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翌日以降、田原は島田に連絡を取ろうとしたが、携帯は繋がらなかった。


島田の家を訪ねてみた。島田は幼い頃、両親が離婚して母子家庭だった。彼の母親が出てきたが、島田は最近、家には帰って来ないと言う。


それから、時は過ぎ、田原は島田のことは気になっていたが日々の多忙に追われ、島田のことは頭から離れていくようになった。



そんな、ある日の夜、仕事を終えて自宅に帰ってきた田原が家に入ろうとすると、夜道から

「先輩」と声がした。

田原が振り向くと、島田がジャージ姿で近づいてきた。

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