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巨人vs最強の人格〜神の武器貰いました〜

こっから毎日投稿できるように頑張るぞ!


頑張りたいです...笑笑


ブックマークしてくれた人たち、本当にありがとう、感想なども順次見ていきます!

軍を蹴散らして前に進むと、そこには風格のある騎士が立っていた。浅黒く焼けた肌と、太い腕が、彼の実力を想起させる


服装はフルアーマー、ヘルムだけを脱ぎとった格好ではあったが...どうにもボヤついた目線でこちらを見据えていた。


体格も、アストルフとはうってかわって厳つい印象があり、存在だけで周りをピリつかせるような印象があったが、いかんせん目がフラついた印象があった。


あれだな、頭を殴られてフラフラしている状態が常時続いているようだな、うん。


こいつが大将かーーそう確信するのにそこまで時間はかからなかった。


思えばここが本陣か、どうりでこの辺りから急に兵士が強くなったものだとクロは今更ながらに気づく。


あのレベルの兵士だと、この剣で戦うには些か抵抗感があるな。無駄に刃が付いているのはよくない、思わず斬ってしまいそうで、かなり苦労する。


ーー殺しなどしたことはなかった。無論前でもここでも、自分に危険が迫るようなことがあれば容赦はしなかったが、それとこれとは話が別である。


「殺さないように」


それがクロがこの体の主人とした約束である。まぁそんなものいつでも保護にできるのだ、こんな世界に来てしまった以上、正当防衛には十分当てはまるだろうし。


紳士が何かを言いかけようとした瞬間に、隣から下品な男が出てきた。その男は全身に小汚いローブを羽織っており、怪しい目を光らせている。


「やめておけ、私の兵士の様子を見ただろう。勝てる相手ではない」


「うるせぇ!あの方の計画を台無しにしやがって、おめぇもおめぇの糞部下どももとんだ役立たずだ!もぅいい、こうなったら俺1人でやる!おめぇは黙って見てろ!」


モードレッドの制止を、小汚い男は振り払うかのように答える。そして、徐に杖を突き、何やら呪文を唱え始めた。


止めた方がいいだろうか?


この男が何をするかは知らないが、あまり時間をかけて吹っ飛ばした兵士達が気絶から戻ってきたら面倒だ。殆どの人間が軽症である...と思っている。よくて骨が折れる程度だろう。戦意があれば何度でも向かってくるのが人間だ、それが手加減されることがわかっているなら尚更、クロはそんな下衆なことがわかっていたなお向かってくるなら、本気で今刃のある部分で戦ってやろうかと思っているほどだ。


そこまでして人を殺さない理由はない。向こうは殺しにきているのだから


おそらく、目の前にいる紳士がモードレッドなのであろうから、そいつを捕まえるなりぶちのめすなりすれば終わりのはずなのだ。


と思ったら後ろからカミーユの軍勢が来て、気絶している奴らや吹っ飛ばされている軍勢を捕まえ始めた。


お、有難い。ここに来るまでに粗方ぶっ飛ばしておいた筈だ。捕らえるとかの事後処理は任せよう。


いかんな、と思って止めようとした瞬間、


呪文を唱えていた男は


『あーもうめんどくせぇなぁ!!詠唱破棄!このぐらいでいいだろ!おいそこのブサイク!生きてたらまた会おうぜ!まぁこれが最後になると思うけどなぁ!』


と言って消えてしまった、そして男が消えた跡から、強烈な地響きが鳴り響きく。


そして召喚に応じて現れたのは...一体の巨人であった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


巨人は、いっそ清々しいほど、物語で見た「巨人」そのものであった。


顔はゴブリンのような顔をしながらもその巨体は5メートルを超え、大きく、青く光る斧を片手で持ち、首には黒い首輪がされている。その武威で周りを威圧しているものの、目はとても優しそうなものであった。


近くでそれを見ていた人間達は腰を抜かしているものもおり、盗賊たちの何人かはすでに逃げだしていた。


『私は7代巨人族の王、ベルハイム、弱きものよ、私は契約により、目の前にある城を壊さねばならん。逃げるがいい、恥ずべきことはない。恐れるがいい、それは我が宿命である。小さき者たちよ、逃げるがいい。』


