10.祭りの歌〈1〉
大空に羽を預けたなら
どこまでも飛んでいける
大空に羽を預けたなら
どこまでいけるでしょう
過去でもなく
未来をも越えて
今に鳴り響く鐘の音を背にして
僕はこの町を去る
隣町に入れば
未だに聞こえる鐘と
どこからか聞こえる歌
歌を追いかけてみれば
踊り子が踊る
歌に合わせて
足を左に右に揺らして
踊ろう
ワン・ツー・スリー・フォー
ワン・ツー・スリー・フォー
手拍子をしてよ
リズムに合わせて
大空に羽を預けたなら
どこまでも飛んでいける
大空に羽を預けたなら
どこまでいけるでしょう
風の鳴る音を
聞きながら飛べば
笑わずにはいられない
星が笑うのを見たのなら
それは虹が出る合図
空が泣くよりも早く
大地が笑うより早く
星が笑うなら
足を右に左に動かして
ワンツー・スリーフォー
ワンツー・スリーフォー
リズムを刻めば
楽しくなるよ
過去から未来へと
鳴る鐘は
また繰り返されて
今へと鳴る
僕は歩きだすよ
鐘の鳴り響く街を
通り過ぎて
どこまでも
大空に羽を預けたなら
どこまでも飛んでいける
大空に羽を預けたなら
どこまでいけるでしょう
題名不明 創作時期不明 作者不明 旅一座の人々が歌い継ぐ歌
「ライはこういうの苦手なんだよね。楽しいのにな~。」
リヨが町を埋め尽くす人々の流れを宿の窓から見下ろしてつぶやいた。
「あ、あの子だ。“珠玉”に会わせたら“珠玉”が喜びそうだよね。」
シラは何も聞かず、バヴェラを調律するだけにとどめた。
お久しぶりです。久しぶりで名前・性格を忘れてしまいました。
誤字・脱字などありましたらお知らせください。2012/02/16




