表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/10

5.消えたはずの歌

時をつかさどる神々は星の数

空を守る神々は人の数

地の神はいくつになろうか


旅人にも神々は目をむける

あまたの人々と同じように


光をつかさどる神々はすべて

闇をつかさどる神々は少し

風の神々はかぞえられない


あまたの人々は

旅人に目をくれない

だが神々は

すべての者が

旅人ととく

『旅人の歌』アトア砂漠失われたオアシス東南a11の石碑に刻まれていた 誕生年244年作 “ロンゴ”のアリベ作


「奇跡ですね。」

「だね~。」

ライと学者風の青年は目の前にある一枚の紙を、息をひそめながらしみじみと入っていた。

「“ロンゴ”のアリベの一作品が欠けることなく存在するということ、そして、それをこの目で見ることができたこと、このような感動は初めてです。と言いたいところですが、最近、架空の存在と言われてきた地のやしろに半日ほど滞在してましたからね、少し怖いくらいですよ。続けて、奇跡にあってしまいましたから。」

「あ~、確かに~?この写しが~“リツィアの珠玉”~アストラス・サンバー・アウィンのだ~っていうのも~すごい~。でも~、やっぱり~、地の社で~うたを見た後だから~、ちょっとだけ~感動薄くなる~。」

ライと学者風の青年は、のんびりと奇跡を手にしながら夜を過ごす。

「偽物じゃ~ないよね~。」

「ライにはどう見えますか?私にはわかりませんよ。偽物だとしてもなぜ私たちにあの若者が渡したのかが、疑問として残りますよ。」

「ん~?本物~~~ぽい?・・・偽物には~見えない~。あの子はね~、僕か~リヨの~どちらかが~通るのを~待っていたっぽい?」

「・・・・・ライ、それはこれが“珠玉”に伝えられなければならないもの。ということではないのですか?行き先決まりましたね。」

「あ・・・・・あ~~~~!!!しまった~~!」

「リヨンへ行きますよ、ライ。どんなに貴方が嫌だと言っても、引きずってでも連れて行きますから、覚悟きめておいてくださいね。」



光と闇の戦いに

光 敗れし時きたら

闇は光をのみこんで

時とまり

人はくずれゆき

心のみ闇にのこる


光と闇の戦いに

闇 敗れし時きたら

光は闇をのみこんで

命とまり

人は歩きゆき

時のみ光にのこる



光と闇 いつも

海にしずみ

空にうく

中立するは人々と

真実を知る神々なり

            「地の社に刻まれた詩2編」創作時期不明 作者不明 ライの写し

読んでいただきありがとうございます。

誤字・脱字・意味間違いなどありましたら、お知らせください。2011/09/03

一か所訂正しました。2011/12/18

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