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第四節 神殿生活は・・・

よろしくおねがいします

ベアルスさんの勧めで、神殿で生活することになりました


ここでの生活を勧めて進めてもらった時に、人手が足りなくて手伝ってほしいことがあるといっていたので、掃除やベッドのシーツ交換など、治療室でベアルスさんのお手伝いをするものと思っていたのですが、どうも違うようです


今、ベアルスさんに神殿の説明を受けつつ治療室を出て、どこかへ移動しています

ちなみに、当たり前のようにアスが私の後ろを、満面の笑みを浮かべながらトテトテとついてきています


ベアルスさんの説明によると、この神殿は四角形の要塞のような構造の建物みたいです

療養中は、ベアルスさんとアスフィーネとしか会わなかったので、もっとこじんまりとした一軒家だと思っていましたが、三〇名ほどの人たちがここで寝泊まりをしているそうです

正面には、大きな城門があって、鉄で幾重にも補強した鎧戸や落とし格子なんかもあって、よほどのことがない限り突破できないのではと思えるくらいの強固さを感じます

左側区画には、執務室や書庫に武器庫や鍛冶場などの業務施設があるそうで、私たちがいた治療室も、この区画にあます

右側区画には、食堂や宿所など、日常的に使用する施設が集中して、中庭広場は、珍しく天井があって屋内訓練場や共同井戸があり、ちょっとした社交の場になっていたりするそうです


そんな説明を受けつつ右側区画の少し奥まったところにある大きな部屋に到着しました


その部屋には、シンプルな長テーブルと椅子がいくつも整然と並べられていて、部屋の左側には、カウンタがあり、その奥から物を刻む音や何かが煮え立つ音が聞こえ、時折、いい匂いがしてきます


「ツナちゃん、ここが大食堂よ

 明日からここで、皿洗いとかテーブルの掃除とかの

 お手伝いをしてほしいの」


人手が足りなかったのは、治療室ではなく食堂だったということらしいです



神殿での生活は、とても楽しいものでした


調理に使う水を井戸から厨房へ運ぼうと、水でいっぱいの桶をふらふらしながら運んいたら、強面の小父さんが無言で桶を持ち上げ、近くまで代わりに運んでくれたり

アスフィーネと二人で、ジャガイモの皮むきをして、アスの危なっかしい手つきをハラハラして見ていたら、自分の方が指を切ってしまい

それに気づいた若い狐獣人族のお姉さんが魔術で手当てをしてくれたり

踏み台に上がりながら、スープの配膳を行っていたら、仕上げの肉団子を入れ忘れてしまい、若いお兄さんに文句をつけられたり

因みにそのお兄さんは、隣で配膳していた小母さんに怒られ、後日一緒に皿洗いをして仲良くなりました


そんなこんなで食堂でのお手伝いを通じ、神殿で暮らす人たちと、少しずつ交流をしていきました

いつしかアスフィーネは私のことを『お姉ちゃん』と呼ぶようになり、自然と何かにつけ一緒に行動するようになりました

そして、私はアスフィーネのことを『アス』と呼ぶようになっていました


ただ不思議なことに、私はアス以外の子供の姿を見ることはありまでんでした



ここでの生活に慣れてくると、比較的時間の空いている午前中に、ベアルスさんが先生となって、アスと一緒にいろいろと勉強することになりました

一応、高度な教育を受けた身としては、なんとももどかしい内容もありましたが、文字とか神話とか目新しく興味深いものでした


そんな勉強もある程度進むと、三日に一度くらいの割合で、ベアルスさんから魔術の手ほどきを受けることになりました

魔物や猛獣などの危険から身を守るため、魔術や剣術などの護身術を身に付けるのは、ここで生活する人たちの義務なんだそうです

神殿で生活していて、魔物や猛獣に遭遇したことはないのですが・・・


この世界には普通に魔物がいて、人々を襲っているそうです

魔物とは、体内魔力が何らかの理由で暴走し凶暴化・変質した生物や、長期間強力な魔力に晒され続けた無機物が凶暴な擬似生命体になったものいい、大気中の魔力が濃い場所ほど魔物化・凶暴化しやすいそうです

また、魔物は母体となったものの機能・能力・習性などが残っているらしく、例外なく魔力結晶という、魔力が結晶化した石を体のどこかに持っているそうです

ちなみに、魔物が持つ魔力結晶と、御子が持つ魔力結晶が酷似しているため、御子が魔物の生まれ変われではないかと考えられた時代が有ったそうですが、現在では数ある迷信の一つという認識が一般的です

