乱闘のメロディの先にある頂点に
~~~渋谷~~~
「そんなぁ・・どうして・・中野さんっ・・中野さんっ・・」はるか
飛び交う情報。
荒尾死亡。
中野爆死。
「・・・荒尾君が出る予定だったか・・」幹部川上
「そう・・殺しにかけては天下一品・・確かに、敵わない・・荒尾が出たら」石川
勝つ喧嘩を知っている。
「初めての敗北か・・中野」萩原
「ぐすっ・・初めて?」はるか
「中野はねえ・・いうても東京のドンになった男だよ・・
東京大戦争・池袋大戦争・第二次六本木戦争とすべて勝って来た男だ」萩原
「・・・最後の言葉は、ヤクケンさんに向かって、
それでも、お前が勝つんだろうな・・らしいです・・」幹部川上
「そんなになの?どうして死人が出るの?・・
決戦まで、あと少しじゃない・・」はるか
「・・・はるかちゃん・・もう、武藤は隠した安全の為
そして・・・浜野だが・・」川上
「もう罠かも知れん・・もし武藤・浜野で出て浜野が裏切ったら・・」萩原
「そんなっ・・ありえないよ・・
だって女絡みの事で揉めてウチに・・」はるか
ヒチの件ではなく、別件で揉めた模様
「じゃあ・・出すのは、リカちゃん?」はるか
「妥当かと・・」川上
迷走しだす、プレジェイ。
~~~池袋~~~
「・・・・・金山ぁ・・・」渡辺
「・・・・・・・・」うなだれる金山
兄貴分荒尾が死んだのだ
「だがさすが中野さん・・確かに、殺し合いの喧嘩なら荒尾・・」渡辺
そうっ・・これは殴り合いじゃなく、殺し合い・・
そこまでの気持ちが無いとすぐやられる。
「・・阿久津と、カツオは?」金山
「万全だ。動ける爆撃系が全員ガードしてる」渡辺
「もうすぐ・・・・決戦は夜8時からか・・」金山
「ああ・・渋谷のあの場所で・・」渡辺
~~~六本木~~~
「すまんなユリア・・お互い水に流して、がんばろうじゃねえか」椎名
「・・ええ・・・」ユリアやっと、松葉杖くらいだが・・
「間に合うか?いつだっけ?」椎名
「六日後の夜8時からなんで、30分前に、ここに集合で」(くく・・)ユリア
~~~渋谷~~~
「若手だけにしようって、電話です大花さんから・・」川上
「そうだね・・中野さんの言い出した事だし・・」はるか
(負けられない・・中野さんの為にも・・
そして支えてくれてるみんなの為にも・・)はるか
~~~~~~
そして遂に、決戦当日
まず、動いたのは・・・
「くく・・行かせないよ・・このアホたれが・・」ユリア
「なっ!裏切ったな!ユリア!」椎名
六本木でユリアが兵隊を引き連れ椎名を襲撃。
「くっ!」(まずい。早く行かないと始まる・・)椎名
渋谷とは別で、大乱戦が勃発。
抗争とは、いつもそんなもの。
~~~~~渋谷の決戦場~~~~~
ここに居た・・・
石川・萩原
ヤクケン・荒尾・藤原
馬場
ひとみ・金山・渡辺
岩永
山本
ユリア
歴代の悪ガキのたまり場
「はるかちゃん・・うまく椎名さんは、ユリアが・・」川上
「うんさすが。助かるよ場を荒らす者が現れなくて・・」はるか
待ち構えるプレジェイ陣
まず現れたのは・・・
「名簿でも出すのか?」渡辺
爆撃。小細工無し。真っ直ぐに、阿久津とカツオを連れて・・・
「一応・・不備が無いように・・」川上
「急に、負けてそいつは代表じゃなかったとか、言われてもこまるんで・・」はるか
「ドキっ!!」「ドキっ!!」 っと、する渡辺と金山
「ああ・・俺と萩原が確認するぞ・・名簿に名前書け」石川
「ふっ・・はは・・ウチは阿久津と、カツオだ・・」渡辺
「はは・・当たり前だよ・・そんな汚い事するわけないよ。」金山
(あれ以来動きが無いと、思ってたら、やっぱりこれだったか・・)はるか
あの、汚い渡辺と金山が動きがなかったので、
色々考え答えを出したはるか。不正防止・・
はるかの不思議な能力、読み・・・
(ちきしょうっ!先に二人使って、後で、こっちが代表だって、
阿久津とカツオ出す予定だったのに・・)渡辺
(実質、大花2プレジェイ2爆撃4の構図が、崩れ去ったかっ・・)金山
渡辺が紙に名前を書き、石川に提出。
そして・・
「来たっ・・ヤクケンさん・・」川上
「真美さんもか・・まあ当然・・」はるか
