〜閑話〜女神と会う元盗賊
あ、はい俺の中で人気爆上げ中のゼクロスのおっさんの話です。
俺は、アルノ領で騎士として勤めることになった。
俺の名前はそこそここの領でも聞かれているらしく、カミーユとかいう男に試合をしたいとめっちゃ絡まれた。
つーかなんでこいつら俺のこと覚えてないんだ...
まぁ一回も戦ってないし、あの変なガキに吹き飛ばされたから見てもないんだろうが。
てか気づいたらあのガキ領主様の屋敷にいるし。それでもなお気づかれないし。
反乱起きたけどなんか一人で全部片づけちゃうし、どーなってんだあのガキは、見た目まだ14.5ぐらいだろアレ。
俺の王都にいるガキもあーなっちゃうのかなぁ...
と思いながらも。グリーン達にもうすぐ宿へと着くと知らせに行ったその時、ゼクロスの目の前が急に真っ暗になった...
そのあとは地獄であった。
自分の妻と子供が目の前で惨殺されている夢を見た。
目の前にボロボロの妻と子供が連れ出され、わたしには剣を渡され、トドメをさせと強要された。
対抗しようとするが、体は操られており、対抗できない、これなら舌を噛んで死んでやろうと思ったが、その瞬間、俺の頭上に女神が降りてきた。
そいつは、俺を両手で優しく包んでくれ、気がついたら俺は目が覚めていた。
本当のことを言っても誰も信じてくれない。
だが俺は確かに見たんだ、女神様を。
目覚めたことを仲間はとても喜んでくれた。
良い職場だ。
そのあと、あのクソガキが宿にいないことが発見され、コレットお嬢様に怒られてた。
あれ?あのガキの姿が女神様に被るんだが...気のせいか。
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ピンクの日らしいので、僕は夜に宿を抜け出して、
どこか身を隠せる場所がないか探していた。
宿から少し歩いて言ったところに、小さな村がある。今は寂れてしまった村なのだろうか、
村の前にあった小さな小屋の中で、レッドは意識は闇に落ちた。
そこにいる村人が皆悪夢を見て眠らされていることには、暗くて気づかなかった。
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暗い闇の中、ピンクは目覚めた。
回りには明かり1つなく、外に出ても月明かりのみである。
周囲をプラプラと歩いていると、家の中で苦しんでいる親子を見かけた。
ピンクはその親子を救いたい、と思ったのかもしれない。
突如神器、ギリオンは光出し、一本の杖へと姿を変えた。
それを空へと降った瞬間、突如として杖から光が漏れ、空へと光が放出した。その光は村全体へと広がり、雨のように降り注いで行く。
その光に触れた村人たちは、それぞれ悪夢から覚め、親は子の、子は親の無事を確認し安堵する。
ピンクはそれを確認したあと、こんなの子らしく口に手を当ててフフッと笑うと、森の奥に消えていった。
ある村には、女神進行がある。
村人全員が見たとされる悪夢を女神が救ってくれた経験を、村全員がしたためである。
彼女?の正体を知ることになるかどうかはわからない。
王国着いちゃったよ(´・ω・`)
まぁいいか人物紹介でさ