ついでに言いますと、精霊という存在もこの世界にいるらしいのですが、めったに人前に現れることがないためか、どういう存在なのかはよく分かっていないそうです

ただ、いずれも強大な力をもっていて、たまに契約や加護という形で力を貸してくれて、さまざまな恩恵を齎してくれるとかで敬われているそうです



魔術訓練の初日

ベアルスさんに連れられて、私とアスは、神殿の外を歩いています

年齢的な制限があったのか、アスも今日が初めての魔術訓練のようで、緊張しているのか私の尻尾にやたら触ろうとしてきます

もちろん、思う存分に触らせてあげましたが・・・


そういえば神殿の外に出るのは初めてかもと思い至り、辺りの景色を改めて眺めてみると、疎らに生えている木々の隙間から、山頂が雪に覆われている高い山々が並んでいます

ここは、盆地かカルデラの内側なのかもしれません

山の稜線を目で追って行って、神殿の方を向いたとき、神殿の裏手に巨大な樹が聳えているのを発見しました

どのくらい巨大かと聞かれれば、神殿の住人すべてが余裕で生活できるようなツリーハウスが、その木に建てられそうなくらいと答えるくらいには巨大です

自分でもよくわからない例えですが、とにかく巨大な樹です


「ベアルスさん、ベアルスさん」

「何かなツナちゃん」

「あの巨大な樹は何なんですか?」

「精霊様の樹ですよ

 ここに住むみんなを守ってくださっているの」


よくわかりませんでしたが、そういわれるとそんな気がしてくる不思議な樹でした


精霊様の樹を気にしつつ歩いていると、すぐに足場が砂で整備されている空き地が見えてきました

その奥には、結構大きな池が見えていたりします

べアルスさん曰く、その池の畔で私が倒れていたそうです

空き地は、結構広く、周りにも建物とかがないので、派手な爆発なんかが起きても問題なさそうです


空き地の真ん中に来ると、べアルスさんは向き直り


「これからはここで魔術の訓練を行います

 まずは、魔術の基本的なことから勉強しましょう」


魔術についての簡単な説明をしてくれました


べアルスさん曰く

この世界には魔術が当たり前のようにあり、誰もが日常的に使っていて、基本的に呪文詠唱などで鍵を築き、その鍵で世の理に干渉することで発動するものだそうです

鍵といっても、発動させる魔術に応じた属性を練り込んだ体内魔力で作った、丸やら四角などの記号や特殊な文字でできた模様で、種族によって作りやすい鍵の形があったり、大きさや質によっても威力が変化するらしいそうです

また、鍵の模様にもそれぞれ意味があって、距離とか射程とか動力源とか威力とか細かく設定できるそうです

呪文詠唱は、その細かな設定を画一的に最低限の設定で鍵を構築できるようにしたもので、自力で鍵を構築できるのであれは詠唱省略や無詠唱でも魔術が使えるそうです


ベアルスさんは簡単な説明が終わると、さっそく実践しましょうと、肩幅くらいに足を広げ、両掌をおもむろにこちらに向かって伸ばし、同じような格好をするよう私たちに指示してきました

