何が為に剣を振る
「私は王族として最後の責任を取る為ここに残ります」
多くの仲間を失った為か、涙を流す兵士、憤どる兵士。意気消沈している兵士。皆が一人の少女を見ている。
「父は偉大でした。ナーガディアン国を護り今まで支えてきました」
その声を発する少女の顔は泣き腫れている。
「そして父が残したこの国は今危機に面しています」
誰もが黙って聞いている。
「父は凶刃に倒れました。ですがその意志は、魂はここにあります」
「父の意志を受け継ぎ!最後まで戦いましょう。皆でナーガディアンを守る為に!」
兵士達は拳を握る。亡き国王の為、ナーガディアに住む大切な者の為。
「皆で侵略を止めるのです!ミクトランテ帝国を打倒するのです!虐げられてきた人の力!亜人の力!今こそ見せましょう!」
兵士達が天へと拳を突き上げる。
歓声が響き兵士達の声が重なり周囲に轟き踏みしめる足が大地を揺らし轟音を奏でる。
今リュートは平原の離れた場所から一人それを見ている。
前にはミクトランテ軍2万。
そしてそれに相対するナーガディアン軍3千
既に戦の要諦は失われている、これは既に戦とは呼べずこれから始まるのは虐殺である。
5倍の戦力差、士気差、練度の差。その場にいる者は皆分かっている。だが退路はない。引けば大事なものが奪われていくのだから。
一時士気は上がった。だが相対すれば嫌でも呑まれる。
ミクトランテ軍は既に挟撃により戦果を上げた為か今は2万もの軍が正面、両翼と分かれ待ち構えている。
既に王は亡く士気は低い。
ならば戦力差をありのまま伝える方が有効と判断したのだろう。
目の前に座する2万もの大軍がナーガディアの兵士達を威圧するのだ。
例え王女が鼓舞しようとも勝てない戦力差が埋まる分けではなく、それは誰にも目にも明らかだった。
決死の覚悟、だが負けは決まっている。そのような状態で敵よりも士気を持つ事はほぼ不可能であろう。
ダガー、キファ、ナターシャはそこに残り3千の兵の中に組み込まれている。
それぞれの想いの元戦う決意にその軍の中に佇んでいる。
そしてリュートはその光景をじっと見る。
視界の中心にはナーガディアン軍の後方で気丈にも立つアリア。
遠目でも分かる。覚悟を決めた者の顔。
先王である父の死
そして兄と思っていた者の裏切り。
それを知った時。その想いは、胸中はどうだったのだろうか。
その決意の顔が遠い過去を彷彿とさせる。
裏切り。
家族。
様々な思いを重ねているのかリュートは俯く。
(グレイなら沢山の人を助けられる)
ああ。
(望めばどれだけでも……)
そうだな。
リュートは大剣を強く握り締め。顔を上げる。
その顔には壮絶な笑み。
ミクトランテ軍は降伏勧告を出しているのか何やら先頭にいる兵士が口上を述べ始めている。
その口上をじっと聞くナーガディアン兵士達。
そんな光景を脇にリュートはかつての黒い情念が沸々とわき上がるのを感じながら足へと魔力を装填する。
同時に新たな相棒カタルシスへと魔力を通す。
成人と化したリュートの魔力はかつての比ではない。
大剣と金属で覆われたブーツからバリバリと音を立てながら周囲へと雷が迸る。
そして待つ。
その時を。
―――☆―――☆―――☆―――
ミクトランテ軍が口上を述べ。事実を受け敵の指揮官は叫ぶ。
「全軍!!――」
ミクトランテ指揮官は最後まで指示を出すことができなかった。
突然光りの矢が中央軍のど真ん中へと突き立ったと思うと遅れ、耳をつんざくような轟音が平原に木霊したからだ。
強烈な爆発音、そして光りの矢による衝撃波が辺り一帯に砂塵を呼び、その場の者は皆何事かと身を硬直させる。
ミクトランテ軍中央陣、そこに突如として現れたのだ。
中央軍のど真ん中、兵士の壁を抉るようにして周囲をなぎ払い一瞬の内にそこに出現したそれは兵の壁にぽっかりと巨大な穴を残す。
ナーガディアン兵士
ミクトランテ帝国兵士
その光景を目の当たりにした両兵士はその一瞬の出来事に呆然とそれを見ている。
砂塵が徐々に晴れていく。
そこから現れたのはコートの男。
