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一夢 ちんちん
自分は風呂に入っていた。
「●●●●、●●●●●」
向かい側に座る彼女が話しかけてくる。
「●●●●●●」
彼女は浴槽の縁に立てかけられていた何かを私に渡してきた。それは鋸と木製のまな板、それとプラスチック製の角柱である。
彼女はこんなものを僕に渡して一体何をするつもりなのだろう?
何を思ったのか私はプラ角柱をまな板の上手に乗せ、鋸を引いていた。
彼女は満足そうに頷いた。
気が付けば私は白いバスチェアに座っていて、左手には自分のイチモツを、右手には先程の鋸が握られていた。
待て、そんなものでいったいナニを何するつもりだ?!
目の前の彼女の視線が痛い。ヤレ、ヤルんだという強い意志が、私に行為を強制させる。
一呼吸置き、思い切り鋸を引いた。
ズパッと切り裂かれたイチモツが、ポトリと床に落ちる。
断面はギザギザとしていて、しかし痛みはなく、血は出ていなかった。
またも彼女は満足げに頷いた。