私たちが同じような格好をすると、ベアルスさんは私の後ろに回り、掌を私の背中にあててきました

何が起きるのかと待っていると、体の中で暖かいものが駆け巡り、それが手の先に集まると、かざした手の先に、鍵が浮かび上がり、それが一瞬光ると火の魔術が発動しました

目の前の光景に感動していた私でしたが


「これが火の初歩魔術『灯』よ

 体の中を何かが駆け巡ったと思うけど、それが体内魔力の動きよ、

 その感覚を再現させれば魔術が使えるようになるわ」


そう言って、風や水といった基本属性の初歩魔術を次々に魔術を発動させていきました

慌てた私は、その感覚を覚えようと必死になって集中しました


ベアルスさんは、一通りの魔術を発動させると、アスにも同じようなことを行い、私たちの前に戻ってきました


そして、アスには、水の魔術と風の魔術が相性が良いといい、私には、特に相性が良い系統の魔術はないと残念そうに言ってきました

相性の悪い魔術は、使えないということは無いのですが、高威力の魔術が発動しにくいとか、カギを築くのに体内魔力が余分に必要になるといったデメリットがあるようです

逆に相性の良い魔術は、その分だけより高度な魔術が容易に使えるようになるそうです


せっかく異世界にきたんだし、魔術無双的なことができるかもと、密かに期待してたのですが、思っていた以上にショックを受け、両手両膝を地に付け項垂れました

そんな私の頭を、「いい子、いい子」と言いながら、アスが撫でて慰めてくれました

アスは本当にいい子です


「まぁ・・・

 獣人族は、種族的に魔術との相性が悪いから気にすることはないわよ

 でも、魔力量は並の魔術師より遥かに多いから

 このまま訓練を続けていけば、このあたりの猛獣なんかは

 簡単に倒せるくらいの魔術は使えるようになるわよ」


若干、焦ったような感じでしたが、ベアルスさんも、励ましてくれました


気を取り直して、訓練を再開します

初日は、魔術の発動感覚を再現すること徹底的に練習し、夕方頃には二人とも初歩魔術を発動できるようになりました

この結果に、ベアルスさんはこの年齢にしては驚異的な速さだと驚いていました

普通はなんだかんだで、半月くらいは掛かるそうです


優秀なのか、そうでないのか、なんとも不可解な性能です



次の回の魔術訓練では、体内魔力の制御訓練を重点的に行いました

体内魔力を大量に素早く正確に制御できるかが、うまく魔術を扱う秘訣らしいです

訓練内容は、体内魔力を掌の上で固めて、それを球体やら立方体やらに変形させるというもの


なかなか固まらなかったり、すぐに散霧したりと結構難しかったですね


それができるようになれば、形を複雑にしたり、数を増やしたりと、徐々に難易度を上げていくらしいです

魔術訓練が終わるとき、寝る前に少しずつでもいいので毎日続けるとが大切だと、ベアルスさんは教えてくれました



何回目かの魔術訓練で、いつものようにベアルスさんとアスの三人で神殿近くの空き地で魔術訓練をしていた時のことです


不意に、胸の奥で何かが暴れだすような感覚と、内側から壊れていくような激しい痛みに襲われました

それと同時に、私の頭に何かの術式のような物のイメージが流れ込んできました

しかし、あまりに激しい痛みにその場に蹲ってしまい、その様子を見たベアルスさんとアスが、慌てて駆けつけてきてくれました


ベアルスさんは、すぐさま治癒魔術を施してくれたのですが、効果はあまりなく激しい痛みは続きました

けれども、ベアルスさんは、諦めることなく何度も治癒魔術を施し続けてくれました


治癒魔術を施しているベアルスさんの傍で、ジッと私のことを見ていたアスが、いままで聞いたことがない呪文のような言葉をつぶやいたかと思うと、私の痛みが徐々に消えていき、それに合わせるように意識も薄れてきました