荘厳なまでに黒を基調としたコートを身に纏い左手に銀の手甲。
その男が巨大な大剣を突く形でそこに佇んでいる。
中心へと矢を放つが如く己自身を打ち込んで来たのだ。
コートの男が突きの残心を解くと左手を掲げる。
魔力に敏感な者は気づいただろう、左手に込められた膨大な魔力を。
そしてそれは呟いた。
「ひれ伏せ」
瞬間。
中央軍全ての兵士達が突然ぐしゃりと音を立てて崩れる。
コートの男が放った過剰なまでの重力の枷が中央軍全てを呑み込み圧死させた。
大軍の中にあった男がミクトランテ軍両翼、ナーガディア軍双方からはっきりと見えた。
1万。
それだけの兵士を一瞬の内に圧壊。崩れ落ちた兵士達の骸がまるで跪くようにそこにある。
その異様な光景が兵士達に静寂を強いた。
止まった時の中、荘厳なコートを着る男は右手に持つ巨大な大剣を握りだらりと下段へと構え告げる。
「行くぞ」
壮絶な笑みを浮かべ左軍兵士へ駆けだした。
―――☆―――☆―――☆―――
「あぁああああああああああああああああ!」
ミクトランテ軍から叫び声があがる。
自らの体が切り離された事を理解し。痛みに気づいたのか。
戦争、その戦闘中は興奮が痛みを上回る。
だがそれは戦争ではない。
それは蹂躙。
たった一人がそこで死を振りまき続けて居る。
興奮による痛みの喪失、それさえ許さぬと男が冷徹なまでに兵を蹂躙していた。
男の叫びが兵達を呑み込み、巨大な銀の大剣が雑草を刈り取るが如く兵士を切り捨てていく。
まるで竜巻のようだった。
その人災が訪れる所、血しぶきが舞い、血の雨が降る。
「おぉおおおおおおおおお!」
コートの男が叫び天に左手を掲げる。
天から落雷が迸り左軍の兵士達へと落ちる。
まるで神の鉄槌が如く兵士達を一瞬で焼き、薙ぐ大剣は防御など何も意に返さず兵士を跳ね飛ばす。
突撃、蹂躙、殲滅、崩壊。
コートの男が前へ前へと進み。その舞台には悲鳴が奏でられ骸の道ができあがる。
そしてその男は止まらない。まるで疲れる事を知らぬかのように片時も動きを止めず。凄絶な笑みを浮かべ恐怖を生み出す咆吼を発する。
前後左右、周囲一体を切り伏せる男は体中を血で染め上げる。
鋭い眼光で威圧する姿はまさに兵士達から見れば悪鬼羅刹の類いだった。
「相手は一人だぞ! 何をしている」
誰かが叫び、兵士達を鼓舞する。
兵士が纏まり男へと突貫する。
だがそれはコートの男にとって楽になるに過ぎない。向こうから纏まって来てくれるのだから。
何人であろうと、どんな武器、魔法をぶつけても。それは止まらなかった。
楽な戦。そう思われていた戦はもはや勝ち目はないのではないか?そう思うまでに兵士達は男に呑み込まれていた。
そしてその場にいるのは男とミクトランテ軍だけではなかった。
コートの男が生むのは恐怖だけではない。たった一人が振りまく猛威と覇気に鼓舞された者達がいた。
―――☆―――☆―――☆―――
アリアは遠目からその光景を見ていた。
ミクトランテ帝国軍の中央陣、その一瞬の壊滅。
決死の覚悟を持っていたアリアだったがその光景は現実離れしすぎ、理解できていなかった。
逃げてくださいと言ったのに……
リュートが遠くからこちらを見ているのは気づいていた。
だがまさか単身で一人突撃するとは思っていなかった。
確かに彼は優しく強かった。だが一人で万を相手に等普通はできない。
「おぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
声が聞こえた。
その声でアリアは我に返る。
何をやっているの私は……
自分の護衛として雇われていた男。
彼が一瞬の内に中央陣1万を全滅させた。
ここは戦場。
理解は及ばない。
でもこの時は逃しちゃ駄目!
そう1万を屠った彼は左翼へと向かった。
私達も見ている場合ではない。
そしてアリアは告げた。
「全軍。右翼へと突撃せよ!」
そうして戦が始まった。
声を受け兵士達が右軍へと突撃する。
その目には力がみなぎっている。
たった一人、その一人の男が示した。
恐れるに足りない!