そう巨人は言い終わると、城に向かおうと歩き出す、その一歩が地響きをあげて地震を起こす。身の丈だけでもアルノ城の門壁ほどあるのだ、そのぐらいできて当然だろう。


そんな巨人は、もう一歩を、前に向けて出そうとした。


ーーーーがその足が振り下ろされることはなかった


振り下ろそうとした左足は、1人の男に受け止められていたからだ。その男さ顔を真っ赤にしてはいたが、確実に巨人の動きを阻害することに成功していた。


動けない?だと、私の動きを阻害するものなど、古の「創世の四聖」様レベルでなければあり得ないーーーー


その男は、あっけらかんとこう言った


「......なるほど、この世界で見た中で一番強そうではないか。いいだろう、タイマンだ!」









クロは興奮していた、この巨人、強い。力もそうだが、得物も大したものである。さぞ名のあるものなのである、とクロは直感し、喧嘩を売った。ーー自分の強さへの挑戦、強いものを見つけた時、クロが持つ考えはいつもそれであった。


すると巨人は悲しそうな顔をしながらも、躊躇いなく斧をクロへぶつけて来た。


ブォン!というとてもない風がクロを襲うも、クロはそれを剣で受け止めた。激しい音と共に、クロの体に悲鳴が走る。


重い、重い


この世界で初めて喰らう魂のこもった一撃に、クロは顔をしかめる。


「重い...!これが巨人って奴の腕力か?!」

「......左様、我が腕力はこの世界でも5指に入る。受け止められるとは...驚きだな。かつてこの初撃を受け止めたものは数えるほどしかいない。」

「なるほど、それはそれは...光栄だね!」


クロはそう言うと、力を入れて大きくベルハイムから距離を取る。接近戦では、力で圧倒的に負けている。


主人、筋肉トレーニングしろよ!


巨人は、尚も斧を繰り返し攻撃してくる。


クロは防戦一方であったが、その攻撃を捌き、避け、時には反撃をもしていった。その様子に、巨人族は驚いた顔をしながらも攻撃を続ける。


打ち合うこと数十回目、ついにクロは、巨人の脇腹をぶん殴ることに成功した。


『驚いた、強き者よ、お前は本当に人間なのか?』

「当たり前だろう!こんな顔した悪魔がどこにいるんだ?!」


戦況が最高潮に入ったその時、何故かクロの目の前が真っ暗になった...


これは...人格が変わる...あの感覚?!












しかし、何も起きなかった。その感覚は瞬きするかのような感覚でクロを通り過ぎていった。


しまった、油断してしまった!攻撃が来るか


そう身構えたが...どうやら杞憂だったようだ、目の前にいたのは嬉しそうな顔をした巨人だけであった。


巨人は、私に斧を差し出しながらこう言う。


『貴方様にこれを返しましょう。この斧は貴方の思う形に姿を変えるはずです。その武器の名はギリオン、かつて神々と戦うために生み出された武器の1つです。その武器は千変万化に姿形を変え、あるいは自由に動き、貴方を助けるでしょう。」


こう巨人は言い残すと、地中の中に溶け込むように消えた。


私は疑問が尽きない頭をひねりながらも、その斧を見た、すると、斧は光りながらもその形を変え、一本の棒になった、それには不思議な模様がある。


握り心地もだいぶいいな


そう思いながらクロは小さく笑うと、巨人もいなくなり、絶句している紳士の方に向き合った。


カミーユ「あれ?グリーン殿が持ってるのって、アレじゃね?私の剣じゃね?」

カミーユ「ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!グリーン様私の剣捨てたぁぁ!!!!!!!!(´;Д;`)」


不憫カミーユ

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読んでくれてありがとうございます! これから全10章、毎日投稿させていただきますので、是非よろしくお願いします @kurokonngame くろこんでツイッターもやってますので、繋がりに来てください。
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