視界の端で、アスの足につけられているアンクレットが輝いているような気がしたのですが、確認する余裕もなく、意識は途切れてしまいました



気が付くと、私は神殿の治療室のベットに寝かされていたようで、上体を起こすと、隣では当たり前のようにアスが私の尻尾を抱き枕にして寝ていました

しばらく、アスの頭を撫でて愛でていたのですが、目が覚めたようで

勢いよく起き上がると、「よかった」と言いながら腰のあたりに抱き着き、泣き出してしまいました


アスが落ち着いてきたところで、新しい力が得られたことを説明することにしました


『障壁』を自在に展開できるというもので、私の御子としての力でどうやら固有魔術のようです

今のところ、使えるようになっただけで、それ以上の詳しいことは分かっていないのですが・・・


掌の上で小さな障壁を展開したりしながら行った説明を聞き終えると、アスは心の底から喜んでくました


そして、ついでとばかりに、あの呪文のことについてアスに聞いてみたのですが、不意に浮かんできたもののようで詳しくはわからないそうです

しかも、あの呪文を唱えた後、アスも気を失い倒れてしまったそうです


二人ともいきなり倒れてしまった時のベアルスさんの苦労を思い浮かべていると、


「私のせいで、お姉ちゃんを苦しめてしまって、ごめんなさい」


と、アスが突然に謝りだし、落ち込んでしまいました

私は、アスの頭を優しく撫でつつ


「ひょっとしたらこの力はものすごく強いもので、

 いきなり使えるようになってしまうと暴走してしまい、

 まわりのみんなに悲しい思いをさせてしまうのかもしれないわ

 だから、それを防ぐために、その力を正しく使うようにと、

 あの時に精霊様がアスに役割を与えたのかもしれないわね

 だから心配することはないのよ」


と、慰撫の言葉を告げ、アスの気がすむまでそのままでいました


その日から体調が回復するまでの五日間、やはりというか、アスは私の傍を離れるようなこともなく、一緒に療養生活を送りました

また、食堂で知り合ったお姉さんや、肉団子の件で仲良くなったお兄さんが見舞いに来てくれたりしました



すっかり元気を取り戻し、食堂のお手伝いも滞りなくこなし

魔力操作が、片手に各二個づつ、計四個までなら魔力の固まりを自在に操れるようになり、初級魔術も十分使えるようになったころ・・・


いつものように、アスと一緒に神殿近くの空き地に行くと、ベアルスさんのほかに壮年の男性が、木製短剣と木剣を持って待っていました


ベアルスさんはアスを連れて、少し離れたところで魔術の訓練をはじめました、そして、残された私の方に壮年の男性がやって来て


「今日から剣術指導を行う護衛騎士団団長のトラクスだ」

「ツナです、よろしくお願いします?」

「早速だが、剣術の技量がどの程度か確認したいので軽い模擬戦を行う」


そうやって、私に木製短剣の方を渡すと、少し離れたところで振り返り、木剣を構えました


突然、模擬戦を始めるといわれ困惑している私に向け団長は


「そんなに気負う必要はない・・・さあぁ・・・かかってきなさい」


といい、模擬戦の開始を催促してきました


しかたなく模擬戦を始めます

武術経験のない私は、素人丸出しの動きで木製短剣を振り下ろしたり、横に薙いでみたりと振り回し、果敢に攻めていきました

最初のうちは、かなり手加減されていたようで、カン、カンと小気味よい音を立てていたのですが


「ふむ・・・それではそろそろこちらも攻めさせてもらおうか」


そう言うと、防御の合間に攻めの一手をおりまぜてきました

しばらくは、木製短剣で受けるなり、避けるなり必死でしたが、対処はできていたのですが、直ぐに、トラクスさんの剣捌きに対応できなくなってしまいました


疲れも見え始め、動きが緩慢になってきた頃、ついに木剣が私の脇腹を捉えようとした瞬間、ドーム状障壁が自動展開し剣を防いでしまいました

しばらく両者とも動かないままでしたが、


「なかなかやるじゃないか」


トラクスさんは、口角を上げにたりと笑い、


(障壁が勝手に展開した・・・いったいどうして・・・)


私は訳が分からず困惑するといった、対照的な表情をしていました


「仕切り直しだ、今度は本気で行くぞ」

「ちょ・・・ちょっと待って下さい・・・」

「問答無用」


トラクスさんの掛け声で模擬戦はすぐに再開されました

障壁については、そういうものと考えることを一旦放棄し、トラクスさんの一撃一撃を必死に対処していったのですが、すぐに木製短剣で受け流すことも、避けることもできず、ただひたすら障壁で受けるだけになるのでした

そうやってしのいでいると、次第にトラクスさんの一撃が早く・鋭く・重くなっていきましたが、それほど時間が経過することもなく、止めとばかりに繰り出された掬いあげるような一撃に、私が障壁を展開した状態のまま吹き飛ばされて模擬戦は終了しました


途中から模擬戦の様子と見ていたらしいアスが、慌ててやってきたので介抱されていると、


「つい楽しくなってな、力が入ってしまった・・・すまん、すまん」


子供一人を吹き飛ばすような一撃を繰り出して、下手をすれば大怪我を負っていたかもしれないのに、その軽い態度、トラクスさんには戦闘狂か脳筋の気質があるのかもしれません

案の定、ベアルスさんにやり過ぎだと注意されていました


「素人並、ぶっちゃけ適性が低い

 子供であることを差し引いても、獣人族の割に体力はないし、速さもない

 魔力量の件といい、随分とちぐはぐな感じがするな

 しかし、魔力障壁の強さを考えれば、守りに徹すれば今でも護衛ぐらいなら

 十分やれるだろう

 当分のあいだは、体力づくりを中心に行い、剣術は型とか素振りの

 基礎訓練だけにしようか・・・

 とりあえず、あの池の周りを軽く走って来い」


模擬戦から得た結果から導き出された評価とその訓練内容に、私は只々苦笑いをするしかありませんでした


剣術の適性が低いことはなんとなく予想できていたことなのですが、池を走って来いという言葉には閉口しました

トラクスさんが指さす先にある池は、結構大きいです

どのくらいかというと某野球ドームが一つ余裕で入るくらいで、それだけならまだいいのですが、肉団子お兄さん(肉団子の件で仲良くなったお兄さんのことで、体型のことを言っているのではありません、最初は俺は細マッチョだと返していたのですが、最近は定着したのか諦めたのか、それで通じていたりします)

から聞いた話だと、獣道のような申し訳程度の道があるだけで、木の根が飛び出していたり、岩が転がっていたりと、とにかく走りにくく、起伏が結構激しいらしいです

その上、小型の猛獣なんかが出てくることもあるらしいです


そんなところを走って来いと言ってきたのです

ちょっぴり涙を浮かべて抗議の目を、トラクスさん向けてみましたが


「安心しろ、俺もちゃんと一緒に走ってやるから」


頭をかきつつ何の解決にもならないことを言い放ちました


結局、こうしていても仕方がないと、私は池の周りを走り出したのですが、案の定、一周して戻ってきたときには、ぼろ雑巾のようになってアスの足元で倒れてしまいました

しばらくアスに介抱されつつ獣耳や尻尾をモフモフされて癒されていたのですが


「よし、あと五週くらいするか」


との宣言に、「この脳筋やだ~」と鬱屈とした気分になるのでした


ありがとうございました

『よかった』『続きが気になる』と思っていただけたら、

ブクマや評価をしていただけると、とても励みになります

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