一人でそれだけの事の武勇を示す。
それは戦う者にとって手に力が入らずにはいられない光景だった。
「おらぁぁああ!」
兵士達の中から白い軍服に身を包んだ者達が先んじる。
先頭を行く者は眼帯を付け二本のショートソードを両手に誰よりも速く、疾風の如く駆ける。
自らの主と決めた者が猛威を振るっているのだ。
俺が怖じ気づいていてどうする!そうダガーは誰よりも速く右軍へとぶつかる。
白い風が飛び上がり右軍の中に入り込み二本のショートソードを薙ぐ。
兵士達の首から血が飛び。一瞬の内に四方八方の兵士を切り伏せる。
「次だ! 竜人リュート第一の忠臣、虎人のダガーを舐めるな!」
やってくれる。
そうダガーは思っていた。一人リュートが去り際の言葉を聞いたダガーは何かすると思っていた。
まさかこんな事になるとは思っていなかったが。
「こら! 第一は私だ!」
兵士の悲鳴に混じって声が聞こえる。
赤と白の騎士服に身を包み豪奢な長剣を兵士の首へと突き刺しナターシャが言った。
心外です!と言った面持ちでダガーを見ている。
「は! じゃあより倒した方が一番の忠臣な!」
「望む所です!」
二人が向き合い、背を向けると双方剣を振り、兵士を切り捨てる。
二人の顔にはリュートが今浮かべている壮絶な笑み。それが張り付いている。
ミクトランテ軍右翼はリュートの放つ恐怖に呑まれている。
対するナーガディアン軍はダガー、ナターシャを筆頭に自らの限界以上に鼓舞された。
士気は逆転し、今尚寡兵であるナーガディアン軍がミクトランテ軍を圧倒していく。
二人は背中を合わせ目の前に襲いかかってくる兵士達を一人、また一人と確実に射殺していく。
風を纏った二本の剣がかまいたちの様に離れた男の首を落とすと負けじと一本の長剣が炎を纏い敵を焼き切る。
こんな所では死ねない。
二人は自らが従うと決めたコートの男が戦う姿を脳裏に焼き付け敵を打ち倒していくのだった。
―――☆―――☆―――☆―――
リュートが大剣を薙ぐ。
その一振りで兵士達が5人切り伏せられる。
止まらない。
兵士達が目に映るかどうかすら疑わしい速度でリュートは兵士の群れを一人駆け巡る。
槍が、剣が魔法が、リュート一人目がけ飛び交う。
が、それは何の意味も持たない。
防御すらせずリュートの体に剣が、槍が向かい、魔法が当たる。
だが刃が通らない。魔法が効かない。
コートへと通した魔力がその攻撃を全く意味の無いものにし。リュートはただ無心で大剣を振る。
魔王
兵士達はその姿を見てそう思っていた。
或いわ悪鬼羅刹か。
たった一人巨大な大剣を振り死をまき散らし軍を瓦解していくその光景に恐れおののいていく。
ものの数分で中央の陣は全滅。追い打ちとばかりにコートの男が左翼を担う兵士の命を刈り取り全滅も時間の問題だろう。
その場の兵士皆がそう感じた。
が。
なんだ!?
悪寒を感じたリュートの目の前に雷光が走った。
雷を伴った剣、それがをリュートを襲ったのだ。
咄嗟にリュートはその剣にカタルシスをぶつける。
目の前で火花が散り周囲に雷が迸しり兵士達を焼いていく。
強い!
ぎりぎりと剣がぶつかり合うつばぜり合いの中リュートは相手を見た。
その姿は一度は目にした男。
(アルバイン)
アルバトロスを裏切り敵へ寝返ったアルバインだった。
「お前……」
相手を見たリュートは怒りに目を見開く。
左手の手甲へと魔力を注ぎ強化するとカタルシスに掌底を放つ。
魔剣技:重打
殴りつけられるカタルシスの勢いに耐え切れずアルバインは後方へと吹き飛ぶが何事もなかったかのように着地する。
「飛んでもない方ですね」
戦場の中、さもなんともないようにアルバインは告げた。
「アルバイン……お前は」
応えるリュートの声は低い、大剣を握る力を強くし。今にも飛びかからんと姿勢を低くしている。
「裏切った事を怒っているのですか?」
「当たり前だ!」
「仕方がありませんでした」
アルバインは悲しそうな顔をしながらそう告げる。
「何がだ……?」
「僕だって裏切りたくなかったんですけどね。声が聞こえるんですよ」
「声?」
「その声が告げるんです。ナーガディアンを滅ぼせって」
「なんだそれは?」
「ええ、子供の頃からたまに聞こえてたんですけどねここ最近は酷くて」
「僕は勇者だからって。悪国ナーガディアンを滅ぼせって毎日の様に告げてくるんです」
「勇者……だと……?」
リュートの脳裏にかつてその言葉を告げた老人が頭によぎった。
「はい。それで気がついたらこうなってました。おかしいですよね? 今では自分の意志なのかその声の意志なのか……分からなくなってしまったんですよ……」
そういって悲しいのか、楽しいのか分からないような顔で笑うとアルバインは剣を構える。
「そう、分からなくなったんです。いつのまにか裏切ってました」
アルバインの剣から雷が迸る。
