
『おお!初めて続きの言葉を聞いた気がするよ!』
『あんた、何年の付き合いなのよ・・・』
『ほらほら、漫才はいいからさっさと続きを見ようよ』
『う~ん、これ以上の言葉を引き出すのは、ちょっと無理があるんじゃないかな!』
『いや、コキュートスじゃなくて、さっき来た虫のことだよ』
『あ、そっちなのね』
『それ以外に、何があるのかを僕は知りたいけどね』
『ほれ、お前さんも混じっておらんで、なかなか面白いことになっておるぞ』
『どれどれ・・・まあ、流石に僕らレベルの加護は違うよね』
『まさに、圧倒的て感じだね!』
『・・・・・蹂躙・・・』
『なあ、思ったんじゃが・・・わしら全員がやる必要はなかったんじゃないか?』
『確かにそうよね。・・・一人残して、後の四人は消しちゃわない?』
『なかなか、面白そうだね・・・よし!やってみようじゃないか!』
『で、誰のを残すんじゃ?』
『テンペストでいいんじゃないの?』
『そうだね。じゃあ早速僕らのは消してしまおうか』
『そうね、じゃあっと・・・・・・ちょっと!何これ!?』
『どうしたのフィロ?何か面白いものでもあった?』
『そうじゃないわよ!なんで虫が主神格を得てるのよ!?』
『はあ!?どういうことじゃ!?』
『確か、主神格を獲得するには・・・』
『最終進化到達!』
『・・・・・・神々の試練踏破・・・』
『五柱の加護よね』
『最終進化にまで至るには、さっきみた姿からして後6回は必要だったはずじゃが』
『試練踏破は、もしかして最初に僕が出した《母の病と少女の愛》がそう認識されちゃったのかな?』
『随分と、ほかに比べて簡単な試練だね!』
『五柱加護は、私たちのよね?』
『最後の一つは確か――――』
『―――主神の許可だ』
『『『『ぎゃああああああでたあああああああ!!!』』』』
『なんでお前がここにいるんだよ!オーディン!』
『あ?お前らを止めに来たに決まってんだろ?随分と、面白いことやってたじゃねえか?』
『くそっ!一旦逃げるぞ!』
『と言いながらも、お前以外はもう逃げていったぞ、ロキ坊』
『ちくしょおおおおおおおおお!裏切り者おおおおおおおお!』
『だが、安心しろ。もうすぐだ』
『・・・?どういうことだ?』
『ほら、持ってきた』(ドサッ)
『あん?天照がなんでここに?』
『そこはあとで教えてやる。ほれ、あいつが持っている縄の先を見てみろ』
『『『『はなせぇぇぇぇぇぇっっ!!!』』』』
『げえ!なんで捕まってる・・・いや、なんで僕を置いてったんだよ!裏切り者ども!』
『案外早かったな』
『そもそも、この地が太陽で照らされている限り、あたしから逃げることはできないからね。なんて言ったてあたしは、『天』を『照らす』ものだからね』
『クックック・・・確かに』
『笑うな!』
『おいおい、お前さんがそんなことを言える立場かねぇ、ロキ坊?あたしが丹精こめて創った島から一人攫っていったみたいじゃないか?』
『ぐっ・・・べ、別にお前の世界とは限らないだろう?冤罪だ!』
『そんなロキ坊に忠告だ。お前さんが加護を与えた奴の、胸んとこ見てみろ』
『はぁ?今度は何が・・・はあ!?太陽神の刻印がなんで刻んであるのさ!?』
『あれは、あたしが刻んだものさ』
『あの刻印とのパスが天照とつながっていることは、とうに確認済みだ。連れさらわれる瞬間に、天照が気づいて刻み込んだらしいな』
『そういうことさ』
『つまり、あの虫が最終進化に到達したのはもしかして・・・』
『あたしさ。太陽は代々、『活性』を司るものでもあるからね。まあ、他にも色々と物騒な能力がついちまったみたいだが・・・それは置いといて。―――今回の悪戯は笑って済ませられるものじゃないね?なあ、オーディン』
『ああ、そこにいる奴らも合わせて、罰は受けさせる。他にも色々と余罪があるみたいだしな』
『よ、余罪?そんなの僕にはな―――』
『神界での要注意人物『ネロ』の神域への手引き。あれお前だろ。わざわざ、周りのものを催眠状態にしてまで』
『ぐっ・・・』
『面白そうって理由で、マーダ―達を脅して加護を強制させただろう』
『ぐはっ・・・・・・』
『神域の住人の夢に、勝手に介入しただろ』
『・・・・・・・・・・・・・・』
『他にもナイトメアホロウの意識操作や、エトセトラと・・・なにか、弁明はないか?』
『ぼ、僕たちに何をやらせるつもりさ?』
『諦めたか・・・薄々感づいてんだろ?もちろん―――世界創造をやってもらう』
『お、お前またやらせる気か!?あの何もない空間をただひたすら見つめて微調整をし続ける日々を!?』
『当たり前だ、苦しくて、誰もやりたがらないからな。そこで、お前みたいなやつはちょうど良かったんだよ。それに、お前が作った世界は適度に混沌が混じってて評判がいいからな』
『て、てめえもしかして・・・最初っから見てて・・・!』
『正解だ。天照から報告があった後俺の影で監視してたからな』
『影・・・?まさかヘカリテか!なんであいつを下界に降ろしてんだよ!?滅ぶぞ!?』
『そんなことはどうでもいいだろ?さあ、罰の前のお仕置きだ。とっておきのやつを用意してあるぞ』
『じゃあ頑張りなよロキ坊。あたしは帰るからね』
『ちょ、見捨てないで・・・!』
『おいおい逃げようとしてんじゃねえよ。楽しい楽しいお仕置きの時間だ。さっき作った面白い魔法があってな。ちょっとお前で試させてくれや』
『ちょ、ま、やめ、ぎゃああああああああああああああ!』
『・・・相変わらず、オーディンはエグいね』
『かわいそうに・・・助けてあげないのですか?』
『そう思うなら、お前が行きなよゼウス』
『私は、まだ死にたくありませんからね』
『・・・それにしても、今回は予想外だったな。まさか刻印からあたしの力を引きずり出して自分のものに変えるとは思わなかったよ。人間も意外と根性があるんだね』
『あれは、完璧にイレギュラーですよ。神の許可もなく加護以上の力を意志の力だけで引き出すなど、前代未聞のことです。かなりヤバいですよ』
『大丈夫さ。主神宣言がとおったからには、奴はもう神の末席の一部。もっとも実力的に考えれば末席どころか首席レベルなんだけどね』
『・・・神界も荒れそうですね』
『まあ、あたしたちが頑張るしかないさ』
そんな会話が、神界で繰り広げられていた。
実は黒幕ロキと愉快な仲間たち。
神器の説明とか入れたほうがいいですかね?
後、スキルの説明も。
それと、番外編の予定変更です。追加で「魔神の日常」が入ることになりました。
お楽しみを
訂正
・世界→島(あと修飾語)