そして大花組の組員も大勢・・
「一応、そちらが負けて、逆ギレで襲われないようにね・・」ヤクケン
「まあ、ボディーガードやっ」真美
そして、岩永に山本も到着
(岩永・・もう少し、信じてやれや・・・)ヤクケン
そうヤクケンが思ったのは、岩永も山本も覇気が無い・・
(くっ・・慶太さんっ!絶対勝つから!絶対に!)はるか
「バッ!!」
「えっ!?」一同
急に山本が竿付きの旗を取り出し、広げて地面に・・
「さっ・・三代目プレジェイ・・」
「伝説の復活か・・・」
「ふっ・・おいっ」そしてヤクケンも・・
「バッ!!」
「うおっ!!」
「マジか!本物だ・・」
初期の・・
ヤクケン・荒尾・藤原が居た頃のエースオブドラゴンの旗
これも、プレジェイの旗の隣に・・
そして・・
「出せっ・・」渡辺
「はいっ」
「うおおおこっちもマジか!?」
「さっ・・三代目渋谷爆撃!!?」
三つ並ぶ旗
近くにちょうど旗竿を立てれそうな物も
「くく・・勝ったチームがこの渋谷に掲げるか・・」ヤクケン
「ええ。ウチが勝てば、継がす!三代目渋谷爆撃を!」渡辺
「ウチも!勝てば三代目プレジェイに!」はるか
誰もが鳥肌。伝説のチームの旗が今ここに三つも・・
「名簿を書け・・代表を・・これで正式に・・」石川がヤクケンに紙を渡す
「なるほど、不正防止ね・・」ヤクケンが書きながら
「おらへんわ、負けて急にそれ代表じゃないなんて言うそんなセコイ奴。」真美
「・・・・」渡辺
「・・・・」金山
モジモジしてる二人
(誰だ?大花は?なんか、いっぱい人居て、誰が居るやら・・
橘さえ、見えない。ガードしてるのか決戦寸前まで?)はるか
「・・・・・・いいのか?」石川
「別に問題は・・」ヤクケン
(なんだ!?石川さんしか、まだ分からない・・・・
唯一爆撃は宣言した阿久津・カツオ・・いやっこれも、まだ確定じゃない・・
最後の最後で呼ばれ、出てきた選手・・)はるか
「・・・はるか・・」紙を、はるかに渡す石川
「はいっ」丁寧に書き込むはるか
何か、少しでも、ゲンを担ぐというか・・
「・・・そうか・・・華を取ったか・・」石川
「・・ええ・・もう後悔はないです・・・」はるか
「スッ・・」石川がすべての名簿を萩原に渡す。
「・・・・・・どうすれば・・・」萩原が名簿を見て何やら悩んでいる模様
「まかす・・まだ答えは出てない・・」石川
「うん・・先に答えを出すか・・」萩原
「・・・じゃあ、代表を呼ぶっ。呼ばれた者は、前へ!!!」萩原
「うおおおおおおお」
一発勝負の若手のバトルロイヤル。
ヤクケン
岩永
渡辺
勝てば、4凶の金庫を・・そして日本のアウトローのトップに。
「・・まず、爆撃・・・阿久津っ!カツオ!」萩原
「しゃあああああ!」阿久津
「極悪非道の爆撃参上だぁこの野郎!」カツオ
士気は高い。あふれ出るほどの闘志も。
(まず、順当なところが・・・)はるか
「・・・・・・・・・・」少し悩む萩原 どちらを先に発表するか・・
「エースオブドラゴンっ・・・」萩原
「おおお・・・・・・」固唾を呑む関係者一同
「橘っ!・・・・・」萩原
(まあ。順当・・・そして問題のもう一人・・・・)誰もが、こう思い・・
「続いて、プレジェイっ・・」萩原
「なっ!!!」
「えっ!!!」
「どういうっ!」
「まさか・・・」
「くくく・・・俺じゃ不満か!?」橘
「しゃあっ!見せたれっ!エースオブドラゴンの強さ!」真美
「なっ!マジか!?」渡辺
「・・・・・」はるか
ざわついている渋谷
まさかの、大花陣営は橘ただ一人?
「・・・いいか・・・」萩原
「ああ・・もう、落ち着いてきた」石川
「・・では続ける・・最後・・」萩原
(誰だ?誰が出る?武藤はほぼ確定・・)誰もがここまでは・・
「プレジェイっ・・・・」萩原
「ごくっ・・・」
「武藤っ!・・・・・以上っ!」萩原
「うおお」「なっ!」「なんだと!」
渋谷の、どよめきが東京中に突き抜ける
開始前から、
いきなり大波乱の渋谷バトルロイヤル
最後に立って居るのは・・・
最後に旗を立てるのは・・・
誰が・・・
突き抜ける・・・・・この夜を。
乱闘のメロディの先にある、頂点に。