「分からなくなったんです。いつの間にかこうして君に剣を向けてます」
言いながらアルバインが剣を振る。
雷が周囲に飛び散りリュートは大剣で受け流す。
「凄いなぁ、防ぐんですか?それ」
さも嬉しそうにアルバインは笑う。
壊れてやがる。リュートはそう思う。
アルバインの瞳には理性的な色がない。
いつか庭園で見た理知的な顔とは全く違う。
そして。
勇者。
かつて聞いた話がリュートの頭で鳴り響く。
「それじゃあ行きますね。申し訳ないですが死んでください」
アルバイン――勇者が踏み込んできた。
剣線が飛び交い辺りに火花が散る。
成人となり類を見なかった筈の身体能力にアルバインは着いてくる。
周りに居る兵士達を造作ともせず。リュートとアルバインは剣をぶつけ合う。
その乱戦は辺りの兵士達を傷つけ兵士達は恐れおののき距離を取る。
兵士達には何が起こってるのか分からない。
だが戦をしている場合ではないと皆分かっていた。
そんな事をしていようものならいつ死神の鎌が自分へと向かうか分かったものではない。
その恐怖が兵士達の目を二人へと釘付けとしていた。
両者から雷が飛び交う。
ライトニング。
双方が同じ魔法を放ち雷撃がぶつかりあう。
すぐさまどちらともなく駆け剣を薙ぐ、避ける、或いは剣をぶつけ合い事態は硬直していく。
―――☆―――☆―――☆―――
アリアは遠目にその姿を見ていた。
心臓がバクバクと脈打っている。初めての戦場。人の死。繰り広げられる光景、とっくの昔にアリアの許容量など超えて居る。だが様々な感情がアリアを締め付けるも毅然と兵を見守っている。
右翼では激しい戦いが繰り広げられている。
ダガーとナターシャが次々と兵士達を打ち倒して居る。
ナーガディア軍3千、対するミクトランテ軍5千
戦術をしらないアリアには見てるしかできなかったが。
ダガー、ナターシャ、キファを含む白双牙。リュートの仲間が劣勢を覆していた。
だが通常の戦の要諦を成す右翼と比べ左翼は全くの異質だった。
アリアはその目で二人の男を追う。
自身の護衛と、自身が兄だと思っていた相手。
何か話しているのは分かったが何を言ってるのかまでは聞こえなかった。
そんな二人はどちらともなく争いを始め剣をぶつけ合っている。
アルバインの裏切りを聞いて昨日の今日。健気に立ってはいるが足に力は入らず今にも崩れ落ちそうだった。
そしてアルバインの強さ。
リュートが強い事は知っている。だが兄はあんなにも強かったのだろうか?
あまり見たことは無いがそれでもリュートの動きについて行けるとは思っていなかった。
恐らくは自分の為に立ってくれたリュート。
その彼には死んで欲しくない……
アリアは手を硬く組み祈りを捧げる。
無事でいてください……リュート様……
―――☆―――☆―――☆―――
「本当に凄いねリュート君」
距離をとったアルバインが告げる。敵を賞賛するアルバイン。息も絶え絶えにリュートを見ている。
「勇者ってのも凄いんだな」
対するリュートの息も若干荒くなってきている。
だが二人が織り成す剣舞は終着に近づいていた。
かつてレイスは言った。成体となれば止められるものはいないかもしれないと。
その言葉を体現するかの如くレイスと同じ超人種の勇者を徐々に押し始めていた。
そんな中不意にアルバインは訪ねる。
「ねぇ、何をそんなに怒っているのかな?」
アルバインの瞳には最早理性的な輝きはない。現れた最初こそ悲しそうな表情をしていたが今ではその顔には狂気じみた笑みが浮かんでいる。
最早壊れてしまっているのだろうアルバインは心底分からないといった表情だ。
「…………」
笑みを崩し無表情となったリュートは黙っている。
「黙ってちゃ分からないよ?」
「ねぇ何か――」
「お前は!」
リュートは声を荒げアルバインの声を遮った。
「お前がどうなったなんて知らない」
一呼吸置き落ち着いた声で、だがとても力強く意志の籠もった声を上げる。
「勇者がどうとか、英雄がどうとか、どうでもいい」
「だがな。てめぇは家族を裏切った」
アルバインは黙って聞いている。
「誰よりも信頼を寄せてくれる者を裏切ったんだ」
それはかつての青年の叫びだったのかもしれない。
「たった15の小娘が父親を亡くし、兄に裏切られ、浸る間もなく堪えて踏ん張ってんだよ!」
リュートは大剣を肩へと担ぎアルバインを睨む。
「そんなもん全部この俺がぶっ壊してやるよ!」
叫ぶと同時アルバインへと踏み込んだ。
「がぁああああああああああああああ!」
全てを破壊せよと心は叫ぶ。
荒れ狂う重力の魔力をカタルシスへと宿し。
漆黒に染まったカタルシスを袈裟切りに振り抜いた。
その黒い刀身はアルバインの体を斜めに切り裂き。
そして勇者は崩れ落ちた。
倒れる瞬間。アルバインは笑った気がした。
ご意見、ご感想お待ちしております。




